月別アーカイブ: 2024年3月

復活なさったのだ(2024.3.31)

聖 書

あの方は、ここにはおられない。復活なさったのだ。まだガリラヤにおられた頃、お話しになったことを思い出しなさい。(ルカによる福音書 24章6節)

礼拝音源(35.0MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編118編23~24節 司 会 者
頌  栄 326 一同起立
賛  美 11 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編92編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ルカによる福音書 24章1~12節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「復活なさったのだ」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 323 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. 主イエスの復活を伝えられた女たち
イエス様にずっと付いていた女たちは、イエス様が墓に葬られたのを見届けました。そして、安息日が終わった次の明け方早くに遺体に香油を塗るために墓へ行きました。けれども、イエス様の遺体はそこにはなく、輝く衣を着た二人の人がそばに立って、イエス様が復活されたと伝えました。

2. 主イエスの復活を使徒たちに伝えた女たち
イエス様が復活されたことを伝えられた女たちは、イエス様が話してくださった言葉を思い出し、イエス様が言われていた通りに復活されたと信じました。それで、彼女たちは、使徒たちや他の人たちに伝えました。けれども、使徒たちは、信じることができませんでした。彼らの中で、ペトロだけは墓へ走って行き、聞いた通り空になっている墓を見て驚きました。

3. イエス様の言葉によって
墓に行った女たちは、イエス様が話してくださった言葉を思い出して、復活されたことを受け入れました。しかし、使徒たちは、そのことを知らされても信じることができませんでした。復活されたイエス様は彼らに現れて、ご自分について書かれている聖書の言葉を悟らせ、信じることができるようにされました。今、私たちは復活されたイエス様を見ることはできませんが、聖書の言葉によって、知ることができます。イエス様は復活され、今も生きておられます。

十字架への道を進まれる(2024.3.24)

聖 書

イエスはこのように話してから、先に立って進み、エルサレムに上って行かれた。  (ルカによる福音書19章28節)

礼拝音源(35.0MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編24編 9~10節 司 会 者
頌  栄 297 一同起立
賛  美 11 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編91編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ルカによる福音書 19章28~44節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「十字架への道を進まれる」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 481 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. 神様が計画したとおりに
イエス様はエルサレムに上って行かれる前に、弟子たちに、ご自分が異邦人に引き渡されて殺されること、その三日後に復活することを話されました。この時の弟子たちは理解できなかったようですが、それは神様の計画でした。子ろばに乗ってエルサレムに向かって進んで行かれたのも、預言されていた神様の計画が実現するためでした。イエス様は、神様から遣わされた使命のためにエルサレムに上って行かれました。

2. 弟子たちの期待
イエス様に従っていた多くの弟子たちは、イエス様が神様から遣わされ、王となって異邦人の支配からイスラエルを解放し、国を復興される方だと期待していました。それで、イエス様がエルサレムに向かって進んで行かれるのを喜び、神様を賛美しました。しかし、神様の計画は、彼らが期待する以上のことでした。

3. 神の訪れの時
イエス様は、神様との平和への道を備えられました。けれども、その恵みを信じ受け入れることをしない人々が滅ぼされることを思い、悲しまれました。
イエス様がエルサレムに上って行かれたのは、私たちのために十字架で死なれるためです。私たちに永遠のいのちを与えるために十字架への道を進んで行かれたイエス様を信じ、信じるものとしての歩みを導いていただきましょう。

神の灯はまだ消えず(2024.3.17)

聖 書

エリは言った。「それは主だ。主の目に適うことを主が行われますように。」(サムエル記上3章18節b)

礼拝音源(35.0MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編105編1~2節 司 会 者
頌  栄 482 一同起立
賛  美 11 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編90編
会衆祈祷 一  同
聖  書 サムエル記上 3章1~21節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 鎌野直人副牧師
宣  教 「神の灯はまだ消えず」 鎌野直人副牧師
祈  祷
賛  美 51 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 鎌野直人副牧師
後  奏

宣教要旨

1. 消えかけている
シロの祭司エリは彼の時代を象徴するように目がかすんでいた。しかし、神の灯は消されてはいない。主の宮で寝ていたサムエルに主が呼びかけたからだ。サムエルは当初、それをエリのことばと誤解し、エリもそれに気づかなかった。しかし、エリは三度目に気づき、主のことばを初めて聞いたサムエルにアドバイスをした。

2. 新たに示される
四度目に主がサムエルのところに来られて、語ったとき、サムエルは、確信を持つことはできなかった。しかし、その声を聞こうとはした。そこで、主は神の人を通してエリに告げたことをみな行うとサムエルに語った。エリが自らに災いをもたらすことを息子たちがしているのに気づきながら、それを戒めなかったからだ。主のさばきをだれも止めることはできない。悪であることを知りつつ、何の対応もしない人に、神は来るべき厳しいさばきのことばを告げる。

3. 預言者の誕生
翌朝、主のお告げをエリに語ることを躊躇したサムエルに預言者として働くように求めた。そこで、サムエルはお告げをエリに伝えた。こうして、主のことばを自分では見聞きできなかったエリも、サムエルが預言者として成長するに必要な忠告は与えることができた。主のことばはもはや希なものではなくなり、新たな神の灯が登場した。時代が暗闇の中にあっても、神は自らの灯を消さない。

葬りの備え(2024.3.10)

聖 書

イエスは言われた。「この人のするままにさせておきなさい。私の埋葬の日のために、それを取っておいたのだ。(ヨハネ 12章7節)

礼拝音源(30.4MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編68編20~21節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 11 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編89編1~19節
会衆祈祷 一  同
聖  書 ヨハネによる福音書 12章1~8節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 鎌野かをり副牧師
宣  教 「葬りの備え」 鎌野かをり副牧師
祈  祷
賛  美 567 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 鎌野かをり副牧師
後  奏

宣教要旨

1. 過越祭の六日前
過越祭とは、エジプトの王ファラオの奴隷であったイスラエルが、神さまによって救い出されたことを祝う時である。この祭りの六日前、イエスさまは弟子たちとベタニアに行かれた。イエスさまが夕食に招かれた席には、死からよみがえらされたラザロがいた。マルタは給仕をし、ラザロはホストとしておもてなしをしていた。

2.マリアの香油注ぎ
マリアは純粋で非常に高価な、ナルドの香油を一リトラ持ってきて、それをイエスさまの足に塗り、自分の髪の毛で拭った。彼女は最も高価なものをささげ、自らを最も低い者として、イエスさまに最上の歓迎をした。しかし、イスカリオテのユダはその香油を売って、貧しい人々に施すべきであったのにとマリアを責めた。正論に聞こえるが、彼は貧しい人のことを心にかけたのではなく、盗人である。

3. 葬りの備え
イエスさまはマリアの行動を喜んで受け入れられた。葬りの日のためにとっておいたものを今使っていると理解したからである。貧しい人々はいつも弟子たちと一緒にいるが、イエスさまが一緒にいる時は限られている。イエスさまの十字架を、マリアがどれだけ知っていたかはわからないが、イエスさまが、いのちを与えるために、葬られる過越の時にかなった行動となった。御霊の導きと助けによって今なすべきことをさせていただきましょう。

あなたはメシア、生ける神の子です(2024.3.3)

聖 書

シモン・ペトロが答えた。「あなたはメシア、生ける神の子です。」(マタイによる福音書 16章16節)

礼拝音源(35.8MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 イザヤ書42章1節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 355 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編86編
会衆祈祷 一  同
聖  書 マタイによる福音書 16章13~20節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「あなたはメシア、生ける神の子です」 仁科共子牧師
祈  祷
聖 餐 式 新49
3月誕生者祝福 ローマの信徒への手紙15章13節
賛  美 298 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. イエスの問いかけ
イエス様が町や村を回って御国の福音を宣べ伝え、多くの力あるわざをされたことで、広く知られるようになっていました。そのような時、イエス様は「人々が自分のことを何者だと言っているか」と聞かれました。また、「あなたがたは私を何者だと言うのか」とも尋ねられました。弟子たちが、どのように理解しているか確かめようとされたのです。

2. 弟子の答え
弟子の中のペトロがイエス様に答えました。「メシア」は、神に油を注がれた預言者、祭司、王となる方を意味し、天の御国を治める方であることを示しています。また「生きておられる神の御子」とイエスが神であると告白しています。イエス様はペトロがこの答えをしたのは、神様が与えてくださったと言われました。

3. 教会の土台
イエス様は、ペトロに対して「この岩の上に私の教会を建てよう」と言われました。イエス様が神様の御子であり、預言されていたメシアであるとの信仰の告白の上にご自身の教会を建て、天国の鍵を与えると言われたのです。この後、イエス様は、人の罪の身代わりに十字架で死なれ、復活することを弟子たちに伝えられ始めます。弟子たちのイエス様についての信仰を導かれ、教会を建てるために備えていかれました。私たちも同じ信仰の恵みをいただいて歩ませていただきましょう。