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2016年7月17日

聖霊に信頼して(2016.7.17)

宣教題  「聖霊に信頼して」            宣教 川原﨑晃牧師
聖 書  1テサロニケ1章2~10節
私たちの教会は、霊的に健全な教会であるか、と問われています。霊的とは、信仰者や教会が聖霊との関わりの中に生きているかということです。ですから、私たちは、聖霊に信頼して、聖霊の導きを喜びとして、「力と、聖霊と、強い確信とによっ」て歩んでいくことが大切なのです(5節)。

1.福音が継承されている  4節、6節、9~10節
テサロニケ教会は、福音の一石が投じられ、そこから福音の波紋が拡がっていったことにより誕生し形成されました(使徒言行録17章1~9節)。そして、模範的な教会として成長していきました(1テサロニケ1章2~3節)。神に愛され神に選ばれた彼らは(4節)、聖霊による宣教が展開されていく中から、「聖霊による喜びをもって御言葉を受け入れ」たのでした(6節、ルカ10章20~21節参照)。
その救いの実際は、「偶像から離れて神に立ち帰り、生けるまことの神に仕えるようになった」(9節)のであり、再臨の主の御前に立つ望みをいただいているものでした(10節)。私たちは、この聖霊による救いを受け継いでいるのです。

2.福音が共鳴している  2~3節、5~8節
福音によって、テサロニケ教会だけが誕生し形成されただけでなく、周囲の地方全体に波及して行きました(7~8節)。テサロニケの信徒たちは、主イエスとパウロに倣う者となって、信仰と愛と希望とに満たされた実を結び、周囲の人々に感化を与えて行ったのです(3節、6節)。このようにして、聖霊のなされる働きの結果が、見本となって人々の前に陳列されたのです。
いつの時代であっても、どこの地域であっても、教会は聖霊による福音に生きる共同体であり、それが周囲に響き渡る聖霊による福音の共鳴体です。聖霊に信頼して、聖霊の導きをいただくことを心から願い、それが私たちの教会の現実となっていきますように!