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2024年9月15日

イスラエルの王(2024.9.15)

礼拝配信(10:45より配信が始まります)

聖 書

主はサムエルに言われた。「民の声を聞き入れ、彼らの王を立てなさい。」( サムエル記上 8章22節a )

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編46編11節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 6 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編121編
会衆祈祷 一  同
聖  書 サムエル記上8章1~22節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 鎌野直人副牧師
宣  教 「イスラエルの王」 鎌野直人副牧師
祈  祷
賛  美 14 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 鎌野直人副牧師
後  奏

宣教要旨

1.王を求める民
老いたサムエルは統治を二人の息子に委譲した。しかし、エリの子と同じように、サムエルの子たちも不正を行ったので、民の長老は王をサムエルに求めた。適切な統治のために諸国と同じようになるべきと考えたからだ。

2.王を求めることのリスク
主は民のことばを受け入れよ、と言った。民が拒絶したのはサムエルではなく、主であるからだ。出エジプト以来、民は、王である主を繰り返し拒絶してきたのだ。主は、人が王として統治することのリスクを、モーセを通して民に伝えた。王は、彼らの子どもを取り上げ、農作物を取り上げ、ついには彼らを自分の奴隷とする。さらに、主は彼らの叫びを聞かなくなる。王を二人、持つことはできないからだ。

3.正しい裁きか、戦いの勝利か
サムエルのことばに民は耳を傾けず、他国同様に王によって統治されることを願った。彼らは正しい統治よりも戦争における勝利を求めたのだ。サムエルは不満であったが、主は民の要求を受け入れるように告げた。
主を王とすることを拒絶するときに悲劇が訪れる。一方でイスラエルの王である主は、民の選択の行く末を分かっていつつも、彼らの選択を尊重し、彼らとの新たな関わり方を模索する。私たちの神は、問題だらけの選択をするような私たちを見捨てることはない。私たちに向き合いつつ、創意工夫をもって導かれる。