月別アーカイブ: 2022年1月

死から命へ(2022.1.30)

聖 書

よくよく言っておく。私の言葉を聞いて、私をお遣わしになった方を信じる者は、永遠の命を得、また、裁きを受けることがなく、死から命へと移っている。(ヨハネ5章24節)

礼拝音源(30.0MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 黙示録3章8節b 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編146編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ヨハネ5章19〜30節
使徒信条 93-4  1A 一  同
牧会祈祷 川原﨑晃主管牧師
宣  教 「死から命へ」 川原﨑晃主管牧師
祈  祷
献 児 式
賛  美 456 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 川原﨑晃主管牧師
後  奏

宣教要旨

「今も働くのだ」と語られた御子イエスによって(17節)、「死から命へ」と移された(24節)ことを知った人々は、「驚き」の経験をします(20節、28節)。その驚きは、御子の真実な救いの御業を語る御言葉でした(19節、24節、25節)。

2.その源には「キリストの従順」があった  19~23節、30節
御父と御子は、完全な一致と調和を持っておられます(19節、30節)。そこには、御父の御子に注がれる愛があり、御父は御子に「大きな業」を示されました(20節)。それは、霊的命を失った人に命を与えて生かし(21節)、御父に代わって御子に裁く権威を与えられたのです(22節)。それにより、人々が御父と御子を敬うようになるのです(23節)。
こうして、御子は、御父から出た救いの御計画に対して全く従順でした。御子は、十字架の死に至るまで従順を学びながら、御子に従うすべての人々にとっての永遠の救いの源となられたのです(ヘブライ5章7~10節)。

2.その極みは「キリストの永遠の救い」である  24~29節
御子は、すべての人を霊的な「死から命へと」移し、御子がお持ちの「永遠の命」を与えて生きるように招いておられます(24~26節)。そして、御子に聞き従うならば永遠に生き続け、御子の命の賜物を拒み続けるならば最終的な裁きがあります(27~29節)。それゆえに、御父を信じ、御子が語られる言葉を聞き取って受け取り、聞き従うのです(24~25節)。
私たちは、御父からいただいた人生を受けとめて感謝し、いつも御父の前に構えないで素顔で向き合い、御子の永遠の救いの中を歩み続けるのです。

礼拝ご案内・行事予定(2022年2月)

礼拝はキリスト教会の最も大切な行事です。私たちのいのちの糧である聖書の言葉がわかりやすく語られます。讃美歌を歌い、祈ります。 神さまを讃え、救いにあずかった感謝を表します。

 

◎ 主日礼拝 (毎週日曜日)
第1礼拝 :AM 9:00 ~ 10:00
第2礼拝 :AM 10:45 ~ 11:45
第3礼拝 :PM 5:00 ~ 6:00
○成人科プログラム (毎週日曜日)
AM9:30 ~ 10:15 楽しい聖書の学び
1階集会室にて お話は毎回完結します。
いつでもお入りください。
6日(日) 第1聖日 総会礼拝
「キリストに属する者」
ガラテヤ5章16~25節
十字架を負って従う
ルカ9:21~27
鎌野 健一
13日(日) 第2聖日 礼拝
「聖霊によって歩む」
ガラテヤ5章16~25節
変貌のキリスト
ルカ9:28~36
増永 茂
20日(日) 第3聖日 礼拝
「どうしたら信じられるか」
ヨハネ5章31~47節
熱心に求める
ルカ11:1~1
鎌野 健一
27日(日) 第4聖日 伝道礼拝
「恵みに与るために」
ヨハネ6章1~15節
祈りと証し

祈祷会 恵みの分かち合い (毎週水曜日)  AM 10:30 ~11:30、PM 7:00 ~ 8:00

祈祷会は毎日の家庭の祈りに加えてクリスチャンが心を合わせて神に問い、神と語る集会です。キリスト教にとって、祈りは「ご利益の祈願」や「瞑想」ではありません。 神さまのみこころが私たち世界に満ちることを願い、さらに救われたことを神さまに感謝するものです。

2月行事予定

■ 6日 (第1聖日)総会礼拝 教会総会
■ 13日(第2聖日)礼拝 2月誕生者祝福  役員会
■ 20日(第3聖日)礼拝 教会学校教師研修会4
■ 27日(第4聖日)伝道礼拝 (神学生壮行礼拝)

3月行事予定

■ 6日(第1聖日)礼拝 3月誕生者祝福
■13日(第2聖日)礼拝 役員会
■20日(第3聖日)礼拝 教会学校教師研修会④
■27日(第4聖日)伝道礼拝  

とこしえの愛(2022.1.23)

聖 書

イエスはお答えになった。「私の父は今もなお働いておられる。だから、私も働くのだ。」
(ヨハネ5章17節)

礼拝音源(28.5MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 2コリント5章17節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編130編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ヨハネ5章9節b〜18節
使徒信条 93-4  1A 一  同
牧会祈祷 川原﨑晃主管牧師
宣  教 「とこしえの愛」 川原﨑晃主管牧師
祈  祷
賛  美 475 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 川原﨑晃主管牧師
後  奏

宣教要旨

変わりやすいのが私たち人間です。しかし、決して変わることのない「天のお父さま」である神を信頼して生きていくならば、人生に安心が生まれます。
神の「とこしえの愛」は、どのように現され、実現されていくのでしょうか。

1.キリストによって現された
病気を癒やしていただいた人は、そのようにしてくださった方が誰であるかを知りませんでした(13節)。そんな彼に、主イエスの方から御自身を現しなさいました。そして、その人の人生を不幸に閉じ込めていたのは、肉体的病気というだけでなく、さらに深刻な罪の解決を得ないままで生活していたことと、その結果が永遠のさばきを刈り取るようになることを明らかにされました(14節)。
私たちは、十字架の身代わりの死をもって罪と永遠のさばきから解放してくださった主イエスに出会うことによって、人生は変えられいくのです。

2.キリストの働きは限りがない
これを聞いたユダヤ人たちは、主イエスを迫害し始めました(16節)。それに対して主イエスは、父なる神と御自身はともに変わることなく働いていることを明らかにされました(17節)。それに対して、ユダヤ人の主イエスに対する殺意は深まっています(18節)。
神の愛は、常に変わることなく一人ひとりに注がれ、その愛に基づく神の働きは休むことなく、制限されることもありません。そして、十字架に死んで復活された主イエスは、今も変わることなく働き続け、私たちを支えていてくださいます(申命記33章27節)。
私たちは、このように注がれたとこしえの愛に、心を開いて信仰の応答をするのです。

キリスト者の自由(2022.1.16)

聖 書

きょうだいたち、あなたがたは自由へと召されたのです。ただ、この自由を、肉を満足させる機会とせず、愛をもって互いに仕えなさい。(ガラテヤ5章13節)

礼拝音源(31.8MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 ヨシュア1章5節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編127編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ガラテヤ5章1〜15節
使徒信条 93-4  1A 一  同
牧会祈祷 川原﨑晃主管牧師
宣  教 「キリスト者の自由」 川原﨑晃主管牧師
祈  祷
賛  美 513 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 川原﨑晃主管牧師
後  奏

宣教要旨

キリストのみが真の自由を与えてくださいます(ヨハネ8章32節)。このキリストを信じる信仰に招かれたのは、「自由を得させるため」(1節)、「自由へと召され」るためでした(13節)。ここに、キリスト者の自由が宣言されています。

1.何による自由か
キリスト者は、キリストによって罪と死と滅びにある奴隷状態から解放されて自由にされました(1節)。その自由は、キリストを信じたときにいただいたというだけではなく、「キリスト・イエスにあって」(6節、ヨハネ15章5節、2コリント5章17節)、いつでも継続されていく自由です。
ですからキリスト者は、キリストの恵みと愛にとらえ続けられ、その中に「しっかりと立って」(1節)、キリストの恵みと愛にいつも触れ続けることが大切です。

2.何を生み出す自由か
キリストにある自由は、放縦の自由でも、自己主張の自由でもありません。愛を生み出す自由です。それには、「愛によって働く信仰」(6節)があります。これこそが、愛に動機づけられた信仰であり、神の恵みの御手を動かすのです。
この信仰には、当然愛の実践が伴います。「ただ、この自由を、肉を満足させる機会とせず、愛をもって互いに仕えなさい」(13節)と展開されていきます。この自由こそが、キリストが私たちに仕えてくださったように、隣人の救いのために愛をもって仕え(1コリント9章19節)、兄弟姉妹を自分のように愛し仕えることなのです(14~15節)。そうすることが、互いを生かす愛なのです。

 

宿営の外に出て(2022.1.9)

聖 書

それで、イエスもまた、ご自分の血で民を聖なる者とするために、門の外で苦難を受けられたのです。 ですから、私たちも、イエスの受けられた辱めを身に負い、宿営の外に出て、御もとに赴こうではありませんか。(ヘブライ13章12〜13節)

礼拝音源(30.4MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編96編1〜2節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編65編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ガラテヤ4章21〜31節
ヘブライ13章12〜13節
使徒信条 93-4  1A 一  同
牧会祈祷 川原﨑晃主管牧師
宣  教 「宿営の外に出て」 川原﨑晃主管牧師
祈  祷
成人祝福式 詩編119編105節、9節
1月誕生者祝福 ゼファニヤ書3章17節
賛  美 451 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 川原﨑晃主管牧師
後  奏

宣教要旨

「ガラテヤ4章21~31節」で語られていることを解説したのが、「ヘブライ13章12~13節」です。主イエスが苦難を受けながら「門の外」へ行かれたからこそ、救いの道が開かれました。その救いに与った者は、「宿営の外に出て」信仰の歩みを続けるのです。

1.束縛から自由な者となるために  ガラテヤ4章21~31節
ここでは、アブラハムの二人の息子を対比させつつ(創世記16~21章参照)、神の救いに与る道を明らかにしています。まず、女奴隷から生まれた子は、「肉によって生まれた」のであり、救いのために律法の奴隷となる者を代表しています。そして、自由の女から生まれた子は、神の「約束を通して」かつ「(聖)霊によって」生まれた者であり、信仰によって神の祝福に与っている者を代表しています。
私たちも後者の信仰に立つとき、成功しては誇り、失敗しては落胆しているような束縛から解き放たれて、自由と喜びをもって主イエスに従う道を歩み続けるのです。

2.聖なる者となるために  ヘブライ13章12~13節
神が聖なる方であられるように、信仰者も聖なる者であることが望まれています。それが私たちのものとなるための条件として、ガラテヤの信徒たちにあったような律法主義に生きる「宿営から外に出る」ことが必要です。
私たちには、出ようとしない宿営がありあります。律法主義とともに律法を無用として生きる生き方、世俗主義に留まっている生き方、自己中心主義に立てこもってしまっている生き方です。流された主イエスの血によって聖なる者とされるために、私たちは閉じこもっている「宿営の外に出る」ことが大切です。

 

歓喜、歓喜、歓喜(2022.1.2)

聖 書

そのように、私の口から出る私の言葉も空しく私のもとに戻ることはない。
必ず、私の望むことをなし私が託したことを成し遂げる。(イザヤ55章11節)

礼拝音源(28.0MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 イザヤ書43章18〜19節b 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編96編
会衆祈祷 一  同
聖  書 詩編100編1〜5節
使徒信条 93-4  1A 一  同
牧会祈祷 川原﨑晃主管牧師
宣  教 「歓喜、歓喜、歓喜」 川原﨑晃主管牧師
祈  祷
賛  美 17 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 川原﨑晃主管牧師
後  奏

宣教要旨

神の民の礼拝において用いられてきたのが、詩編100編です。神が命じておられることは(1~2節、4節)、どこまでも神の恵みによるものでした(3節、5節)。それへの信仰の応答は、「喜び」と「感謝」が鍵語となって展開されています。

1.喜びと感謝をもって賛美をささげよ
神の民は、喜びと感謝をもって主を賛美し礼拝をささげています(1節、2節b、4節)。この喜びと感謝は、神の恵みとして与えられるものです。そして、その歓喜の極致が「主こそ神と知れ」とあるように、体験的に主を知ることです(3節a、詩編22編4節参照)。
主は、御自身の御心が現わされるように人を造られ、主のものとされ、主の民として導かれます(3節bcd、エフェソ2章8~10節参照)。そこから生まれる歓喜は、口先だけのものではなく、喜んでささげる感謝となって具体的に表されます(4節)。ここに、天の御国を味わうことのできる豊かな人生が展開されていくのです。

2.喜びながら主に仕えよ
詩編100編は、神の民がバビロン捕囚から解放され、神殿が再建され、礼拝が回復された歓喜を歌っています(詩編126編1~3節参照)。つまり彼らの歓喜の根拠が、神御自身とその救いのにあったのです。その応答としての生き方が、礼拝者として「喜びながら主に仕え」ることなのです(2節a)。
「喜びながら主に仕え」の後に続く何かは、私たち一人ひとりと教会が祈りつつ、創造的に考え、具体的に生み出されていくことが求められています。