月別アーカイブ: 2020年9月

使徒の選出(2020.9.27)

聖書

そこで、十二人を任命し、使徒と名付けられた。彼らを自分のそばに置くため、また、派遣して宣教させ、悪霊を追い出す権能を持たせるためであった。(マルコ3章14~15節)

礼拝音源(25.4MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 ハバクク2章20節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交読詩編 66編1~20節
会衆祈祷 一  同
聖  書 詩編46編1~12節
使徒信条 93-4  1A 一同起立
賛  美 463 一同起立
牧会祈祷 石﨑善土伝道師
宣  教 「使徒の選出」 石﨑善土伝道師
祈  祷
賛  美 510 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 川原﨑晃主管牧師
後  奏

宣教要旨

1.選ばれた背景

イエスが行った奇跡のことを聞き、おびただしい群衆が集まった。しかし、その人々には、福音とイエスに対する偏った理解しかなかった。それに対し、福音の全体像を知り深く理解する者を育てるため、イエスは弟子の中から使徒とする者を選んだ。

2.選ばれた理由

選んだ理由は、『じぶんのそばくに置くため』『派遣して宣教させ』『悪霊を追い出す権能を持たせるため』(14,15)でした。使徒はイエスのそばで寝食を含めた生活を共にすることで、生ける福音であるイエスを目の当たりに見て深く知り、宣教に出て行く力と福音に対する信頼を得ました。そして、神から遣わされている印である、悪霊を追い出す権能を与えられるのにふさわしい者となって行きます。

3.選びの責任

イエスが十二人を任命したとき、彼らは未熟でした。筆頭のペトロをはじめ、使徒達は失敗を繰り返し、イエスの教えを理解できず、逃げ出すことさえします。しかし、イエスのそばで成長し、未熟ながらも使命を果たします。そして、使徒達が宣教した結果、私たちのところまで福音が伝えられました。

福音とイエスを信じる者は、すべて神から選ばれた者です。その信仰は未熟なところから始まります。イエスの復活があるまでは誰も完成することはありません。しかし、イエスのそばで歩み続ける事で、成長して派遣される者となります。選んだ方が責任を持ってして下さいます。その主のそばで、この秋も歩んで行きましょう。

 

 

 

 

礼拝ご案内・行事予定(2020年10月)

礼拝はキリスト教会の最も大切な行事です。私たちのいのちの糧である聖書の言葉がわかりやすく語られます。讃美歌を歌い、祈ります。 神さまを讃え、救いにあずかった感謝を表します。

 

◎ 主日礼拝 (毎週日曜日) 第1礼拝 :AM 9:00 ~ 10:00 第2礼拝 :AM 10:45 ~ 11:45 第3礼拝 :PM 5:00 ~ 6:00 ○成人科プログラム (毎週日曜日) AM9:30 ~ 10:15
楽しい聖書の学び 1階集会室にて お話は毎回完結します。 いつでもお入りください。
4日(日) 第1聖日世界聖餐日礼拝
「聖なる交わり」
エフェソ6:21~24
天からのはしご
創世記28:10~22
鎌野 健一
11日(日) 第2聖日 神学校デー礼拝
「キリストは生きておられる」
ルカ24:1~12
ヤボクの渡し
創世記32:22~32
山崎 勝
18日(日) 第3聖日 特別礼拝
「信仰を告白するということ」
フィリピ2:1~11
人を汚す罪
マルコ7:14~23
増永 茂
25日(日) 第4聖日 宗教改革記念日・伝道礼拝
「オワコンにワンチャン」
.ルカ7::11~17
祈りと証し

祈祷会 恵みの分かち合い (毎週水曜日)  AM 10:30 ~11:30、PM 7:00 ~ 8:00

祈祷会は毎日の家庭の祈りに加えてクリスチャンが心を合わせて神に問い、神と語る集会です。キリスト教にとって、祈りは「ご利益の祈願」や「瞑想」ではありません。 神さまのみこころが私たち世界に満ちることを願い、さらに救われたことを神さまに感謝するものです。

10月行事予定

■ 4日(第1聖日)世界聖餐日礼拝 聖餐式 10月誕生者祝福 避難訓練(シェイクアウト訓練)
■ 11日(第2聖日)神学校デー礼拝 役員会
■ 18日(第3聖日)特別礼拝 特別集会
■ 25日(第4聖日)宗教改革記念日・伝道礼拝

11月行事予定

■ 1日(第1聖日)聖徒の日合同記念礼拝 11月誕生者祝福
■ 8日(第2聖日)幼児成長祝福礼拝
■ 15日(第3聖日)礼拝  教会学校教師研修会③
■ 22日(第4聖日)収穫感謝日・伝道礼拝  大掃除
■2 9日(第5聖日)第1待降節礼拝

すべての人の避けどころ(2020.9.20)

聖書

神はわたしたちの避けどころ、わたしたちの砦。苦難のとき、必ずそこにいまして助けてくださる。
(詩編46編2節)

礼拝音源(25.2MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編68編20~21 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交読詩編 121編1~8節
会衆祈祷 一  同
聖  書 詩編46編1~12節
使徒信条 93-4  1A 一同起立
賛  美 57 一同起立
牧会祈祷 川原﨑晃主管牧師
宣  教 「すべての人の避けどころ」 川原﨑晃主管牧師
祈  祷
賛  美 484 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 川原﨑晃主管牧師
後  奏

宣教要旨

神は、天地を創造され、人を救い、歴史の中で力を示し続けてこられました。そして、人が苦しみ悩む中において逃れ場のようになってくださり、必ずそこにおられて助けてくださいます(1節)。それが、イエス・キリストにおいて明らかにされました。

1.恐れを経験する中での逃れ場
人は、危険から身を避けて、安心して身を寄せることのできる逃れ場を必要としています。人生や世界の危機によって、揺れ動き混乱し不安に陥るとき、神がわたしたちの避けどころとなってくださるので、「わたしは決して恐れない」者としてくださいます(3~4節、7節)。
人生の嵐に遭遇するときの恐れのとき、罪の力と罪がもたらす良心の呵責からくる恐れのとき、死と死後の審きに対する恐れのときの逃れ場は、イエス・キリストの十字架と復活によってもたらされた救いにあります。

2.信頼を置くべき神
私たちは、そうした恐れの中にあっても、神がおられるので動揺することがないのです(5~6節)。そして、力に満ちた主が私たちと共におられるので(8節、12節)、神にしがみつき、信頼を置くのです。十字架に死んで復活してくださったイエス・キリストが共に歩み続けてくださいます。
ですから、私たちは、自分の思いや考えや生き方を貫くことを捨てて、イエス・キリストが自分自身の救い主であることを知ることです(11節)。そのイエス・キリストを信じるとは、主が成し遂げてくださった救いの御業を仰ぎ見ることです(9節a)。

 

 

 

大きな慰め(2020.9.13)

聖書

イエスは大声で叫ばれた。「父よ、わたしの霊を御手にゆだねます。」こう言って息を引き取られた。(ルカ23章46節)

礼拝音源(26.7MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編68編20~21 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交読詩編 62編1~13節
会衆祈祷 一  同
聖  書 ルカ23章44~56節
使徒信条 93-4  1A 一同起立
賛  美 464 一同起立
牧会祈祷 川原﨑晃主管牧師
宣  教 「大きな慰め」 川原﨑晃主管牧師
祈  祷
洗礼式 (第二礼拝) 67
長寿祝福・感謝の時
賛  美 528 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 川原﨑晃主管牧師
後  奏

宣教要旨

この箇所は、主イエスの十字架の最後の場面です。その主イエスの十字架による救いは、歴史と世界に大きな変化をもたらしました。それは、イスラエルだけではなく、全ての人にもたらされた大きな慰めです(ルカ2章25節)。

1.新しい生きた道が開かれたから  44~46節

神の御子が失われるということは、全世界を暗黒に追い込むことでした(44節~45節a)。しかし、「神殿の垂れ幕が真ん中から裂けた」(45節b)ことに表されているように、主イエスは十字架の死をもって、神と人との間のあらゆる隔てを撤廃してくださり、その交わりを回復してくださったのです。

そして、「父よ、わたしの霊を御手に委ねます」(46節)と、主イエスは父なる神に御自分の全てを委ね切られました。それゆえに、誰でも神に近づく新しい生きた道が開かれたのです。私たちは、この主イエスに揺るがない信頼をおくのです。

2.新しい神の御業が始まるから  47~56節

主イエスの十字架によって、神の救い、神の恵みの御業が始まりました。百人隊長は、神を信じなかった者でしたが、神を信じ始めるようになりました(47節)。群衆たちは、胸を打ちながら、自分たちの至らなかったこと、間違っていたことを認め、罪深さを知らされ、悔い改めへと導かれました(48節)。ヨセフという議員は、主イエスの御姿と御言葉に接し、心が変えられ、勇気ある人に変えられました(50~54節)。

主イエスの十字架によって、私たちの全ての闇が光へと移し変えられました。ここに、私たちの慰めがあります。この慰めを人に届ける者とさせていただきましょう。

 

 

 

神の偉大な力を身にまとい(2020年9月6日)

聖書

最後に言う。主に依り頼み、その偉大な力によって強くなりなさい。(エフェソ6章10節)

礼拝音源(30.3MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編29編2節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交読詩編 65編1~14節
会衆祈祷 一  同
聖  書 エフェソ6章10~20節
使徒信条 93-4  1A 一同起立
賛  美 18 一同起立
牧会祈祷 川原﨑晃主管牧師
宣  教 「神の偉大な力を身にまとい」 川原﨑晃主管牧師
祈  祷
9月誕生者祝福 イザヤ書63章9節
賛  美 536 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 川原﨑晃主管牧師
後  奏

宣教要旨

パウロは、この手紙で、キリストと共に恵みの座に着き(2章6節)、歩み(同4章17節以下)、この箇所では、悪魔に立ち向かうように語っています(10~11節)。そのためには、主の偉大な力によって強くされ、神の武具を身につけるように命じています。

1.世の現実に送り出される身である  11~12節
信仰者が送り出されていく世の現実は、罪の力に支配されている世界です。したがって、信仰者はその戦いの装備を身に着け、心を定めて送り出されていくのです。
それは、信仰者の戦う相手が、血肉すなわち人間ではなく悪魔であり、その策略に対抗するためです。悪魔は、敵が悪魔であることを見破られることを恐れます。また、悪魔の存在を信じさせないようにしてきます。
このように、信仰者は、不信仰との戦いであること知って、神に敵対するものの前にいることを忘れてはならないのです(詩編23編5節a)。

2.神の御前に自らを置く身である  13~20節
信仰者は、この戦いに挑むに際して、臨在される神に目を向け、その神の御前に立つのです。そして、真理の帯、正義の胸当、平和の福音の履物、信仰の盾、救いの兜、霊の剣という、神が信仰者に与えてくださる「神の武具を身に着け」させていただくのです。霊の剣こそ「神の言葉」であり、人に神の救いに与らせる御言葉です。

このように、信仰者は福音の戦いのために神に全面的に依存しているのですから、祈りをもって戦いをなし、すべての聖なる者たちのために祈り、福音を大胆に語り続けられるように祈り合うのです。ひざまずき、立ちあがらせていただきましょう。