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2019年1月6日

愛による成長(2019.1.6)

宣教題 「愛による成長」          宣教 川原﨑晃主管牧師
聖 書 エフェソ3章14~19節、4章16節

パウロは、聖徒たちがキリストの「愛に根ざし、愛にしっかりと立つ者」となるように祈っています(3章14~15節)。教会は、そのキリストの愛を知る聖徒たちによって形成され、その愛によって造り上げられていきます(4章16節)。

1.どのような愛なのか  3章16~19節
このパウロの祈りは、今の私たちの祈りです。世の力、悪の力、肉の思い、誘惑は、聖徒の「内なる人」の霊性を弱くします。しかし、そのような者を愛し、赦しきよめてくださる神の恵みによって強められ、「内にキリストを住まわせ」て歩まさせていただくのです(16~17節a)。
それによって、キリストの愛が「人の知識をはるかに超える」ものであることを知ります。それを具大的に経験し続けることが、神の満ちあふれる豊かさにあずかり、満たされることになるのです。このキリストの愛を経験するのは、「すべての聖なる者たちと共に」、教会に生きることによって分かるのです(17節b~19節)。

2.どのように愛に生きるのか  4章16節
さらに一歩進んで、教会を形成する聖徒たちは、その愛をどのように理解し、その愛に対してどう生きていくのでしょうか。キリストの愛に応え続けることです(2章4~5節、10節)。キリストの愛に学び続けることです(4章15節)。キリストの愛に倣い続けることです(5章1~2節)。
聖徒たちが造られていくために、そしてその一人ひとりが属する教会が成長し、造り上げられていくために最も必要なことは、キリストの愛を体験的に知り続け、キリストの愛に生き続けることです。

聖書朗読(0.6MB)

メッセージ(9.6MB)

愛の大きさが分かる場所(2019.1.1)

宣教題 「愛の大きさが分かる場所」     宣教 川原﨑晃主管牧師
聖 書 エフェソ3章17~19節

パウロは、私たちが「キリストの愛を知る」聖徒であり、その群れであることを切に祈り願っています(新改訳2017、聖書協会共同訳を参照)。この祈りの背後には、キリストの愛が分かり、それを計れる場所はどこにあるのかを明らかにしています。

1.キリストの愛に包まれて
まず、「愛に根ざし、愛にしっかりと立つ」(17節b)ことです。キリストの愛を知るに際して、自分自身とその生活の根拠と土台をキリストの愛に置くことは、当然のことです(ヨハネ15章5節、7節、9節参照)。それには、キリストの愛に包まれ、その中に招き入れられていることを体験的に知っていることが大切です。
キリストの愛は、すでに完全に現されています(エフェソ2章4~5節)。必要なことは、キリストの愛が増し加えられることではなく、「キリストの愛の広さ、長さ、高さ、深さがどれほどのものであるかを理解」(18節)することができるように祈ることです。

2.すべての聖徒たちと共に
キリストの愛に包まれて生活する者たちは、聖徒の交わり、すなわち教会に生きる者です。「すべての聖なる者たちと共に」キリストの愛を知る体験を共有し総合してこそ、初めて「人の知識をはるかに超える」キリストの愛の豊かさをうかがい知ることができるからです(19節)。それは、キリストの愛を知る経験が健全となるためにも大切なことだからです。
キリストの愛を知り続けるために、互いに祈り合いましょう。そして、この愛の中に、なお多くの人々が招かれるように祈りましょう。

聖書朗読(0.3MB)

メッセージ(6.5MB)