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Kobe Central Church

沖に漕ぎ出せ(2007.1.7)

題 : 「沖に漕ぎ出せ」  宣教: 福田 勝敏 牧師
聖書: ルカによる福音書 5章1節~11節
  元旦礼拝にお会いできなかった方もおられますので、改めて「明けましておめでとうございます。本年も神様がみなさまを祝福くださいますようにお祈りします」
 ルカによる福音書5章4節には、今年の神戸中央教会の目標と重なり合う部分が多くあります。この記事によれば、後に驚くほどの大漁を見たのです。しかしここで、わたしはイエスの奇跡の中にわたしたちに与えられる大きな教訓を見ます。

1.教え始められた
 この時イエスはシモン・ペトロの船に乗り込まれました。わたしたちの領域にイエスはおられますか?あなたの家庭に、あなたの職場に、あなたの心の中にイエスは乗り込んでおられますか?わたしたちは主のお働きに与るためには、主のみ教えを聞く必要があります。主のみ言葉を聞かないで事を始めても何も得ることはできません。

2.沖へ漕ぎ出せ
 イエスのみ教えを聞いたら次にイエスのご命令に耳を傾けましょう。イエスは「沖へ漕ぎ出せ」と言われます、今年、あなたは今の浅瀬で満足していてはいけません。沖へ漕ぎ出すのです。もっと信仰生活に本気になるのです。
 今まで自分勝手に網を降ろしていませんでしたか?沖へ出て、「お言葉ですから、網を降ろしてみましょう」と、イエスが言われる通りに従って行動をすると、主の不思議な奇跡を見せていただくことができます。

3.人間をとる漁師
 思いがけない大量を見せられた時、シモン・ペトロは自分の弱さに気付くと共に、罪深さにも気付きました。それでイエスの前にひれ伏したのです。
 あなたは、何かに成功した時、思い通りになった時自分の力を誇りますか、それともイエスのみ業のすばらしさを認め自分のちっぽけさを認めますか?
 自分の弱さと足りなさ、汚れを認める時、イエスは十字架の血潮でゆるし、永遠の命を与え、さらに神に喜ばれる清い心を与えてくださるのです。
 そしてわたしたちは、滅びに向かっている人々に福音を述べ伝え、イエスのもとに人々をお連れする者にしていただくのです。

臨在信仰に立つ(2007.1.1)

題  : 「臨在信仰に立つ」  宣教: 福田 勝敏 牧師
聖書 : 出エジプト記  33章12節~17節

  主の年の2007年1月1日を迎えました。天地創造以来歴史は積み重ねられ、継承されてきました。しかし2007年という年はまだだれも歩いたものはいません。
 あなたはこの年、この2007年という真っ白なキャンバスにどのような絵、あるいはどのような文字を書こうとしておられますか?
1890年、日本に来られたB・Fバックストン先生が提唱され、1951年7月この神戸中央教会を会場にして開催された日本イエス・キリスト教団創立総会において、初代教団委員長となられた小島伊助先生が引用された「我親ら汝らと偕に往くべし」(出エジプト33:14文語訳)が今年の教会標語として与えられています。
 新しい年、この臨在信仰を確認し、確立させていただきたいと願わされています。

1.道を示される
 モーセは神に、この民を導き上るために道を示してください、と祈りました。わたしたちも信仰生活をするために道を明らかにしてほしいと願います。
 その道とは、イエス・キリストご自身です。今年もまず、わたしたちのために十字架にかかり、罪をゆるし、三日目によみがえって永遠の命を与えてくださったお方様をしっかりと見上げましょう。

2.最高の同行者
 神はモーセに、「わたし自ら同行する」と約束して下さいました。この年、わたしたちは神戸中央教会と共に歩んでくださるお方、また、わたし自身と共に歩んでくださるお方、つまり、いつでも、どこでも共にいてくださる臨在の主を見上げて従いつつ歩ませていただきましょう。

3.選んでくださったお方
 モーセが選ばれたように、わたしたちも神様によって選ばれました。しかもここでは名指しで選んだといっておられます。
 そして臨在してくださるお方が、わたしたちを特別な者としてくださるのです。なんという恵み、なんという感謝ではありませんか。個人において、家庭において、教会のすべての集いにおいて臨在信仰に立ち、臨在信仰で進む一年でありましょう。