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一日を最後の日のように生きる

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言うまでもないことですが、死は日常卑近な出来事であり、だれにとってもこれほど確実な事実はありません。ところが現代のように医学が進歩し、不治の病と言われていた病気も治るようになり高齢化が進みますと、死の意識は遠のき、いつまでも生きられるような錯覚に陥ってしまいます。

加えて死を迎える場も、現代ではほとんどが、いわゆる「畳の上」ではなく病院や施設であり、それが死を日常の外へ追いやって現実感を乏しくさせています。このような死の「周辺化」の現象は今後ますます進むだろうと言われています。また若さ・健康・長寿などの過度の強調も、老いや死を受容しにくくさせてしまうのではないかとも言われます。

確かにだれもが健康で長生きできればと願います。そして、現代はそれが可能になりつつあるような時代です。ですが、どんなに科学が発達しても、人は必ず死を迎えます。

ところで聖書は、「人間には、ただ一度死ぬことと、その後裁きを受けることが定まっている」(ヘブライ人への手紙9章27節)とあえて語り、生のただ中で、死の事実と彼方の世界に目を向けさせようとしています。死に備えよ、というわけです。たとえ老後の蓄えがあっても、この備えがなければ本当に良い人生の旅とはいえないのではないでしょうか。

続く聖書のメッセージはこうです。愛の神は、ご自分の御子イエス・キリストを遣わし、私達に代わって十字架で死んでくださいました。しかも、その死に勝利されて復活されました。それはもはや、死が私たちを支配することはないということです。

私たちは、このような信仰に生きる生き方に変えられると、不思議なことに、一日を「最後の日」のようにして、人生を前向きで丁寧に生きることができるようになり、対人感情にも変化が起こり、人に優しい気持ちを持てるようになってくるのです。



牧師  仁科 共子(にしな ともこ)
副牧師 鎌野 直人(かまの なおと)
鎌野 かをり

〒652-0801
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TEL(078)576-2449


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