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イースター感謝礼拝「大いなる逆転」(2020.4.12)

聖書

わたしの愛する兄弟たち、こういうわけですから、動かされないようにしっかり立ち、主の業に常に励みなさい。主に結ばれているならば自分たちの苦労が決して無駄にならないことを、あなたがたは知っているはずです。(1コリント15章58節)

礼拝音源(18.7MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編68編20~21節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交読詩編 111編1~10節
会衆祈祷 一  同
聖  書 1コリント15章50~58節
使徒信条 93-4 1A 一同起立
賛  美 327 一同起立
牧会祈祷 川原﨑晃主管牧師
宣  教 「大いなる逆転」 川原﨑晃主管牧師
祈  祷
洗 礼 式 67 ※2部のみ実施。
録音されていません。
賛  美 528 一同起立
感謝献金
奏  楽 305
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 川原﨑晃主管牧師
後  奏

宣教要旨

キリストの十字架と復活に現された救いの福音は、過去の歴史ではなく、生きて働いている最新のニュースです。このキリストの復活にすべての拠り所を置く私たちは、死者の復活の希望に満ち、生きた信仰をもって生きるのです。

Ⅰ.主の勝利にあずかる(50~57節)

死の現実は、不可解ゆえに、最も恐れられているものです。聖書は、死が恐怖であるのは、「死のとげは罪」であると語ります。つまり、死は人間の罪の結果であり、その罪に対する神の審きが「死」であるから恐ろしいのです。

しかし、感謝すべきことは、罪のないキリストの十字架の死のゆえに「死は勝利にのみ込まれた」のです。罪は、キリストの死によって完全に滅ぼされたのです。そして、キリストが死から復活されたことにより、死からの勝利を勝ち取ってくださったのです。このように救いを与えてくださった神に、感謝あるのみです(57節)。

Ⅱ.主の業にあふれる(58節)

このように感謝する生活をする私たちに、パウロは「わたしの愛する兄弟たち」と親しく呼びかけ、「動かされないようにしっかり立ち、主の業に常に励みなさい」と励まし勧めています。それは、キリストによって成し遂げられた救いの福音をこの世界にあふれさせなさい、ということです。

主の恵みを「無駄」にしたくないとの切なる願いをもって主の業にあふれることは(1コリント15章10節、使徒言行録9章31節)、それがどれほどの労苦であっても、「決して無駄にならない」で神の栄光に行き着くのです(51~53節)。キリストの十字架から復活への大逆転の恵みにあずかっているからです。

キリストを主とあがめる(2014.4.6)

宣教:川原﨑 晃 牧師
聖書:使徒言行録24章1~27節 1ペトロ3章15節

私たちがキリストに対する信仰の歩みに徹していくとき、キリストの受難と同じような試練を通されることがあります。その経験は、パウロと同じように、十字 架に死んで復活されたキリストにある望みを弁明し、キリストの勝利を先取りする歩みに導かれます。それが、「キリストを主とあがめる」歩みなのです(1ペ トロ3章15節、マタイ6章2節)。

1.キリストにある希望を弁明する  1~23節
パウロは、大祭司アナニアの弁護士テルティオのおべっかと偽りの訴えを受けて、フェリクス総督すなわちローマ法廷に、たった一人で立っています(1~9 節)。彼は、神と人に対して、確かな信仰と責められることのない良心を保ちつつ、弁明しています(10~21節)。彼は、一人で戦ったのではなく、神の前 に、神と共に戦っていることを証ししたのでした。
私たちは、いかなる状況下にあっても、神からの知恵をいただいて、揺るぐことのない復活信仰の希望を、穏やかにして尊大ぶらず、神を畏れて敬意を持っ て、正しい良心で、「あなたがたの抱いている希望について」弁明し語ることが大切です(1ペトロ3章15~16節)。

2.キリストの勝利を先取りして生きる  24~27節
パウロは、総督フェリクス夫妻を救いに導こうとして、「正義や節制や来るべき裁き」について語りましたが、彼らは信仰の応答をしませんでした。このよう に、パウロが潔白で純粋かつ堂々と語ることができたのは、彼自身が、来たるべき神の最後の法廷を目指して、否それを先取りして今を生きていたからです (24~26節)。十字架と復活のキリストが弁護人ですから、常勝不敗の勝利者となれるのです。
さらに、パウロは、時間が経過して状況が変わっても、復活のキリストの約束に立って、神の時を待ったのです(27節)。私たちは、このように待つことを通して、忍耐を学び、御言葉を深く学び、自分自身を深く掘り下げることかできるのです。