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新約聖書

神は私たちと共におられる(2024.12.8)

礼拝配信(10:45より配信が始まります)

聖 書

見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。/その名はインマヌエルと呼ばれる。」これは、「神は私たちと共におられる」という意味である。( マタイ 1章23節 )

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編68編20、21節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 16 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編 146編
会衆祈祷 一  同
聖  書 マタイ 1章18節~25節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 鎌野かをり副牧師
宣  教 「神は私たちと共におられる」 鎌野かをり副牧師
祈  祷
洗 礼 式(第一礼拝) 67 聖歌隊
賛  美 256 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 鎌野かをり副牧師
後  奏

宣教要旨

1. ダビデの子ヨセフ
ヨセフは「正しい人」である。「正しい人」とは律法を忠実に守り、律法に従って生きている人ということ。そんなヨセフにとってマリアの妊娠は、姦淫の罪、マリアの裏切りの結果であるとしか思えなかった。マリアを愛するゆえにヨセフが悩み苦しんで
した苦渋の決断は「マリアと離縁する」ことだった。そのようなヨセフに天使が夢の中で「恐れずマリアを妻に迎えなさい」と語った。それはマリアと共に生きろ、との勧告であった。ヨセフは天使が命じたとおり、妻マリアを迎え入れ、生まれた子に名前をつ
けた。「救い」と名付けられたイエスさまである。イエスさまを養子として迎え入れ、イエスさまの誕生をダビデの系図につなげた。イエスさまの誕生によって、イスラエルの民が罪から救われるだけでなく、全ての人が罪から救われ、そのイエスさまの十字架
によって、信じる者に救いの恵みが与えられている。

2. インマヌエルの預言の実現
23節はイザヤ書7章14節「インマヌエル」の預言がイエスさまにあって実現することを示している。旧約聖書では、神さまがイスラエルの民と共におられる場所は神殿であった。けれども、イエスさまの誕生で、エルサレムの神殿だけでなく、世界のどこででも「神は私たちと共におられる」ことが実現し、その恵みは「世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる」と約束されている。イエスさまの誕生によって私たちに「救い」と「インマヌエル」の恵みが与えられていることを受け入れて、神さまのみわざに感謝して歩ませていただきましょう。

すべての人を照らす光(2024.12.1)

礼拝配信(10:45より配信が始まります)

聖 書

まことの光があった。その光は世に来て、すべての人を照らすのである。( ヨハネ 1章9節 )

礼拝順序

前  奏
招  詞 テトス2章11節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 211 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編 145編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ヨハネ 1章1節~13節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「すべての人を照らす光」 仁科共子牧師
祈  祷
聖 餐 式 49 聖歌隊
賛  美 231 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. 初めに言があった
「言」は、神の独り子イエス様のことです(ヨハネ1:14)。イエス様は、神であり、父なる神様と共におられて、すべてのものを創造された方です。この神の独り子であるイエス様が、人としてこの世に来てくださいました。しかし、この世の人々はイエス様を認めず、受け入れませんでした。

2. 闇の中で輝く光
イエス様は、この世にあってすべての人を照らす光です。この光について証しするために、洗礼者ヨハネが遣わされました。それは、人々が光であるイエス様を信じるためです。光は暗闇のようなこの世で輝いており、闇に打ち勝つのです。

3. すべての人を照らす光
イエス様は、まことの光としてこの世に来られました。そして、イエス様を信じる人々に、神の子となる権能を与えられました。イエス様を神の御子、救い主キリストと信じる人は神の子とされるのです。何の条件もなく、どんな人も、信じる人はだれでも神の子となるのです。

クリスマスは、神の独り子であるイエス様が、人としてこの世に来てくださったことを記念し、感謝をもって礼拝する日です。イエス様によって、神の子としていただいたことを感謝し、闇のようなこの世にあっても、イエス様の光によって歩ませていただきましょう。

宝を天に積む人生(2024.11.24)

礼拝配信(10:45より配信が始まります)

聖 書

あなたがたの宝のあるところに、あなたがたの心もあるのだ。 ( ルカ 12章34節 )

礼拝順序

前  奏
招  詞 1テモテ 1章15節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 211 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編 139編1~12節
会衆祈祷 一  同
聖  書 ルカ 12章22節~34節
使徒信条 93-4 1A 一  同
聖歌隊賛美 新325 聖歌隊
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「宝を天に積む人生」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 481 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. 思い煩うな
イエス様は、弟子たちに「人の命は財産にはよらないからだ」ということを話された後に続いて、「何を食べようか、何を着ようかと思い煩うな」と、言われました。神様が、命のために、体のために必要なものは与えてくださるから、思い煩う必要は無いと教えられたのです。

2. ただ神の国を求めなさい
大切なことは、「神の国」を求めることです。「神の国」はそれを求める者に神様が与えられるものだ、とイエス様は言われました。神の国に生きる者になることができるからです。神様と無関係に、自分の欲と力で生きていた人間であっても、イエス様の十字架の死と復活が自分のためだと信じるならば、神の国に生きる者としていただけます。そして、神様は、神の国に生きる者に必要なものを与えてくださいます。

3. 宝を天に積む
「宝」は、大切だと思うもの、価値があると思うものです。イエス様は、この世で宝を貯めることに心を使うのではなく、天に宝を積みなさいと言われました。それは、イエス様を信じて「神の国」を与えられ、天に心を向けた生き方です。神様が必要なものすべてを与えて養ってくださる生活です。

私たちの心を天に向けて、神様に信頼し、この世の生活に思い煩うことのない人生を歩ませていただきましょう。

星のように輝く(2024.11.10)

礼拝配信(10:45より配信が始まります)

聖 書

この世で星のように輝き、命の言葉をしっかり保つでしょう。( フィリピ 2章15節b~16節a )

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編96編 1節~2節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 205 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編 135編1節~14節
会衆祈祷 一  同
聖  書 フィリピ 2章12節~18節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「星のように輝く」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 484 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. 救いを達成するように努める
パウロは、フィリピの信徒たちに「救いを達成するように努めなさい」と勧めました。この言葉だけを見ると「救われるように努力しなさい」と言っているように思います。しかし、彼は、神様が内に働いてくださり、救いを達成させてくださる、その神様の働きかけに従っていけばよいというのです。

2. 傷のない神の子どもとなる
イエス様を信じて生きる人に対して、「何事も、不平や理屈を言わずに行いなさい」と教えます。それは、イエス様に信頼し、従う生き方です。イエス様は「私に従う者は、命の光を持つ(ヨハネ8:12)」と言われました。そのように、イエス様に従う生き方をする人は、「とがめられるところのない純真な者」「傷のない神の子ども」となって星のようにこの世で輝くのです。

3. 共に喜ぶ
パウロは、フィリピの信徒たちが、神の子どもとして成長していき、星のように輝く者になるなら、自分の労苦は無駄にならないと言いました。彼らのためにどんな犠牲をささげることになっても、そのことを喜ぶというのです。そして、フィリピの信徒たちに対して、パウロと同じようにイエス様に従い、イエス様に仕え、一緒に喜ぶものとなってくださいと勧めています。
私たちも、イエス様を信じて与えられたいのちに成長させていただき、この世にあって星のように輝く者として歩ませていただきましょう。

永遠に変わることのない方と共に(2024.11.3)

礼拝配信(10:45より配信が始まります)

聖 書

イエス・キリストは、昨日も今日も、また永遠に変わることのない方です。 ( ヘブライ 13章8節 )

礼拝順序

前  奏
招  詞 イザヤ 57章15節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 493 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編 133編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ヘブライ 13章7節~16節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「永遠に変わることのない方と共に」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 394 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. 指導者たちの信仰に倣う
この手紙で、信徒たちに、信仰によって生きた人たちの名をあげて、信仰によってキリスト者としてふさわしい歩みをするようにと勧めてきました。そして、指導者たちの生き様を見て、その信仰に倣うようにと勧めます。その人々も決して完全な人ではなく、いろいろな問題もあったでしょう。しかし、永遠に変わることのないイエス・キリストがおられ、この方が信仰による生き方を導いてくださいます。

2. 恵みによって
様々な教えに振り回されて、信仰が揺らぐことが無いように、恵みによって心を強くしなさいと教えています。神様が与えてくださる恵みによって、イエス様を信じる者は揺らぐことなく生きることができるのです。

3. イエス様を通していけにえをささげる
律法に従って生きていた人たちは、動物の犠牲を年に一度、自分の罪の身代わりとしてささげてきました。それによって、罪が赦され、清められると信じていたからです。しかし、イエス様がご自身を私たちの罪の身代わりとしてささげてくださったことにより、信じる者を赦し清めてくださいました。動物の犠牲をささげる必要がなくなりました。信じた者たちが、イエス様を通してささげるのは、賛美と善い行いと施しのいけにえです。そして、イエス様を信じた者達は、永遠の命を与えられて、永遠の都を待ち望んで生きるのです。
永遠に変わることのないイエス様と共に、信仰によって歩ませていただきましょう。

全体の益のために(2024.10.26)

礼拝配信(10:45より配信が始まります)

聖 書

一人一人に霊の働きが現れるのは、全体の益となるためです。( 1コリント 12章7節 )

礼拝順序

前  奏
招  詞 ガラテヤ 3章28節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 377 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編 130編
会衆祈祷 一  同
聖  書 1コリント 12章1節~11節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「全体の益のために」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 411 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. 聖霊によって信じる
パウロは、人々が、イエス様を救い主と信じることができたのは、聖霊によるのだと
言います。聖霊が、私の罪のためにイエス様が死なれたことをわからせ、「イエス様は私の救い主だ」との信仰を与えてくださったのです。人の知恵や知識によってではありません。聖霊によって信じた人たちがイエス様の体である教会の部分となって、教会が建てあげられていきます。

2. 同じ霊、同じ主、同じ神
キリストの体である教会として建てあげられ、成長していくためにそれぞれに違った賜物が与えられます。担う務めもそれぞれ違います。一つの同じ霊によって賜物があたえられ、同じ主に仕えます。また、いろいろな働きがあっても同じ神様がすべての人の中に働いてすべての働きをしてくださいます。こうして、キリストの体の部分である一人一人が、一つの体として成長し、働いていくのです。

3. 全体の益となる働き
パウロは、一人一人様々な違った賜物が与えられて、その賜物を用いて仕えていくようにと勧めます。教会の部分である一人ひとりが、それぞれ違った賜物を与えられ、異なる働きをしていきます。それは、全体の益になるためです。聖霊が一つの体として成長させてくださるからです。
私たちにもそれぞれ違った賜物が与えられています。賜物を用いて互いに支え合い、共に働いて、キリストの体として成長させていただきましょう。

失われない希望(2024.10.13)

礼拝配信(10:45より配信が始まります)

聖 書

そればかりでなく、苦難をも誇りとしています。苦難が忍耐を生み、忍耐が品格を、品格が希望を生むことを知っているからです。この希望が失望に終わることはありません。私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです。( ローマ 5:3~5 )

礼拝順序

前  奏
招  詞 ヨハネ 3章16節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編 127編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ローマ 5章1~11節
使徒信条 93-4 1A 一  同
証  し
聖歌隊賛美 新聖歌101
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「失われない希望」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 472 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. 信仰によって
パウロはローマの信徒たちに、私たちはイエス様を信じる信仰によって義とされ、神様との平和な関係を得るという恵みに導き入れられていると言います。イエス様を信じる前は、神様に敵対しているような関係でした。その敵対している関係から、イエス様の命によって神様と和解し、平和を得たのです。イエス様を信じた者は、この恵みの中に生かされているので、神様の栄光にあずかる希望があるのです。

2. 苦難から生まれる希望
神様と平和な関係に導き入れられた者に与えられる希望は、苦難にあっても失われません。イエス様を信じる者に与えられた聖霊によって、神様の愛がその人に注がれ、その人を支えているからです。その人は、苦難を耐え忍ぶことによって練られて、品性が生まれ、希望を生み出すことができる人になります。

3. イエス様の死によって
神様は「私たちがまだ罪人であったとき」イエス様が私たちのために死んでくださったことを通して、私たちへの愛を示されました。その神様の愛が、聖霊によって私たちに注がれ、希望を持ち続けることができるようにしてくださったのです。イエス様の命によって義とされ、神様との平和な関係の中に生きる者とされ、失われない希望をもって生きていくのです。
イエス様が私のために死んでくださったと信じ、神様との平和を得る恵みを受け取って、失われない希望の中に歩ませていただきましょう。

主の晩餐(2024.10.6)

礼拝配信(10:45より配信が始まります)

聖 書

キリストが父の栄光によって死者の中から復活させられたように、私たちも新しい命に生きるためです。 ( ローマ 6章4節b )

礼拝順序

前  奏
招  詞 1ペトロ 3章18節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 79 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編 126編
会衆祈祷 一  同
聖  書 1コリント 11章17~34節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「主の晩餐」 仁科共子牧師
祈  祷
聖  餐  式 新49
賛  美 299 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 474 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. 教会の集まりの中で

パウロは、コリントの信徒たちの集まりが悪い結果を招いていると指摘しました。それは、彼らが集まる時、分裂があることを聞いたからです。パウロは、分裂があるなら、一緒に集まって食事をしていても「主の晩餐を食べることにはなりません」と言い、「主の晩餐」について教えます。

2. 主から受け、伝えたこと

パウロは、自らが主から受けた「主の晩餐」をコリントの信徒たちにも伝えました。イエス様が十字架につけられる前の夜、弟子たちに与えられたパンとぶどう酒によって守られるのが「主の晩餐」であり、これはイエス様の死によって与えられる罪の赦しと新しい契約による祝福を示します。イエス様が「私の記念としてこれを行いなさい」と弟子たちに命じられたので、弟子たちはイエス様を信じた者たちにこれを伝えました。

3. ふさわしいしかたで食べて飲む

パウロは、ふさわしいしかたで「主のパンを食べ、主の杯を飲む」ようにと教えます。つまり、イエス様の十字架が自分のためであったと信じ、イエス様の命に生かされている者であることをわきまえるのです。そして、イエス様がもう一度来られる時まで、「主の晩餐」にあずかる度にその意味を告げ知らせるのです。

「主の晩餐」にあずかり、復活のイエス様と共に生きる恵みを与えられていることを感謝して歩ませていただきましょう。

希望に満ちる日々(2024.9.29)

礼拝配信(10:45より配信が始まります)

聖 書

キリストが父の栄光によって死者の中から復活させられたように、私たちも新しい命に生きるためです。 ( ローマ 6章4節b )

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編118編23,24節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 432 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編125編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ローマ 15章13節
使徒信条 93-4 1A 一  同
証  し
賛  美  459 聖歌隊
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「希望に満ちる日々」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 14 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 474 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. 希望の源である神
聖書は、神が希望の源であると言っています。聖書が教える神は「天と地を創造された」神です。神は造られたものを愛し、慈しんでおられます。その神が希望を与え、私たちを希望に満ち溢れさせてくださるのです。

2. 信仰によって
イエス・キリストを通して与えられる神からの希望は、「信仰によって」受け取ることができます。人間は神を信じず、神と無関係に生きています。しかし、神は、イエス・キリストの十字架の死と復活を通して、信じる者を喜びと平和で満たし、希望を持って生きることができるようにしてくださるのです。

3. 聖霊の力によって
この希望に満ちる生活は、聖霊の力によって保たれます。イエス・キリストを信じる者たちに与えられる聖霊は、喜びと平和に満たされて生きることができるように助けてくださいます。日々の生活が希望に満ちるように守り、導いてくださるのです。
神と無関係に生きている者は、失望したとき希望を見出すことが難しく、不安と悲しみの中に沈んでしまうでしょう。聖書は、神が希望の源であり、信じる者に喜びと平和を満たし、希望に満ちる日々を送ることができると教えています。この神を信じ、神からの希望を受け取っていきましょう。

新しい命に生きる(2024.9.22)

礼拝配信(10:45より配信が始まります)

聖 書

キリストが父の栄光によって死者の中から復活させられたように、私たちも新しい命に生きるためです。 ( ローマ 6章4節b )

礼拝順序

前  奏
招  詞 2コリント 5章17節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 208 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編 124編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ローマ 6章1~11節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 鎌野かをり副牧師
宣  教 「新しい命に生きる」 鎌野かをり副牧師
祈  祷
賛  美 14 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 521 一同起立
祝  祷 鎌野かをり副牧師
後  奏

宣教要旨

1.古い人
パウロは、古い状態から新しくされるために、私たちに何が起こったのかを洗礼と接ぎ木のたとえで説明している。古い人とは罪にとどまっている人であり、罪の中に生きる人である。クリスチャンは罪に死んだ者だとパウロは言う。洗礼を授けられたということは、私たちがキリストの十字架に合体させられ、キリストと共に死に、キリストと共に葬られ、完全に死んだことが証明されたからだ。私たちの古い人が十字架で死んだから、私たちは罪から解放され、罪から自由になり、罪とは全く関係のない者とされた。

2. 新しい人
5節は「同じ状態に接ぎ木される」と訳すことができる。私たちはキリストに接ぎ木されて命を一つにされる。そして、キリストとは本質的に違う者であるのに、キリストに似た者となることができる。キリストが神によって復活させられたように、キリストに接ぎ木させられた私たちは復活の命、新しい命に生きる者とされた。日々、新しい命、命の新しさの中に生き、行動することができ、そのような歩みを選んでいくことができる者とされている。だから、私たちは罪に対して死んだ者であり、神に対して生きている者であることを認め、信じ、受け入れる。この恵みに感謝して、私たちが聖霊の助けによってキリストに似たものに成長することができるように、みことばに聞き従い、祈りつつ歩みたいと願う。

福音の前進に(2024.8.25)

礼拝配信(10:45より配信が始まります)

聖 書

きょうだいたち、私の身に起こったことが、かえって福音の前進につながったことを、知っていただきたい。(フィリピ 1章12節)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編118編23,24節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 9 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編116編
会衆祈祷 一  同
聖  書 フィリピ 1章12~30節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科早苗師
宣  教 「福音の前進に」 仁科早苗師
祈  祷
賛  美 531 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 鎌野直人副牧師
後  奏

宣教要旨

母教会の皆様と私自身の関係がフィリピ教会とパウロの関係に重なる。送り出し祈り続けてくださって、一つとなり福音が前進している。「神様どうして」と叫びたくなることが起きる時には、本当に重要なことを見分けるためには深い知識と洞察が必要だとパウロが教える。

1. 私の身に起きたことが福音の前進に(12節)。
パウロの獄中生活が「かえって」福音の前進につながった。未亡人で、伝道の能力もなく、感情すら自分の思うように働かない私であっても、主は用いてくださった。宣教は神様がご主権をもってその働きをすすめられていく。
「主がついてれば怖くはないと聖書のうちに書いてあります」(聖歌655)
2. あなたがたの祈りとキリストの霊のささえによって(19節)
パウロの力の源は教会の祈りであった。
3. キリストのための苦しみも恵み(29節)
人生の苦しみですら、恵みに変えることができるお方が共にいてくださる。

私たちの人生に「なぜ」の疑問が起きる時「このことが福音の前進のために用いられますように」と祈れる人になろう。

見つけた喜び(2024.7.28)

聖 書

『見失った羊を見つけましたから、一緒に喜んでください』(ルカ15章6節)

礼拝音源(35Mb)

礼拝順序

前  奏
招  詞 テトスへの手紙2章11節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 211 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編111編
会衆祈祷 一  同
聖  書 詩編91編1~16節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 鎌野直人副牧師
宣  教 「私が頼みとする方に守られて」 鎌野直人副牧師
祈  祷
賛  美 443 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 鎌野直人副牧師
後  奏

宣教要旨

3. 失う悲しみ、失われた悲しみ
イエスの周りには様々な人が集まってきた。その中には生まれはユダヤ人でありながら、律法を守ることのできない人々もいた。彼らとイエスが食事をするので、ある人は文句を言った。イエスはなぜこのようなことをしているのか、たとえで説明した。100匹の羊を飼う羊飼いがいたとして、1匹がいなくなったとき、羊飼いは、自分の羊が失われたことを悲しむ。その羊も失われてしまったことを悲しむ。

2. 見つけ出された喜び
そこで、羊飼いは羊飼いとして当然すべきことを行う。他の羊飼いに99匹を委ねて、荒野におき、自分は1匹の羊を捜しに行く。見つけ出すまで捜す。ついに羊の居場所を見つけたら、その羊を肩に担いで、喜びつつ家に帰る。そのとき、失われた羊は見つけ出されたことを喜ぶだろう。しかし、聖書は羊の喜びを語らない。

3. みつけた喜び
イエスがこのたとえで語ったのは、見つけ出した喜びである。羊はなにもできない一方で、羊飼いはその情熱で羊を見出し、それゆえに喜ぶ。そして、自分の羊を見出したからこそ、羊の価値以上の宴会を開き、自分と共に喜ぶように人を招く。無駄にも思えるほどの喜びである。神は見失われた者を見出すために人となられた。そして、その人を見出し、その人が立ち返ったとき、神は喜び、一緒に喜ぶようにと招く。「私の愛する子」であるあなたが見出されたからだ。

何をするにも、すべて神の栄光を現すために(2024.7.7)

聖 書

だから、食べるにも、飲むにも、何をするにも、すべて神の栄光を現すためにしなさい。(1コリント 10章31節)

礼拝音源(32.6Mb)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編29編2節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 83 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編106編1~12節
会衆祈祷 一  同
聖  書 1コリント 10章23~33節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「何をするにも、すべて神の栄光を現すために」 仁科共子牧師
祈  祷
7月誕生者祝福 「詩編37編3~4節」
賛  美 536 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1.自分の利益ではなく、他人の利益を
真実な神様を信じて生きる人たちは、自分のためではなく、他の人たちの益になることを求めるようにと教えられています。それは、弱い人のことを思いやる愛による生き方であり、人を造り上げていく生き方です。

2. 自分の良心のためではなく、他人の良心のために
偶像に献げた肉を食べることについて、再びとり上げています。市場で買った肉でも、信仰のない人に招かれたときに出されたものでも、何でも食べなさいと教えます。もし、誰かが「神殿に献げた肉です」と教えてくれたら、その人の良心のために、食べてはいけないと、教えてくれた人のことを思いやって行動するようにと勧めています。

3. 神の栄光を現すために
イエス様を信じて神様との交わりの中に入れていただいた者は、自由にされたものであり、すべてのことが許されています。しかし、すべてにおいて神様の栄光を現すために、益になること、人を造り上げることを選んで行動するようにと教えています。それは、どんな人のつまずきにもならず、人々が救われるためです。
私たちが、日常のすべてのことにおいて、他の人の利益を求め、他の人を思いやって行動していくとき、神様の栄光が現されて、人々の救いにつながっていきます

待ち続けた救い(2024.6.30)

聖 書

イエスは言われた。「起きて、床を担いで歩きなさい。」(ヨハネによる福音書 5章8節)

礼拝音源(39.2Mb)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 詩編124編8節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 351 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編105編1~15節
会衆祈祷 一  同
聖  書 ヨハネ 5章1~9節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「待ち続けた救い」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 481 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1待っている人

ベトサイダと呼ばれる池に病気の人、目の見えない人などが大勢横たわっている回廊がありました。その池の水が動く時に真っ先に入る人は、癒されると言われていたからです。大勢の人が水の動くのを待っていました。その中に38年も病気で苦しんでいる人がいました。

2 イエス様は見て、声をかけられた

イエス様は、この38年間病気で苦しんでいた人に目をとめられました。イエス様は、この人が病気で長く苦しんでいることを知って「良くなりたいか」と言われました。当然のことをあえて言われたような問いかけです。でも、この病人の答えは「はい」ではありませんでした。水が動いた時に入ることができない、という苛立ち、不満を訴える答えでした。長く待っている間に、水に入るということしか考えられなくなっていたのかもしれません。

3待っていた救い

イエス様はこの人に「起きて、床を担いで歩きなさい」と言われました。するとその人は病気が良くなって、立ち上がり、歩くことができました。イエス様は、この人が長い間、願い、待っていた方法ではなく、ご自身の言葉によって長い病気の苦しみから救われたのです。

イエス様の言葉によって与えられる救いを受け取りましょう。

神は真実な方です(2024.6.16)

聖 書

あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えてくださいます。(1コリント 10章13節b)

礼拝音源(30.8Mb)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 詩編68編20~21節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 208 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編103編
会衆祈祷 一  同
聖  書 1コリント 10章1~22節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「神は真実な方です」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 457 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. 善い行いのために

1. 警告として起こったこと
パウロはイスラエルの先祖たちのことを例に挙げ、警告しています。そして、神様の御心に適う生き方をするように教えます。この警告は、彼らのように悪を貪る者とならないためです。そのために、偶像礼拝をしてはいけません、神様にだけ従いなさい、と勧めます。

2. 試練にも耐えることができる
イスラエルの先祖たちの中で、淫らな行いをしたり、神様の選んだ者を試みたり、不平を言ったりした人たちは滅ぼされました。それは、神様を信じず、御心に従わない生き方をしたからです。このことが伝えられているのは、今キリストを信じて生きる私たちを戒めるためだと教えています。ただし、神様を信じて御心に適う生活をしていくときにも、試練があります。神様は、その試練に耐えて生きることができるようにしてくださっているのです。

3. 真実な神様に信頼して
偶像そのものには何の力もありませんが、偶像を礼拝させようとするのは悪霊であり、悪霊と交わりを持つことになります。ですから、偶像礼拝を避けて、キリストの血と体によるキリストとの交わりに生きるようにと勧めます。耐えられない試練に遭わせることのない、真実な神様に信頼して神様との交わりの中に歩ませていただきましょう。