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礼拝メッセージ

慈しみと豊かな贖い(2023.8.27)

聖 書

イスラエルよ、主を待ち望め。主のもとに慈しみがあり そのもとに豊かな贖いがある。 (詩編 130編7節)

礼拝音源(42.7MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 申命記4章31節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 481 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編51編
会衆祈祷 一  同
聖  書 詩編130編1~8節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 鎌野直人副牧師
宣  教 「慈しみと豊かな贖い」 第2    大塚篤師
第1、第3 鎌野直人副牧師
祈  祷
賛  美 456 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 鎌野直人副牧師
後  奏

宣教要旨

1 悔い改めの叫び (1~4節)
詩人は、「深い淵の底からあなたに叫びます」(1)と主のあわれみを求めて祈っています。私たちは、かつて深い淵の底のような暗黒の中でもがき、苦しみ絶望の淵をさ迷っていた者です。詩人は、主を呼び求める声をあげ(2)、「主よ、あなたが過ちに目を留めるなら、…だれが耐えられましょう」と自らの罪深さを覚え、ただ主のあわれみを求めています。4節「しかし、赦しはあなたのもとにあります」(4)と主の赦しの恵みに目を向けています。

2 主とそのみ言葉への待ち望み(5~6節)
「私は主を望みます」(5)と、詩人は、主とその御言葉を切に待ち望んでいます。詩人は「夜回りが朝を待つにも増して」(6)と夜回りが朝を待つ様子と比較して、切に主を待ち望んでいることを告げています。

3 主のもとにある慈しみと豊かな贖い(7~8節)
詩人は、イスラエルの民に向って「イスラエルよ、主を待ち望め」と呼びかけ、
「主のもとに慈しみがあり、そのもとに豊かな贖いがある」(7)と人々に自分
の体験を証ししています。主の贖いの恵みに与った者は、その恵みを誰かに伝え、共に喜びたいと思うものです。ですから、詩人は、主の慈しみと贖いの恵みの豊かさを自ら経験し、その確かさを人々に伝え、「イスラエルよ、主を待ち望め」と勧めているのです。 エフェソの信徒への手紙2章1~9節。

恵みと慈しみが続く人生(2023.8.20)

聖 書

命あるかぎり 恵みと慈しみが私を追う。私は主の家に住もう 日の続くかぎり。(詩編 23編6節)

礼拝音源(34.3MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 詩編96編1〜2節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 208 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編50編
会衆祈祷 一  同
聖  書 詩編23編1〜6節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「恵みと慈しみが続く人生」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 459 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1 羊飼いが羊の世話をするように
羊は弱い生き物で、世話をしてくれる人がいないと生きていくことができません。それで、羊飼いはよく気をつけて羊の世話をします。神様も羊飼いのように、私たちの世話をしてくださるのです。この詩編の作者は、自分の経験の中で、困難や危険なことがあっても、いつも一緒にいてくださり、守ってくださった。必要なものを備え、生活を祝福してくださった、と思い返しています。それを「主は私の羊飼い」と言う言葉で表現し、自分はその羊飼いに守られ、世話をしてもらっている羊のような存在だと言っています。

2 恵みと慈しみはいつまでも
この羊飼いのような神様は、生涯一緒にいてくださり、どこへ行っても神様の恵みと慈しみが追ってくるように続いていくと言っています。それはまた、この羊飼いのような神様の家に住んでいることだと言います。一生、神様の恵みと慈しみを受けて生きていくのだと言うのです。それは、安心と喜びに満ちた生活です。
「恵み」は神様から無代価で与えられるものです。羊飼いが羊の世話をするように、私たちが生きるためのすべてを与えてくださいます。「慈しみ」は弱い者を大切に思い、いたわる無償の愛です。この神様を「私の羊飼い」として、恵みと慈しみを受けて歩む人生を導いていただきましょう。

新しくされた者として(2023.8.13)

聖 書

新しい生地のままでいられるように、古いパン種をきれいに取り除きなさい。現に、あなたがたはパン種の入っていない者なのです。キリストが、私たちの過越の小羊として屠られたからです。 (1コリント5章7節)

礼拝音源(34.3MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 詩編100編1〜2節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 351 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編49編
会衆祈祷 一  同
聖  書 1コリント 5章1〜13節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「新しくされた者として」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 520 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1 パウロ、罪を指摘する
パウロはコリントの教会の中に、不品行の罪を犯すものたちがいることと、そのことを容認していることが問題だと指摘します。それは、当時のコリントの社会の中では、当然のこととして受け入れられていました。そしてそれが、教会の中にも影響を与えていたのです。パウロは、彼らが主の日に救われるために彼らの罪を裁いたと言います。

2 古いパン種を取り除きなさい
わずかのパン種でも粉全体を膨らませるように、小さな罪でも全体に及んでいくことをあげて、古いパン種や悪意と邪悪なパン種を取り除くようにと命じます。それは、古い考え方や習慣を離れて、イエス・キリストによって与えられた命に生きることを教えているのです。それが、イエス・キリストの十字架の死による贖いと復活による永遠の命に生きることです。

3 邪悪なこの世にあって、新しくされた者として生きる
この世の人々と交際をしないでいるようにと教えているのではなく、教会の中にいる不品行な行いをする人たちを避けるようにと教えます。それは、イエス・キリストを信じて新しく生きる者とされたクリスチャンは、この世で生きていく者であり、邪悪なこの世にあって、聖なるものとされた生き方をするようにと言っているのです。それが世にあってキリストを証しする新しくされた者の生き方なのです。

誠実であるとは(2023.8.6)

聖 書

ボアズは言った。「あなたは主に祝福されるように。娘さん。この度のあなたの誠実さは、以前にも増して尊いものです。(ルツ記 3章10節a)

礼拝音源(36MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 ルカ 2章14節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 17 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編48編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ルツ記 3章1〜18節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 鎌野直人副牧師
宣  教 「誠実であるとは」 鎌野直人副牧師
祈  祷
8月誕生者祝福 詩編37編3〜4節
賛  美 505 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 鎌野直人副牧師
後  奏

宣教要旨

1 ナオミのことばを行うルツ
ルツがボアズに出会ったことを聞いたナオミは、彼女の安らぎの場所のために、ボアズがいる麦打ち場に行くように命じた。彼に求婚を示唆する行動をルツが行うことによって、ボアズの指示を待つためだ。ルツはナオミのことばを受け入れ、それに従った。ボアズがどのように言うのか、分からない中でも、ルツは勇気をもって従った。

2 ルツのことばを行うボアズ
夜中に目を覚ましたボアズは、足もとに寝ている女性に驚いた。ルツはボアズに対して、自分たちの家を絶やさぬ責任あるボアズに助けを求めて来たと答えた。エリメレクの家を救おうと行動したルツの誠実さは、先の彼女の誠実さにまさるとボアズは考えた。さらに、異邦人でありながら、人々からは立派な女性と認められているルツのことばをすべて行うとも約束した。ただし、ボアズが依頼された働きを全うできるかは未確定である。ボアズも誠実にこの問題に向き合うのだ。翌朝、ルツはボアズのことばに従い、大麦を受け取って町へ戻り、ナオミに報告し、ボアズの次の行動を待った。

神の誠実さに気がついたナオミから始まった出来事は、誠実なルツとボアズの勇気ある行動を通して進み始めた。計画通りに人が動くか、どうか不確定であるにもかかわらず、神の誠実さに気づいたからこそ、そのように行動したのだ。これは、死者の中からのイエスのよみがえりという神の誠実さの福音を知る私たちに対するチャレンジだ。

キリストのために働く(2023.7.30)

聖 書

こういうわけですから、人は私たちをキリストに仕える者、神の秘義の管理者と考えるべきです。 (1コリント 4章1節)

礼拝音源(38MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 詩編30編5節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編47編
会衆祈祷 一  同
聖  書 1コリント 4章1〜21節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「キリストのために働く」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 567 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

パウロはコリントの信徒たちに、「キリストに仕える者、神の秘義の管理者」であるパウロたちの生き方に倣うように勧めます。

1 忠実に、謙遜に仕える
 パウロは「仕える者、管理者」に求められることは忠実であることだと言います。それは、この務めを委ねられた神様に対する忠実さです。また、「書いてあることを越えない」こと、神様のみ言葉に教えられる通りに謙遜に生きることを教えます。そうするとき、高ぶることも人を蔑むこともなくキリストに仕える者として生活することができるのです。

2 生みの父、養育者として仕える
パウロは、コリントの信徒たちに厳しい口調で語りますが、それは「愛する私の子どもとして諭すためなのです。」と、父親が子どもに対するような愛をもって彼らに、キリストのものとして成長し、仕える者になって欲しいという思いを伝えます。

3キリスト・イエスにある生き方に倣うように
パウロは私のような生き方をして欲しいと、コリントの信徒たちに語ります。それは、迫害にあっても忠実に従う生き方です。そのためにテモテを遣わして、パウロがキリストに倣って生きている生き方を伝えようとしました。それは、キリストが教えられたように生き、キリストのために働く生き方です。

逆風が来ても安心(2023.7.23)

聖 書

イエスが舟に乗り込まれると、風は静まった。弟子たちは心の中で非常に驚いた。(マルコ 6章51節)

礼拝音源(31.4MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 詩編55編23節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編46編
会衆祈祷 一  同
聖  書 マルコ 6章45〜52節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「逆風が来ても安心」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 433 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

I 働くことと休むこと
イエス様が弟子たちを舟に乗せ、向こう岸へ行かせたのは彼らを休ませるためでした。それは、群衆がイエス様を探してやってきたので、休むことを後回しにして彼らのために働いたからです。イエス様も弟子たちも休むことが必要でした。

II 逆風に悩まされている弟子たちを助けに行かれる
イエス様より先に向こう岸へ渡ろうとしていた弟子たちは、湖の真ん中で漕ぎ悩んでいました。逆風が強くて進むことが難しかったのです。イエス様はそれを見て、湖の上を歩いて近づいて行かれました。弟子たちは、イエス様が水の上を歩いて来るなどということは考えてもいなかったので、イエス様だとわかりませんでした。それで、恐れたのです。イエス様にそんなことができるとは思っていなかったのです。でも、それはイエス様でした。助けは思いがけないところから来ました。
III 舟に迎え入れる
イエス様は恐れている弟子たちに「安心しなさい。私だ。恐れることはない。」と声をかけられました。それで、弟子たちはイエス様を舟に迎え入れました。その時、逆風は静まりました。神であるイエス様の力が現されたのです。
私たちも、自分の中にイエス様を迎え入れましょう。そして、イエス様によって逆風の中にも安心できる生活を与えていただきましょう。

共に歩まれる主(2023/7/16)

聖 書

すると主は言われた。「私自身が共に歩み、あなたに安息を与える。」(出エジプト記 33章14節)

礼拝音源(30.7MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 ゼファニア書 3章17節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編44編
会衆祈祷 一  同
聖  書 出エジプト 33章12~16節
使徒信条 93-4 1A 一  同
教団信仰告白
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「共に歩まれる主」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 463 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

今日は、私たちの教団が創立した日を覚えて礼拝します。

I今まで共に歩まれた主
私たちの教団は、出エジプト記33章14節のみ言葉を教団標語聖句として創立されました。このみ言葉は、イスラエルの民がエジプトから導き出され、主なる神様が与えると約束された地へ出発するときにモーセに与えられたみ言葉です。この言葉の通りに神様はモーセと共にいて、民を導いてくださいました。私たちの教団もその同じ信仰に立ち、共に歩んでくださる神様に導かれました。

II今も共に歩んでくださる主
イスラエルの民達がどのようであっても、どんなことが起こっても、主なる神様は彼らを見捨てず見放さず導かれました。今の時代を生きる私たちには、多くの困難や課題があります。それでも、今も変わらない神様が私たちと共にいて導いてくださり、共に歩んでくださっています。

IIIこれからも共に歩んでくださる主
神様はイスラエルの民達の中に住み、彼らとともに歩まれました。そして、彼らは神様に特別に選ばれた民となりました。私たちが、今の時代に生きていくとき、困難は続き不安なことも多くあります。このような時代の中にあっても、主なる神様は、神の国の民とされた私たちと共に歩み続けてくださいます。

キリストを土台とする人生(2023.7.10)

聖 書

イエス・キリストというすでに据えられている土台のほかに、誰も他の土台を据えることはできないからです。(1コリント 3章11節)

礼拝音源(30.7MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 コロサイ 2章7節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編42編
会衆祈祷 一  同
聖  書 1コリント 3章10〜22節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「キリストを土台とする人生」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 390 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

パウロはクリスチャンたちを神の建物にたとえてクリスチャンの生き方を教えます。

I 土台はキリスト
パウロは「土台を据えた」と言い、その土台はイエス・キリストであると言いました。それは「神から受けた恵みによって」であり「賢い建築家のように」据えたのです。そして、いろいろな材料でその土台の上に建物を建てていく、それがクリスチャンの人生です。「金・銀・宝石」は永続的なものを指し、「木・草・わら」は長くは続かないものを表しています。土台は、揺るぐことのないキリストですが、どんな材料でどのように建てていくか注意して建てなければなりません。終わりの日にどのような建物であるかが明らかにされるからです。

II 神の神殿となっている
クリスチャンの人生を建物にたとえた後、クリスチャンは「神の神殿」であると教えます。神の霊がその人のうちに住んでおられるからです。キリストによって神と共に生きるものとしての人生を歩ませていただいているのです。

III すべてはあなた方のもの
この世の知恵で自分は知者だと誇るのではなく、神の知恵によって考えるようにと再び諭します。そうする時、すべてのものが神から与えられ、キリストのもの、神のものとして一つとされていることがわかり、分派はなくなるのです。

偶然はあるのか(2023.7.2)

聖 書

そこでルツは出かけて行き、刈る者たちの後に付いて畑で落ち穂拾いをした。そこは、図らずもエリメレクの氏族に当たるボアズの畑の一角であった。(ルツ記 2章3節)

礼拝音源(35.5MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 詩編25編8〜9節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編41編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ルツ 2章1〜23節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 鎌野直人副牧師
宣  教 「偶然はあるのか」 鎌野直人副牧師
祈  祷
賛  美 414 一同起立
7月誕生者祝福
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 鎌野直人副牧師
後  奏

宣教要旨

1 偶然なのか
ルツは自ら進んで落ち穂拾いを申し出た。彼女は自分を受け入れてくれる刈る者の後について落ち穂拾いを始めた。それはエリメレクの親戚であるボアズの畑であった。その日、ボアズも畑の様子を見に来た。彼は見たことのない若い女に気づき、彼女のことを尋ねると、監督する者はナオミと一緒にモアブの野から帰ってきたモアブの娘である、彼女が自分から申し出て、一生懸命、働いている、と伝えた。

2 ルツを知るボアズ
ボアズはルツを守るために、自分の畑から落ち穂を拾うように語った。外国人差別が当たり前の世界で、同じ氏族の家族を養う責任を果たそうとした。ボアズは、ルツがナオミと共に帰ってきたことを知っていたので、ルツに主の祝福があるように祈った。自らが奴隷以下の外国人寄留者に過ぎないと考えるルツに対して、ボアズはさらに食を備え、彼女をいじめから守るだけではなく通常以上のものを与えるよう指示した。

3 主の介入に気づく
ルツはボアズが何者か知らなかった。一方、ナオミは偶然から始まった出来事に、自分たち家族への主の慈しみを見出し、主の手のわざに気付き始めた。偶然はある。しかし、ボアズとルツそれぞれが置かれていたところで忠実に歩んだからこそ、神の摂理がナオミの目に見えるようになり、彼らは思いもよらぬ形で神のわざに関与するのだ。

私たちは神の協力者(2023.6.25)

聖 書

私たちは神の協力者、あなたがたは神の畑、神の建物なのです。 (1コリント 3:9)

礼拝音源(31.2MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 イザヤ書42章6節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編40編
会衆祈祷 一  同
聖  書 1コリント 3章1〜9節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「私たちは神の協力者」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 414 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

パウロは、キリストを伝えてくれた人に目をとめ、その人たちを遣わされた神様に目を向けることができないのは、まだ信仰が成長していないからだと指摘します。

1 キリストにある幼子
コリントのクリスチャンたちは確かにイエス・キリストを信じて救われました。けれども、まだ聖霊によって生活することができていませんでした。それは、妬み争っていることに表れていると言います。その様子を「キリストにある幼子」と言い幼子なので真理の御言葉を理解する力がないと言っています。幼子は成長しなければなりません。

2 神に仕える者、神の協力者
パウロもアポロも人々を信仰に導くために神様に仕える者だと言います。そして、成長させてくださるのは神様だと教えます。コリントの教会を畑に例え、パウロもアポロもその畑に作物を植え、世話をする者だと言うのです。畑の持ち主である神様によって与えられた仕事を行なっていき、作物の収穫のため協力して働く者だと表現します。そして、仕える者ではなく、育ててくださる神様を信じて生きる者に成長するように教えます。

3 幼子から神の協力者へ
私たちも聖霊によって教えられ、神様のみ言葉によって養われて成長させていただきましょう。神様が成長させてくださいます。

あなたの罪はゆるされた(2023.6.18)

聖 書

イエスは彼らの信仰を見て、その病人に、「子よ、あなたの罪は赦された」と言われた。(マルコ2:5)

礼拝音源(29.8MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 イザヤ書30章18節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編39編
会衆祈祷 一  同
聖  書 マルコによる福音書 2章1~11節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 鎌野直人副牧師
宣  教 「あなたの罪はゆるされた」 鎌野直人副牧師
祈  祷
賛  美 442 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 鎌野直人副牧師
後  奏

宣教要旨

1. 人々の期待
イエスがカフェルナウムの家にいるという知らせが広がった。いやしや悪霊追い出しを期待して、人々はイエスのところに集まった。体の麻痺した男もイエスのところに連れて来られた。人々は屋根を剥ぎ、穴を開け、その人を釣り下ろして、この男をイエスの前に連れ出した。「神の国」の到来を語り、見せたイエスの姿は彼らのうちに信仰を生み出し、その信仰のゆえに彼らはこのような行動をした。

2. 罪のゆるしから生み出された論争
いやしを期待している男にイエスは「子よ、あなたの罪は赦された」(2:5)と言った。いやしを望んでいた人々の期待は裏切られたように思った。律法学者たちは、イエスが律法を破ったと考えた。罪の赦しは神殿で祭司によって与えられるものであったからだ。しかし、イエスはこれらを省略して罪の赦しを宣言した。

3. 罪を赦す権威
イエスが罪の赦しを宣言されたのは、からだのいやしが罪の赦しの現れであるからだ。それには全人格的な広がりがある。ちょっとした悪いことの積み重ねが、本人も親しい人も苦しめていくからだ。地上で罪を赦す権威を持つイエスは罪を赦し、人をその苦しみから解放する。実に力あるわざをなされたのだ。イエスがおられるところに、神の国があり、罪のゆるしが実現し、神の祝福が溢れ流れる。

神の霊によって知る(2023.6.11)

聖 書

私たちは世の霊ではなく、神の霊を受けました。それで私たちは、神から恵みとして与えられたものを知るようになったのです。(1コリント 2:12)

礼拝音源(31.8MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 イザヤ書30章23節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編37編
会衆祈祷 一  同
聖  書 1コリント 2章10〜16節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「神の霊によって知る」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 504 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

信仰が神の力によるものであることを伝えたパウロは、さらに神の霊によって神との交わりに入れていただいた者について教えていきます。

1.神の霊によって神を知ることができる
イエス・キリストを信じて神の霊を受けた者は、この神の霊を通して神がどのような方であるのかを知ることができるようにしてくださっています。人の知恵では神を理解することができません。けれども、神の霊は神のことをよく知っているので、神のことを明らかに示してくださるのです。

2.神の霊によってみこころを知る
神の霊を受けた者たちは、神が与えてくださったものがどんなものであるかを知ることができます。また、神のみこころを知ることができ、みこころに従う生活をすることができるようにしてくださいます。

3.キリストの思いを抱いて神とともに生きる
イエス・キリストを信じる者に与えられた神の霊は、私たちとともに住み、信じる者たちを神とともに生きるものとしてくださいます。それは、神との親しい愛の交わりの中に生きることです。その生き方を、神の霊は教えてくださるのです。
私たちが受けた神の霊によって、私たちを愛してくださる神を知り、神のみこころを知って神を愛し、神との愛の交わりの中に生きる生活をさせていただきましょう。

神の力によって(2023.6.4)

聖 書

私の言葉も私の宣教も、雄弁な知恵の言葉によるものではなく、霊と力の証明によるものでした。 (1コリント 2:4)

礼拝音源(34MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 箴言9章10〜11節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編36編
会衆祈祷 一  同
聖  書 コリントの信徒への手紙一 2章1〜9節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「神の力によって」 仁科共子牧師
祈  祷
6月誕生者祝福 詩編91編4〜5節
賛  美 457 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

神の知恵によって十字架にあらわされた神の力が救いの力であると語ったパウロは、続いて、この神の力は聖霊によって知ることができると教えていきます。

1. 神の霊と力によって伝える
パウロは、知恵や知識によって雄弁に語っても、聞いた人が信じることはできないということを経験して知りました。それで、コリントの人たちには知恵の言葉によらないで神の霊と力によって伝えた、と言っています。

2. 神の知恵によって語るもの
神の力によってキリストの十字架になされた救いの恵みをいただいた者には、聖霊によって神の知恵が開かれ、神の言葉と神のみわざを理解することができるとパウロは教えています。それは、「人の心に思い浮かびもしなかったこと」であり、神が「ご自分を愛する者たちに準備された」ものです。

3. 神の力による信仰
神の知恵によって、十字架にあらわされた神の恵みのわざは、神の霊と力によらなければ知ることができず、信じることができません。パウロは、神の聖霊と力によってキリストを伝え、聞いた人々が信じて、信仰に生きる者とされていると語ります。この世の知恵によってはできないことです。
私たちは、神の力によって神の恵みのわざを知り、信じることができるようにしていただき、信仰の生活を導いていただいています。神の力によって歩みましょう。

それぞれの言葉で聞いた(2023.5.28)

聖 書

すると、一同は聖霊に満たされ、霊が語らせるままに、他国の言葉で話しだした。(使徒言行録 2:4)

礼拝音源(31MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 ヨハネ 14章16節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編35編
会衆祈祷 一  同
聖  書 使徒言行録 2章1〜16節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「それぞれの言葉で聞いた」 仁科共子牧師
祈  祷
聖餐式 新49
賛  美 404 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

イエス様が約束された聖霊が五旬祭(ペンテコステ)の時に与えられました。

1.聖霊に満たされて話しだした
イエス様は復活された後、弟子たちの前に現れ、生きておられることを示されました。そして、エルサレムで聖霊のバプテスマを待つように言われました。弟子たちは集まって心を合わせて祈っていました。そこに、聖霊が炎のように現れて弟子たちの上にとどまり、彼らは聖霊に満たされて「霊が語らせるままに、他国の言葉で話しだした」のです。

2.人々はそれぞれの故郷の言葉で聞いた
その頃、エルサレムにはたくさんの国々から来た人たちが住んでおり、五旬祭のために集まってきていた人たちもいました。弟子たちは聖霊によって、その人たちがわかるそれぞれの言葉で語ったのです。人々は話されたことがわかって、「彼らが私たちの言葉で神の偉大な業を語っているのを聞こうとは」と驚きました。

3.キリストを証しするために
弟子たちに聖霊が与えられたのは、キリストの証人となるためです。「聖霊が降ると力を受けて・・・私の証人となる」(使徒1:8)とイエス様は言われました。
その通りに弟子たちは聖霊に満たされて、イエス様の福音を宣べ伝えました。
今、私たちにも同じように聖霊が与えられ、キリストを証しする者とされています。聖霊の力によって聞く人に伝わる言葉で伝えさせていただきましょう。

世界とあなたのための十字架(2023.5.21)

聖 書

神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。御子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。(ヨハネ 3:16)

礼拝音源(32.3MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 エレミヤ29章11節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編34編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ヨハネ3章16節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 鎌野直人副牧師
宣  教 「世界とあなたのための十字架」 鎌野直人副牧師
祈  祷
賛  美 430 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 鎌野直人副牧師
後  奏

宣教要旨

1. 世界を愛された神
 世界を愛する神がおられる。神は、この世界を造られたからこそこれを愛されるのだ。世界を大切にし、その最善を願っておられる。さらに、神は世界のために人を造り、この世界を整えてよくし、美しくし、豊かにする使命を与えた。そして、この使命を果たすことができるように力と、力を用いる自由を人に与えられた。

2. ひとり子を与えられた神
 与えられた力と自由を人は自分のために用いるようになった。その結果、自分も世界もだめにしていった。そこで、神は自らが愛する世界のために行動をした。アブラハムを選び、エジプトから救い、律法を与え、住む地へと導いた。世界を回復するためだ。しかし、民は世界を破壊し、自らを破壊しつづけた。神は彼らに警告を与えた。それでも応答しない民は自分の国から追い出された。そこで、神はひとり子であるイエスを送り、その働きのクライマックスとして彼を十字架に架けた。イエスがすべての破壊を自らの身に負ったので、人は罪から解放され、命の道を進むことができるようになった。

3. 信じる者に与えられる使命
 こうして、イエスのわざのゆえに、人がその使命を果たす道が開かれた。永遠の命とは、死後のことだけではなく、今、ここで人としての使命を果たす道をも表している。この道を進みなさい、御子を信じなさい、と神は私たちを招いておられる。神が与えてくださるこの素晴らしいプレゼントを受け入れ、神の働きに加わろうではないか。