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リバイバルへの期待(2009.1.1)

題   : 「リバイバルへの期待」   宣教:   川原﨑 晃  牧師
聖書  : ハバクク  3章1節~2節
この年、主なる神がご自身の御業を活き働かせてくださり、私たちの信仰が覚醒されるように祈りたいものです。このようなリバイバル(信仰復興)は、どのようにして起こるのでしょうか。

1.神の必然として起こる
預言者ハバククは、国家的危機を嘆きつつ神に訴え、それに対する神からの答えを告げられています(1~2章)。そこには、神が何を語られ、何と答えられるかを聴こうとするハバククの姿勢が伺えます。結論として彼は、「神に従う人は信仰によって生きる」と神から告げられました(2章4節)。その信仰をいただいて祈ったのです(3章2節)。
私たちが危機に直面した時は、神の前に根源的なものを取り上げさせていただく絶好の時です。それは、個人のことだけでなく、家庭においても、教会においても、時に国家的なことにおいても言えることです。その時、「あなた(主なる神)の御業」によって再びいのちと活力を与えていただくのです。これは、ある日の偶然の出来事として起こるのではなく、神の必然として起こります。人間の失望は、神の希望の時なのです。

2.私たちの日々の備えを通して起こる
ハバククは、信仰に生き希望に生きる者に変えられ、もはや見える所によって歩みませんでした。環境を見て失望したり、人生の暗黒面を見て疑問を抱いたりすることはなくなりました。主なる神への信仰が転機となったのです。神に聴こうとする信仰のない所に、神の大きな御業は起こりません。
ハバククは、「数年のうちにも、それを生き返らせ・・・それを示してください」と祈り続けています。これこそが、リバイバルの祈りです。今日までの目を見張るような神の御業の背後にある、積み重ねられた、見えない黙々と祈り続けられた日々のあることを忘れてはなりません。「リバイバルは、私から」と祈りたいものです。
私たちは、リバイバルを必要とし、またそれを期待します。それは、多くの備えられた日々の、ある時にもたらされる神の必然なのです。