礼拝メッセージ」カテゴリーアーカイブ

喜び、神を賛美する(2023.12.24)

聖 書

羊飼いたちは、見聞きしたことがすべて天使の告げたとおりだったので、神を崇め、賛美しながら帰って行った。(ルカによる福音書 2章20節)

礼拝音源(32MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編149編3~4節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 258 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編72編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ルカによる福音書 2章8~20節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「喜び、神を賛美する」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 263 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. 「大きな喜び」を告げられた
イエス様が生まれた時、主の天使が羊飼いたちにそのことを告げました。突然の出来事に彼らは恐れましたが、それは彼らが待ち望んでいた救い主が生まれたという、喜びの知らせでした。そして、羊飼いたちは、この知らせを告げた天使と天の大軍が神を賛美するのを聞きました。

2. 羊飼いたちは知らされたことを見にいった
天使たちが去って行ったあと、知らされた出来事を見るために羊飼いたちは出かけました。そして、告げられた通りの「飼い葉桶で寝ている乳飲み子」を見つけました。天使が告げたことが本当だった、とわかった羊飼いたちは、自分たちが見て確かめた喜びの知らせを他の人々に知らせました。

3. 羊飼いたちは神を崇め、賛美した
救い主としてイエス様が生まれたことを告げた天使たちは、神の栄光が現わされ、地の上に神の平和が与えられたことを賛美しました。その賛美を聞いて乳飲み子のイエス様を見に行った羊飼いたちは、天使が告げたとおりだったことを知って、同じように神を賛美しました。
天使は「すべての民に与えられる大きな喜びを告げる」と言いました。今私たちにも、この大きな喜びが与えられます。イエス様を私の救い主として信じて救いを受け取り、喜びをもって神を賛美しましょう。

全ての人に備えられた救い(2023.12.17)

聖 書

これは万民の前に備えられた救いで 異邦人を照らす啓示の光 あなたの民イスラエルの栄光です。(ルカによる福音書2章31~32節)

礼拝音源(32MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 エフェソ 2章4~5節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 299 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編71編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ルカによる福音書 2章22~38節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「全ての人に備えられた救い」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 247 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1.律法のとおりに主に献げられる
イエス様の両親は、律法の定めに従ってイエス様を主に献げました。それは、人としてこの世に来てくださり、人として生きてくださったことを証ししています。献げものからも、へりくだって貧しくなってくださったことがわかります。

2.救い主を待ち望んでいた人たち
聖霊によってメシアを見るまでは死なないと告げられていたシメオンは、救い主メシアを待ち望んでいました。その人がイエス様を見た時、この幼子こそメシアだとわかり、神様を褒め称えました。ちょうどその時、神殿を離れずに神に仕えていたアンナという預言者もイエス様を見て感謝を捧げました。彼女もメシアを待ち望んでいた人であり、同じように待ち望んでいた人々に伝えました。

3.全ての人に備えられた救い
シメオンは、幼子を見て「主の救いを見た」と、約束されていたメシアを見ることができたと言いました。この救いは「万民のために備えられた救い」だと言いました。それは、異邦人にもイスラエル人にとっても救い主となられた方だからです。イスラエルの人々にとっては神の民としての回復を、そして異邦人も同じように神の民として、神と共に生きることができる命を与えてくださるのです。神に背き、神と無関係に生きていた者を、神のものとしてくださる。それが、イエス様によって与えられる救いです。この恵みを感謝して受けとり、神と共に歩みましょう。

全能の神(2023.12.10)

聖 書

神にできないことは何一つない。(ルカによる福音書1章37節)

礼拝音源(32MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編37編4~5節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 83 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編69編1~19節
会衆祈祷 一  同
聖  書 ルカによる福音書1章26~38節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 鎌野かをり副牧師
宣  教 「全能の神」 鎌野かをり副牧師
祈  祷
賛  美 298 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 鎌野かをり副牧師
後  奏

宣教要旨

1. 全能の神
神が全能なお方であるというのは、神にとって不可能なこと、お出来にならないことは何一つないということ。神が語られた言葉、神が語られた事柄はそのようになるということ。神の約束は必ずその通りに実現するということです。全能の神は、神の御心を、神のご計画されていることを、人を用いて行われるのです。クリスマスの出来事は、神が全能であられることが現されています。それらの出来事は、私たちの目には不思議と思えるような出来事です。

2. 全能の神を信じる
「神にはできないことは何一つない。」と天使から聞いたマリアは、「お言葉どおりこの身になりますように。」と答えました。マリアはみことばを聞き、受け止め、従いました。神が語られたことは必ず実現する、だから神の語られたことが私のうちになされるようにと、信仰によって受け入れたのです。聞くことから信仰は生まれ、信仰によって従うことが出来るのです。2000年前、神は預言者によって語られていた救い主、イエス・キリストをこの世に遣わされました。私たちの救いのためです。そのことが実現するために、マリアを選ばれたのです。神はご自分の御心を行うために、神の約束を実現するために、人を用いてその業なされます。みことばを聞き、全能の神を信じ、御心が私のうちになりますようにと応答する歩みをさせて頂きましょう。

イザヤが人々にこのことを伝えたのは、イエス様がこの世に生まれる700年以上も前のことでした。ユダヤ人たちは、希望を持ってこのことを伝えていきました。そして、イエス様の弟子たちはこの預言が成就したことを証しし伝え、多くの人がこの恵みを受けています。(使徒8:26〜40)

預言の成就(2023.12.3)

聖 書

主は彼を打ち砕くことを望まれ、病にかからせた。彼が自分の命を償いのいけにえとするならその子孫を見、長寿を得る。主の望みは彼の手によって成し遂げられる。(イザヤ書 53章10節)

礼拝音源(47.1MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編46編9節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 231 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編67編
会衆祈祷 一  同
聖  書 イザヤ書 53章1~12節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「預言の成就」 仁科共子牧師
祈  祷
聖 餐 式 新49
12月誕生者祝福 詩編4編8〜9節
賛  美 298 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

イザヤは神様から告げられたことを人々に伝える預言者として仕えました。この53章には、罪の贖いの捧げ物としてその命を捧げられたイエス様のことが書かれています。

1. 私たちの身代わりとして
私たちは神様を離れ「羊の群れのようにさまよい、それぞれ自分の道に向かって行った」者でした。主なる神様は、そのような私たちの全ての過ちをイエス様に負わせられました。イエス様が私たちの身代わりに負ってくださったので、私たちは癒され、平安が与えられたのです。

2. 神のみこころを成し遂げられた
イエス様が病を負い、打ち砕かれることは神様の御心でした。虐げられ、苦しめられても口を開かず、弁護も抗議もしないでその苦しみを従順に受け入れられました。こうして、イエス様は私たちのための償いのささげ物としてその命を捧げてくださり、みこころを成し遂げられたのです。

3. イザヤによって伝えられた神様の計画は実現した
イザヤが人々にこのことを伝えたのは、イエス様がこの世に生まれる700年以上も前のことでした。ユダヤ人たちは、希望を持ってこのことを伝えていきました。そして、イエス様の弟子たちはこの預言が成就したことを証しし伝え、多くの人がこの恵みを受けています。(使徒8:26〜40)

救わないことで救う(2023.11.26)

聖 書

「他人は救ったのに、自分は救えない。メシア、イスラエルの王、今すぐ十字架から降りるがいい。それを見たら、信じてやろう。」(マルコによる福音書15章31、32節)

礼拝音源(34.7MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 ペトロの手紙一2章25節 司 会 者
頌  栄 288 一同起立
賛  美 2 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編66編
会衆祈祷 一  同
聖  書 マルコ 15章16〜32節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 鎌野直人副牧師
宣  教 「救わないことで救う」 鎌野直人副牧師
祈  祷
賛  美 299 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 鎌野直人副牧師
後  奏

宣教要旨

1 十字架に架けられる王
イエスはローマ帝国への反逆者として十字架に架けられた。兵士たちはユダヤ人の王、万歳、と語ったり、王としての服を着せたりして皮肉った。ゴルゴタへと送られたイエスは、ぶどう酒を受け取らず、十字架に架けられることを受け入れた。
2 十字架に架けられるダビデの子
イエスは服を奪われて、裸にされた。ユダヤ人の王と罪状書きに記され、二人の強盗が左右の十字架に架けられた。これこそがイエスの王座である。人々は頭を振り、イエスを罵った。詩編22編の通りの出来事がイエスこそダビデの子であることを指し示していた。本当の敵は人々の皮肉を用いてイエスの王であることを隠そうとする。しかし、全く抵抗しないことによって、イエスは本当の敵と戦った。
3 救わないことで救う
皮肉を語る人の口から溢れるのは真実である。イエスこそ、神殿を三日で建てるイスラエルの王であり、自分を救わないことで他人を救う。十字架から下りてこないことで敵を打ち破る。つまり、本当の敵はローマ帝国などの人ではなく、悪魔と罪の力である。その支配下にある人々は真実が分からず、皮肉を語ることしかできない。しかし、抵抗しないことによって敵に勝ったイエスが真実を明らかにする。このように、十字架は本当の敵が誰で、自分が誰の支配下にあり、救い主が誰かを示す。この福音を信じ、受け入れるとき、赦しと勝利があなたのものとなる。

平和な生活を送るために召された(2023.11.19)

聖 書

その結果、あなたがたはどんな賜物にも欠けるところがなく、私たちの主イエス・キリストが現れるのを待ち望んでいます。(1コリント 1章7節)

礼拝音源(37.4MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 コロサイ 3章15節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 2 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編65編
会衆祈祷 一  同
聖  書 1コリント 7章1〜16節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「平和な生活を送るために召された」 仁科共子牧師
祈  祷
献児式'(第一礼拝)
転入会式(第二礼拝)
賛  美 516 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. 不品行を避けるために
コリントの社会にある不道徳な生活が、教会にも影響を与えていました。パウロは、そのような不道徳、不品行に負けないために、結婚するようにと勧めています。それは、消極的な意味ではなく、結婚は神によって定められている正しい生き方であるからです。また、夫婦が祈りに専心することの大切さを教えています。こうして、誘惑に陥らずに、祝福された結婚生活を送ることができるようになります。

2. 結婚したなら離婚しないように
コリントの社会では離婚が日常的にあったようですが、教会のクリスチャンたちには離婚しないようにと教えています。また、伴侶が信者でない場合、その人が一緒にいることを望んでいるなら別れてはいけないと教えています。伴侶の信仰による生き方を受け入れて神の祝福を受けているからです。

3. 平和な生活を送るようにと召された
神は結婚生活も平和に暮らすようにしてくださっています。この「平和」は、神が与えてくださるものです。この手紙の最初のところでパウロは、「あなたがたはキリストにあって、・・・すべての点で豊かにされ・・・どんな賜物にも欠けるところがなく・・・。」と、あなたがたはキリスト・イエスによって与えられている神の恵みに生かされていると語ることから始めました。問題を解決する知恵と力はキリストにあり、平和な生活を送ることができるようにしてくださるのです。

子どものような心で生きる(2023.11.12)

聖 書

言われた。「よく言っておく。心を入れ替えて子どものようにならなければ、決して天の国に入ることはできない。」 (マタイによる福音書18章3節)

礼拝音源(27.8MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 箴言3章5〜6節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 105 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編64編
会衆祈祷 一  同
聖  書 マタイによる福音書18章1~5節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「子どものような心で生きる」 仁科共子牧師
祈  祷
幼児成長祝福式 484
賛  美 543 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. 天の国では、誰がいちばん偉いのでしょうか
弟子たちはイエス様に「天の国では、一体誰がいちばん偉いのでしょうか」と聞きました。彼らは、自分が他の者たちより上に立ちたいと思っていたようです。この世の「価値がある」とされるものを求める心から出ている考えです。イエス様は、その質問に対して、子どもを彼らの真ん中に立たせて答えられました。

2. 子どものように自分を低くして
イエス様は、「天の国でいちばん偉いのは、子どものように自分を低くする者」だと答えられました。「自分を低くする」というのは、謙遜な心になるということです。そして、天の国には、「心を入れ替えて、子どものようにならなければ入れない」と言われました。「心を入れ替える」とは、それまでの考え方をやめて新しい方向へ向かうことを意味しています。偉くなりたいというこの世の価値観ではなく、謙遜な天の国の価値観で生きることへと方向転換していくことです。

3. 謙遜な心で生きる
謙遜な子どものような人を受け入れる人は、イエス様を受け入れるのとおなじだと言われました。「謙遜な子どものような人」とは、イエス様を信じている人のことで、天の国に入った人です。それは、イエス様と共に、イエス様のように生きている人です。そのような人を通して、他の人たちはイエス様を知っていきます。子どものような謙遜な心で、お互いを大切に思って支え合って生活しましょう。

神が慰めてくださる(2023.11.5)

聖 書

神は、どのような苦難のときにも、私たちを慰めてくださるので、私たちも神からいただくこの慰めによって、あらゆる苦難の中にある人々を慰めることができます。 (2コリント 1章4節)

礼拝音源(35.8MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編23編4節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 111 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編63編
会衆祈祷 一  同
聖  書 2コリント 1章3〜11節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「神が慰めてくださる」 仁科共子牧師
祈  祷
11月誕生者祝福 (エフェソ3:14~16)
賛  美 533 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1.慰めに満ちた神が慰めてくださる
パウロは、「私たちの父なる神」は「慰めに満ちた神」であり、この神が私たちを「どのような苦難のときも慰めてくださる。」といっています。神の慰めは、私たちの苦しい思いを慰めてくださるというだけではありません。苦しみの中にあっても私たちに希望を与え、生きる力を与えるものです。

2. キリストによって慰められる
この神の慰めは、キリストによって受けることができます。キリストの十字架の苦しみと死によって私たちは神のものとされました。復活のキリストの命によって生きる者とされたのです。その私たちにキリストによって神の慰めが私たちの内に満ち溢れています。この慰めは、苦しみに耐える力となります。

3. 慰められて他の苦難のなかにいる人を慰めることができる
キリストによって、私たちが苦しみの中で神から受けた慰めによって、私たちもほかの人たちを慰めることができます。「どのような苦難のときにも」慰められた私たちは「あらゆる苦難のなかにある人々を」慰めることができるのです。
パウロは、「生きる望みを失った」苦難の中で、ただ神だけを頼り、神に望みを置きました。私たちの生活も、苦しみ悩みは尽きません。私たちも慰めに満ちた神に信頼し、その慰めに満たされて、共に慰め合い支え合って歩ませていただきましょう。

イエスを見て喜んだ人たち(2023.10.29)

聖 書

こう話していると、イエスご自身が彼らの真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。 (ルカによる福音書 24章36節)

礼拝音源(32.8MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編107編1節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 129 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編62編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ルカによる福音書 24章36~43節
使徒信条 93-4 1A 一  同
証しと演奏
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「イエスを見て喜んだ人たち」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 430 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. 復活されたイエス様が弟子たちの前に現れた
イエス様は十字架で死んで葬られた後、復活されて何人かの弟子たちの前にあらわれました。それから、弟子たちが集まって、復活したイエス様に会った弟子が他の弟子たちに話しているときに、また現れてくださいました。復活されたイエス様を見た弟子たちは恐れました。現実のこととは思えなかったようです。
2. 恐れから喜びに
恐れおののいている弟子たちにイエス様は語りかけられました。「まさしく私だ」と言って、彼らにしっかり見るように、触ってよく見るようにと言われました。たしかにイエス様だとわかった弟子たちの心には喜びがわきあがりました。それでも弟子たちはまだ信じられなかったようです。それほど、驚くことだったのです。
3.  イエス様が信じることができるようにしてくださった
見て触って確かめるだけでなく、しっかり信じて受け止め、喜びに満たされるために、イエス様は聖書から教えられました。「聖書を悟らせるために彼らの心を開いて」話されたのです。(ルカ24:45)現実に目の前に見ても不思議がっていた弟子たちが、イエス様の死と復活の意味を理解し、イエス様の弟子として喜んで従っていくことができるようにしてくださいました。
私たちも、イエス様にお会いして、信じることができるように教えていただくことができます。そして、喜びのある人生を与えていただけるのです。

悲しみから喜びへ(2023.10.22)

聖 書

主はこの母親を見て、憐れに思い、「もう泣かなくともよい」と言われた。(ルカによる福音書 7章13節)

礼拝音源(32.2MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編19編9節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 493 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編61編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ルカによる福音書 7章11〜17節
使徒信条 93-4 1A 一  同
証しと演奏
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「悲しみから喜びへ」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 472 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

I. 悲しみの中にある母親
イエス様がナインという町に近づかれた時、町から大勢の人たちが出てきました。それは、一人息子を亡くした母親に付き添って葬るために出て行く人たちでした。夫を亡くし、一人息子にも先立たれた悲しみの中にある母親でした。悲しみと嘆きに満ちた人々をイエス様はご覧になりました。

II. 悲しむ母親を慰められるイエス様
唯一の拠り所である一人息子を亡くした母親の悲しみはどんなに大きかったことでしょう。イエス様はその母親の姿を見て「憐れに思い」声をかけられました。この時のイエス様は母親の悲しみに深く共感した「憐れみ」を表されました。そして「もう泣かなくとも良い」と慰められました。

III. 悲しみが喜びに変わる
母親に慰めの言葉をかけたイエス様は、棺に触れて「若者よ、起きなさい」と棺の中の息子に呼びかけられました。するとその息子が起き上がって話を始めました。信じられないような奇跡が行われました。イエス様は生き返った息子を母親にお返しになりました。この時、母親の深い嘆きは、大きな喜びに変わりました。

イエス様は、私たちの悲しみ嘆き、苦しみに深く共感して慰めてくださいます。その慰めは、言葉だけではなく具体的な助けを与えてくださり、悲しみを喜びに変えることができるものです。愛していてくださるイエス様に信頼しましょう。

神は誰を用いるのか(2023.10.15)

聖 書

仕え女を慎みのない女だと誤解なさらないでください。積もる憂いと苦しみのため、今まで神と語らっていたのです。(サムエル記上 1章16節)

礼拝音源(33.9MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編68編20節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 497 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩篇60編
会衆祈祷 一  同
聖  書 サムエル記上 1章1~19節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 鎌野直人副牧師
宣  教 「神は誰を用いるのか」 鎌野直人副牧師
祈  祷
賛  美 509 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 鎌野直人副牧師
後  奏

宣教要旨

Ⅰ. 家族の無理解
エルカナには、ペニナとハンナという二人の妻がいた。彼は彼女たちとシロにある聖所で毎年、ささげ物をした。その際、二人の妻にも贈り物をするのだが、子どものいないハンナに僅かしか与えられなかった。多くの子どもがいるペニナはこの時とばかりにハンナを悩ませ、ハンナは悲しみ、傷んだ。この年も、それは変わらず、ハンナは泣き、食事もしない。夫のことばも焦点がずれており、その悲しみは増すばかりであった。主は理不尽にも彼女の胎を閉ざしていた。

Ⅱ. 不適格な祭司
傷む心のハンナは、夫の許可もなく主の宮で祈り、自分の苦しみを見て、心に留めてくれるように主に祈った。子を与えてくださるなら、主の働きのために彼を献げると誓願した。彼女に注視していたはずの祭司エリはそれを誤解した。自らを注ぎだして祈るハンナを酔っていると思ったのだ。祭司として不適格であったエリも、ハンナを正しく理解したとき、主がその願いを叶えるようにとは語った。

Ⅲ. 悲しみと怒りを通して
ハンナは祈りと祭司のことばを通して変わり、立ち上がって食事をすることができるようになった。驚くことに主は、悲しみ、傷む一人の女性を顧み、ご自身の働きに用いられる。神が誰を用いるのかは十字架が明らかにしている(1コリント1:26-28)。この点について誤解している私たちは悔い改めるべきだ。

仕えるために(2023.10.8)

聖 書

人の子が、仕えられるためではなく仕えるために、また、多くの人の身代金として自分の命を献げるために来たのと同じように。(マタイによる福音書 20章28節)

礼拝音源(32.0MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 イザヤ書48章17節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 83 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編59編
会衆祈祷 一  同
聖  書 マタイ20章17〜28節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 鎌野かをり副牧師
宣  教 「仕えるために」 鎌野かをり副牧師
祈  祷
献 児 式
賛  美 564 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 鎌野かをり副牧師
後  奏

宣教要旨

この聖書の箇所にはイエスがこの世界に来られた目的が書かれている。

1.受難の告知
イエスはエルサレムに上る途中、12弟子にこれからご自分の身に起こる出来事について話された。それは、十字架への道の苦しみと苦難と復活についてである。しかし、弟子たちはその真意を悟ることができなかった。

2.ゼベダイの息子たちと母
ゼベダイの息子たちと母がイエスのところへ来た。母は、息子たちが御国でイエスの右と左に座れるように、と願い出た。イエスは、あなたがたは間違った求めをしていると指摘する。御国の王座の右と左に座ることは、父なる神によって備えられた人たちに父が与えられるからだ。聞いた他の弟子たちは二人に腹を立てた。

3.仕えるために
弟子たちの中で、誰が偉いのかと権力争いをする様子を見たイエスは、この世の支配者のようになってはならないと言われた。偉くなりたい者は仕える者に、頭になりたい者はしもべになる。イエスがメシヤとして仕えるために、多くの人の身代金としてご自分の命を与えるためにこの世界に来られたからである。仕えるとは、奉仕、奉仕者と訳されることばである。イエスは私たちに仕えて、命を与えて下さった。その恵みのゆえに、私たちは与えられている賜物を用いて、イエスのように仕える者として奉仕するよう招かれている。

代価を払って買い取られた者(2023.10.1)

聖 書

知らないのですか。あなたがたの体は、神からいただいた聖霊が宿ってくださる神殿であり、あなたがたはもはや自分自身のものではないのです。(1コリント 6章19節)

礼拝音源(35.5MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 1コリント1章30節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 56 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編57編
会衆祈祷 一  同
聖  書 1コリント6章12〜20節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「代価を払って買い取られた者」 仁科共子牧師
祈  祷
聖 餐 式 49
10月誕生者祝福 ヨハネ15章9節
賛  美 513 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

パウロはコリントの信徒たちの不品行の罪を指摘しました。そして、キリストを信じて罪を悔い改めるなら命の道に生きることができると教えました。

Ⅰ.すべてのことが益になるわけではない
キリストを信じたものには、「すべてのことが許されているが、すべてのことが益になるわけではない。」ですから、益になることを選んで生きるようにと教えています。「体は主のためにあり、主は体のためにおられる」のであり、主と同じ復活の命に生きています。

Ⅱ.キリストの体の一部とされた
キリストの復活の命に生かされているキリスト者は、キリストの体の一部となりました。それは、主との交わりに生き、主と一つにされて生きることです。そのキリストの体を自分の欲によって不品行な生き方のために使ってはならないと教えています。

Ⅲ.神が代価を払って神のものとされた
神がキリストという代価を払って、私たちを罪の奴隷から買い取り、神のものとしてくださいました。そして、聖霊を与えてくださり、神の栄光を現すものとして生きるようにしてくださったのです。
私たちもキリストという代価によって買い取られて神のものとなりました。私たちは、主の聖餐を受けるときこの恵みを覚えて感謝します。私たちの生活を通して神の栄光が現されていきますように、主の導きに従って生活しましょう。

礼拝ご案内・行事予定(2023年10月)

礼拝はキリスト教会の最も大切な行事です。私たちのいのちの糧である聖書の言葉がわかりやすく語られます。讃美歌を歌い、祈ります。 神さまを讃え、救いにあずかった感謝を表します。

 

◎ 主日礼拝 (毎週日曜日) 第1礼拝 :AM 9:00 ~ 10:00 第2礼拝 :AM 10:45 ~ 11:45 第3礼拝 :PM 5:00 ~ 6:00 ○成人科プログラム (毎週日曜日) AM9:30 ~ 10:15 楽しい聖書の学び 1階集会室にて お話は毎回完結します。 いつでもお入りください。
1日(日) 第1聖日 世界聖餐日礼拝
「代価を払って買い取られた者」
1コリント6章19節
岩を土台とする生涯
マタイ7:24~27
鎌野 健一
8日(日) 第2聖日 神学校デー礼拝
「仕えるために」
マタイによる福音書20章28節
四つの種
マタイ13:1~9,18~23
鎌野 健一
15日(日) 第3聖日 教会学校デー礼拝
「神は誰を用いるのか」
サムエル記上1章16節
七回を七十倍するまで
マタイ18:21~35
増永 茂
22日(日) 第4聖日 伝道礼拝・オープンチャペル
「悲しみから喜びへ」
ルカによる福音書7章13節
祈りと証し
29日(日) 第5聖日 宗教改革記念の日礼拝・オープンチャペル
「イエスを見て喜んだ人たち」
ルカによる福音書24章36節
主の再臨に備える
マタイ25:1~13
鎌野 健一

祈祷会 恵みの分かち合い (毎週水曜日)  AM 10:30 ~11:30、PM 7:00 ~ 8:00

祈祷会は毎日の家庭の祈りに加えてクリスチャンが心を合わせて神に問い、神と語る集会です。キリスト教にとって、祈りは「ご利益の祈願」や「瞑想」ではありません。 神さまのみこころが私たち世界に満ちることを願い、さらに救われたことを神さまに感謝するものです。

10月行事予定

■ 1日(第1聖日)世界聖餐日礼拝 聖餐式  避難訓練
■ 8日(第2聖日)神学校デー礼拝 役員会
■15日(第3聖日)教会学校デー礼拝
■22日(第4聖日)伝道礼拝 オープンチャペル
■29日(第5聖日)宗教改革記念の日礼拝 オープンチャペル

11月行事予定

■ 5日(第1聖日)聖徒の日合同記念礼拝 バルナバミッション祈祷会 教会学校教師研修会3
■12日(第2聖日)幼児成長祝福礼拝 役員会
■19日(第3聖日)礼拝 ハロスマ・ジャンボリー
■26日(第4聖日)収穫感謝日礼拝・伝道礼拝 大掃除

イエスに会って喜んだ人(2023.9.24)

聖 書

ザアカイは急いで降りて来て、喜んでイエスを迎えた。(ルカによる福音書 19:6)

礼拝音源(34.2MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編103編3〜4節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 72 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編56編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ルカによる福音書19章1〜10節
使徒信条 93-4 1A 一  同
証 し
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「イエスに会って喜んだ人」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 461 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

私たちは人生の中で出会った人によって、大きな転機を迎えることがあります。

1 イエス様を見たいと思ったザアカイ
イエス様がエリコという町に行かれた時、そこでもたくさんの人がイエス様を見ようとして集まってきました。その中に徴税人のザアカイという人がいました。彼も、他の人と同じようにイエス様を見たいと思って人々が集まっているところにやってきました。でも、彼は背が低かったので群衆に遮られてしまい見ることが出来ませんでした。

2ザアカイとイエス様の出会い
ザアカイの背が低かったからというだけでなく、当時税金を集める仕事をしていた人たちは不正に税金を集めて私腹を肥やしていた人が多く、人々から嫌われていました。それで、ザアカイを助けてくれなかったようです。ザアカイは、こっそり木の上からイエス様を見ようとしました。ところが、ザアカイがいる木の下にイエス様がこられた時、木の上を見上げて「ザアカイ、降りてきなさい。あなたの家に泊まることにしている」と言われました。イエス様がザアカイに目をとめて声をかけられたのです。

3 喜んでイエス様を迎えたザアカイ
イエス様を自分のところに迎えたザアカイは、転機を迎えました。心を入れ替えて新しい生き方を始めたのです。喜んで、貧しい人を助け、不正に取り立てたものを償うと言いました。イエス様と出会って彼の生き方が変わったのです。