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新約聖書

御子による和解(2025.8.10)

礼拝配信(10:45より配信が始まります)

聖 書

その十字架の血によって平和を造り 地にあるものも 天にあるものも 万物を御子によって ご自分と和解させてくださったのです。(コロサイ 1章20節)

礼拝順序

前  奏
招  詞 イザヤ書 35章1節~2節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 299 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編 45編1節~10節
会衆祈祷 一  同
聖  書 コロサイ 1章15節~23節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷
宣  教 「御子による和解」 鎌野かをり副牧師
祈  祷
賛  美 499 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 鎌野かをり副牧師
後  奏

宣教要旨

1. 御子による創造

御子は見えない神様を私たちに見えるかたちで示されたお方であり、すべてのものが造られる前に最初に生まれたお方であり、すべてのものが存在する前から存在されていたお方である。そして、すべてのものは御子によって造られたのである。御子は創造の主である。そして、万物は、御子のために造られたのであり、御子が関わってくださり、御子のために存在している。

2. 御子による和解

御子は死者から最初に復活され、死に対する勝利においても初めとなられた。御子の十字架と復活の事実によって、神様との和解と平和が現実のものとなった。和解の主である御子が、私たちだけでなくすべて造られたものに和解と平和をもたらされた。

3.教会の頭である御子

私たち教会は御子を頭とする、御子の体である。だから、私たちはすべてのものの創造と和解の主である御子と深く結び合わされている存在である。それゆえ御子のわざを覚え、御子によって成長させられ、見えない神様のかたちをあらわす生き方をさせていただきたい。御子の創造と和解の恵み、つまり神様からの平和が、個人、教会、社会、世界へと広がるように、私たちは平和を知るだけでなく、自分たちの生活の中に平和を造り出し、実現していくことが出来るよう、祈りつつ歩ませていただきたい。

真実な平和の神(2025.8.3)

礼拝配信(10:45より配信が始まります)

聖 書

どうか、平和の神ご自身が、あなたがたを全く聖なる者としてくださいますように。(1テサロニケ 5章23節a)

礼拝順序

前  奏
招  詞 ハバクク書 2章20節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 210 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編 42編
会衆祈祷 一  同
聖  書 1テサロニケ 5章12節~24節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「真実な平和の神」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 413 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

Ⅰ. キリスト・イエスにおいて

パウロはテサロニケの教会の人たちへの手紙の終わりに「互いに平和に過ごしなさい」と勧め、具体的にどのようにするのかを挙げています。その生活は、イエス様の十字架の死と復活を信じて生きる者に、神様が望んでおられるものです。

2. 霊によって

神様が望んでおられる生活は、イエス様を信じた者に与えられている聖霊によって行うことができます。自分の知恵で神様の望まれることを知ることはできません。また、自分の力や努力でそれを行うこともできません。聖霊が私たちの内にいて、私たちを教え導き、力を与えてくださり、神様が望んでおられる生活ができるようにしてくださるのです。

3.平和の神ご自身によって

 私たちは、イエス様によって神様との平和が与えられました。神様は、私たちを聖なる者としてくださり、神様と一緒に生きることができるようにしてくださいます。また、私たちのすべてを守って、イエス様がもう一度来られる再臨の時に御前に立つことができるようにしてくださるのです。パウロは、「神様は真実な方であるから、必ずそのことをしてくださる」と確信をもって語っています。

神様の真実に信頼し、神様との平和の中に聖霊の助けによって神様の望まれる生活を歩ませていただきましょう。

神のプレゼントは突然に(2025.7.27)

礼拝配信(10:45より配信が始まります)

聖 書

イエスは、その人が横たわっているのを見、また、もう長い間病気であるのを知って、「良くなりたいか」と言われた。 (ヨハネ 5章6節)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 テトス 2章11節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 2 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編 41編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ヨハネ 5章1節~9節a
教団信仰告白 一  同
使徒信条 93-4 1A 一  同
聖歌隊賛美 297
牧会祈祷 鎌野直人副牧師
宣  教 「神のプレゼントは突然に」 鎌野直人副牧師
祈  祷
賛  美 451 一同起立
感謝献金 新185(聖歌隊)
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 鎌野直人副牧師
後  奏

宣教要旨

1. 良くなりたいのか
イエスがユダヤ人の祭りのためにエルサレムに上ったとき、町のすぐ東のベトサダ池のアスクレピオスという異教の神の神殿に向かった。そして、そこにいた大勢の人の中で、38年、病気で苦しんで、そこに横たわっている人に目を向けた。イエスは、彼の状況を知り、彼にだけ声をかけ、「良くなりたいか」と彼に問うた。答えは自明だ。

2. 質問に答えない
ところが、男は「良くなりたい」とは答えなかった。むしろ、不平を述べはじめた。池の周りに横たわっている人は、水が動くとき、池に入れば、病気は良くなると信じていた。彼もそうであった。しかし、誰も自分を助けて、池の中に入れてくれない。さらに、なんとか入ろうとすると、他の人が自分より先に入っていく。自分の問題が解決しないのは他の人のせいだ、と彼は不平を述べた。

3.すぐに良くなる
彼はイエスの問いに答えなかった。しかし、神は彼にプレゼントを与えた。イエスが彼に語られると、彼は直ぐに良くなったのだ。そして、彼は、言われた通り、床を取り上げて、歩き始めた。不意打ちのようにして与えられた神のことばによって、彼のうちに自分のやり方に死ぬ悔い改めが生まれた。歩き始めるというかたちで新しい命が与えられた。神のことばの生み出す信仰が、彼を死と復活へと導いた。神は私たちにも神のことばによって同じプレゼントを与えてくださる方である。

キリストの愛を知って(2025.7.20)

礼拝配信(10:45より配信が始まります)

聖 書

人知をはるかに超えたキリストの愛を知ることができ、神の満ち溢れるものすべてに向かって満たされますように。(エフェソの信徒への手紙3章19節)

礼拝順序

使徒信条93-4 1A一  同

前  奏
招  詞 詩編100編1節~2節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 528 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編 40編1節~12節
会衆祈祷 一  同
聖  書 エフェソ 3章14節~21節
教団信仰告白 一  同
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「キリストの愛を知って」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 481 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. 膝をかがめて祈る
パウロは、エフェソの教会の人たちのために祈っています。彼の祈りは、「御父の前に、膝をかがめて祈る」と、神様を「御父」と呼び、謙虚な姿勢の祈りです。

2. 愛に基づく者となる
パウロは、神様がエフェソの教会の人たちの「内なる人を強めてくださるように」と彼らの心の内が強められ、信仰によってキリストが心の内に住まれるように、また彼らが、キリストの愛に根ざし、愛に基づいて生きる者となるようにと祈ります。

3.すべての聖なる者たちと共に
パウロは、エフェソの教会の一人一人が愛に基づく者となることによって、すべての聖なる者たちと共にキリストの愛を知ることができるようにと祈ります。教会全体がキリストの愛を知って、キリストの体として神の栄光を現すものとなるのです。

私たちも、パウロのように教会のために祈りましょう。神が私たちの内なる人を強めてくださり、キリストが心の内に住んでくださるように。私たちが愛に根ざし、愛に基づく者とされ、教会の人たちと共に人知をはるかに超えたキリストの愛を知ることができるように。私たちを愛していてくださる御父なる神様は私たちの祈りに答えてくださる方です。

神の霊に導かれる(2025.6.8)

礼拝配信(10:45より配信が始まります)

聖 書

神の霊に導かれる者は、誰でも神の子なのです。(ローマ 8章14節)

礼拝順序

前  奏
招  詞 エゼキエル 36章26a,28b節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 351 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編31編1節~9節
会衆祈祷 一  同
聖  書 ローマ 8章1節~17節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「神の霊に導かれる」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 342 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. キリスト・イエスにある命の霊
パウロは、心の内には神の律法に仕えようとしているが、肉では罪の法則に捉えられていると、葛藤していることを語りました。しかし、彼は「キリスト・イエスにある命の霊の法則が、罪と死との法則から解放した」と聖霊によって導かれて罪の法則に勝つことができると言いました。神様が、イエス様を私たち罪深い人間と同じ姿で世に遣わされ、罪を処罰されました。それによって、神の律法を行うことができないで、罪の法則の中にとらわれていたものを解放されたのです。イエス様を復活させた聖霊が私たちの内に宿っておられ、私たちの死ぬべき体をも生かしてくださるのです。聖霊に従って生きるなら、肉の欲を満たすことはなく、律法の要求が私たちの内に満たされるのです。

2. 神の子とされる
私たちの内に与えられた聖霊に導かれて生きる者は神の子です。神の子は、聖霊によって生かされ、神様に「父よ」と呼びかけ、父と子の交わりの中に生かされます。神の子どもは、神様の相続人です。神の御子であるイエス様と共に栄光を受けることができるのです。

私たちも、内に与えられている聖霊によって、罪に定められることのない者とされました。聖霊に導かれて、神様の子どもとして神様に喜ばれる生活を歩ませていただきましょう。

家族全員への祝福(2025.5.25)

礼拝配信(10:45より配信が始まります)

聖 書

二人は言った。「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたも家族も救われます。」 (使徒言行録 16章31節)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編118編23節~24節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美120 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編29編
会衆祈祷 一  同
聖  書 使徒言行録 16章16節~34節
使徒信条 93-4 1A 一  同
聖歌隊賛美 新聖歌148
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「家族全員への祝福」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 442 一同起立
感謝献金 新聖歌132(聖歌隊)
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. 牢の中での賛美と祈り
パウロはシラスと共に聖霊に導かれて、福音を宣べ伝えていました。フィリピで占いの霊に取りつかれている女奴隷からその霊を追い出したとき、パウロは女奴隷の主人の怒りを買い、役人に引き渡されました。役人は彼らを鞭打って牢に入れました。パウロたちは、牢に入れられるような時にも、主を賛美し、祈りました。牢にいる他の囚人たちは、彼らの賛美と祈りに聞き入っていました。

2. 主イエスを信じなさい
パウロたちが入れられていた牢で真夜中に地震が起こり、牢の戸がみな開いてしまいました。看守は戸が開いているのを見て、囚人が逃げてしまったと思い、自害しようとしました。パウロは叫んで、看守が自害しようとしたのを止めました。看守は、囚人たちが誰も逃げていないのを見て、パウロたちのところに来て「救われるためにどうすべきでしょうか」と尋ねました。パウロは「主イエスを信じなさい」と言いました。そして看守とその家族に主の言葉を語ったのです。

3. 家族全員への祝福
パウロからイエス様のことを聞いた看守とその家族は、すぐにイエス様を信じて洗礼を受けました。そして、パウロとシラスを牢から連れ出して自分の家に連れていき、もてなしました。この日、看守と彼の家族は神を信じる者となったことを喜んだのです。
主の言葉を聞いて、イエス様を信じる時、救いの祝福が全家族に与えられます。

朽ちないものに変えられる(2025.5.11)

礼拝配信(10:45より配信が始まります)

聖 書

この朽ちるものは朽ちないものを着、この死ぬべきものは死なないものを必ず着ることになるからです。(1コリント 15章53節)

礼拝順序

前  奏
招  詞 ローマ 5章5節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 6 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編27編
会衆祈祷 一  同
聖  書 1コリント 15章35節~58節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「朽ちないものに変えられる」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 474 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. 霊の体に復活する
パウロは、イエス様が死者の初穂として復活されたことは、イエス様を信じた人たちの復活の保証だと教えました。それに続いて、神様が地上での体とは違う霊の体を与えてくださるのだと言っています。それは、栄光の体です。

2. 朽ちないものに復活する
パウロは、地上の体は朽ちるものであり、朽ちない神の国を受け継ぐことはできないと言いました。イエス様を信じた人たちは、神の国を受け継ぐものとされ、終わりの時に朽ちないものに復活するのです。この時、イエス様を信じた者たちの救いが完成するのです。

3. 死に勝利した
イエス様の復活は、罪の結果である死に対する勝利です。復活されたイエス様によって、私たちにもこの勝利が与えられるのです。
今、私たちが地上にあって生かされている体は、弱いものであり、朽ちていくものです。そのような私たちに、朽ちない栄光の体を与えてくださる保証がイエス様によって与えられています。私たちは、神の国で永遠に生きる者とされているのです。朽ちないものに変えられる時を待ち望みつつ、地上で与えられている生活の中で主の業に励みましょう。すべての労苦は主イエス様にあって無駄になることはないのです。

復活のキリストにあって生かされる(2025.5.4)

礼拝配信(10:45より配信が始まります)

聖 書

しかし今や、キリストは死者の中から復活し、眠りに就いた人たちの初穂となられました。(1コリント 15章20節)

礼拝順序

前  奏
招  詞 2コリント 5章17節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 288 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編25編1~14節
会衆祈祷 一  同
聖  書 1コリント 15章12節~34節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「復活のキリストにあって生かされる」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 323 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. キリストは復活された
 パウロは、コリントの教会の中に「死者の復活はない」と言っている人たちがいると指摘します。そのような考えに対して、キリストが復活されたのでなければ、パウロたちの宣教もコリントの教会の人たちの信仰も無駄になる、と言いました。キリストの十字架の死と復活が、私たちを罪から救い、滅びることのない永遠の命を得させてくれるのです。

2. キリストが復活の初穂となられた
 キリストは死者の初穂として復活されました。それは、キリストが復活する者たちの最初の方になられたということであり、キリストを信じる者たちの復活の保証です。

3.キリストにあってすべての人が生かされる
 最初に造られた人、アダムが神様に背いた罪によってすべての人が死ぬことになりました。神様は、人の罪を赦し、罪から解放するためにキリストを世に遣わし、十字架につけてくださいました。それだけでなく、キリストが復活されたことによって、信じる人が生かされることになるのです。
 キリストが私たちの身代わりとなって死んでくださったことを信じましょう。そして、その死に打ち勝って復活されたキリストを信じて生きる生活を歩ませていただきましょう。

復活の主が一緒に歩いて行かれた(2025.4.20)

礼拝配信(10:45より配信が始まります)

聖 書

話し合い論じ合っていると、イエスご自身が近づいて来て、一緒に歩いて行かれた。(ルカ 24章15節)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編68編20節~21節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 333 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編23編
会衆祈祷 一  同
演  奏 アンサンブル・シオン
聖  書 ルカ 24章13節~35節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「復活の主が一緒に歩いて行かれた」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 481 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. 歩きながら話し合っていた二人
イエス様が復活した日、二人の弟子がエマオに向かって歩きながら、イエス様に起こった出来事について話し合い論じ合っていました。そこにイエス様が近づいて来て、彼らと一緒に歩いて行かれました。そのときイエス様は、彼らが何を話し合っているのかと聞かれたのです。この二人は、話しかけてきたのがイエス様だとは、わかりませんでした。彼らは暗い顔をして、エルサレムでイエス様に起こったことを話しました。

2. イエス様が一緒に歩きながら二人に語られた
イエス様が十字架で死なれたことで、この二人の弟子は失望落胆していました。また、イエス様が復活されたという仲間の話を信じられず、困惑していました。イエス様は、彼らがイエス様の死と復活を理解できず、受け入れられないでいることを嘆かれました。そして、彼らに聖書からご自分について書かれていることを、解き明かされました。エマオへ向かう道を彼らと一緒に歩きながら語られたのです。

3. 一緒に歩いていたのがイエス様だとわかった
三人がエマオに着いた時、二人はイエス様を引き留めて一緒に泊まりました。そして、食事を一緒にしているとき、二人は、この人がイエス様だと分かったのです。彼らは、イエス様と一緒に歩いて、イエス様が語られるのを聞いていた時の気持ちを思い返し、確かにイエス様は復活されたと確信しました。
イエス様は、いつも私たちに寄りそって、一緒に歩いてくださいます。

埋葬の準備をした(2025.4.13)

礼拝配信(10:45より配信が始まります)

聖 書

よく言っておく。世界中どこでも、福音が宣べ伝えられる所では、この人のしたことも記念として語り伝えられるだろう。」(マルコ 14章9節)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編51編19節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 311 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編21編1節~8節
会衆祈祷 一  同
聖  書 マルコ 14章1節~11節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「埋葬の準備をした」 仁科共子牧師
祈  祷
聖  餐  式 新49
賛  美 512 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. 何のために
イエス様が食事の席に着いておられたとき、一人の女性が高価な香油の入った壺を持って来てそれを壊し、香油をイエス様に注ぎかけました。そこにいた人たちは、「何のために香油を無駄にするのか」と憤慨しました。彼らは、この高価な香油を売って貧しい人々に施す方がよい、と言ってこの女性のしたことをとがめたのです。

2. イエス様のために良いことをした
イエス様は、女性をとがめた人たちに、「私に良いことをしてくれたのだ」と言われました。この女性がイエス様のことを思って、高価な香油を惜しげもなくささげたことを喜ばれたのです。

3. 福音と共に語り伝えられる
イエス様は、「この人はできる限りのことをした。前もって埋葬の準備をしてくれた」と言って、このできごととご自分が十字架で死なれることを結び付けられました。そして彼女の行為を意義あることとして語られました。さらにイエス様は、この女性のしたことが「世界中どこでも、福音が宣べ伝えられる所で、記念として語り伝えられる」と言われました。 私たちはイエス様の身代わりの死によって罪から救われるという福音と共に、彼女のわざを伝え聞いています。福音を聞いて救われた私たちも、イエス様のために自分にできる精一杯のことをさせていただきましょう。イエス様は、私たちの思いを受け入れ、私たちを祝福してくださいます。

イエス様からのサプライズ(2025.3.31)

礼拝配信(10:45より配信が始まります)

聖 書

その人はすぐさま皆の前で立ち上がり、寝ていた床を担いで、神を崇めながら家に帰って行った。(ルカ 5章25節)

礼拝順序

前  奏
招  詞 テトスへの手紙 2章11節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 493 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編19編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ルカ 5章17節~26節
使徒信条 93-4 1A 一  同
聖歌隊賛美 513 仁科共子牧師
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「イエス様からのサプライズ」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 456 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. 人々の驚き
イエス様のところにたくさんの人が集まって来ていました。そのとき、体の麻痺した人を運んできた人たちが、イエス様のおられる家の中に入ろうとしました。しかし、大勢の人がいたので入ることができませんでした。この人たちは、その家の屋根を剥がし、穴をあけて家の中へその病人をつり下ろしたのです。そこにいた人たちは、驚いたでしょう。こんなことをする人たちがいるとは思っていなかったからです。
イエス様は、家の中につり下ろされた病人とつり下ろした人たちを見て、「あなたの罪は赦された」と言われました。その言葉を聞いたファリサイ派の人々と律法学者は驚きました。彼らの驚きは怒りと不満の驚きでした。イエス様の言葉は神様に対する冒涜だと思ったからです。<

2. 病気が癒された人の驚き
イエス様のところに連れてきてもらった病人も連れてきた人も、病気を癒してほしいという願いをもっていました。イエス様は、彼らの願いに応えただけでなく、この病人の生き方を変える言葉をかけられました。罪を赦す権威を持っておられるイエス様だからできたことです。彼は嬉しい驚きの中に帰って行ったのです。
Ⅲ. イエス様が与えられた喜びの驚き
イエス様が病人になされたことは、彼自身とそこにいた人々に神様を崇める喜びの驚きを与えました。私たちにも同じように、願いに勝る喜びを与えてくださいます。

復活であり、命であるイエス様(2025.3.23)

礼拝配信(10:45より配信が始まります)

聖 書

イエスは言われた。「私は復活であり、命である。私を信じる者は、死んでも生きる。(ヨハネ 11章25節)

礼拝順序

前  奏
招  詞 1コリ 15章54b~55節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 204 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編18編 1節~20節
会衆祈祷 一  同
聖  書 ヨハネ 11章17節~27節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 鎌野かおり副牧師
宣  教 「復活であり、命であるイエス様」 鎌野かおり副牧師
祈  祷
賛  美 300 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 鎌野かおり副牧師
後  奏

宣教要旨

1.ラザロの死がもたらしたもの
 イエス様と弟子たちがベタニアに着いた時には、ラザロが墓に葬られてすでに四日もたっていた。イエス様を迎えに行ったマルタは、イエス様がここにいてくださったら、ラザロは死ななかったのに、と言った。マルタはイエス様がラザロを必ず助けてくださると期待し信じていた。ラザロの死はマルタに絶望をもたらした。私たちもマルタのようにつぶやくのではないだろうか。マリアもイエス様のところに来て、マルタと同じように言って、泣いた。ラザロの死はマリアに悲しみをもたらした。それを見たイエス様は涙を流された。彼らと共に悲しまれたイエス様は憤りをも覚えられた。それは死に対する憤りである。イエス様は私たちの罪と死に勝利するために十字架の道を進まれた。

2.私は 復活であり、命である
 イエス様はマルタに「あなたの兄弟は復活する」と言われた。マルタは遠い将来に約束されている復活が起こることは信じていたが、今ここで復活が起こるとは考えられなかった。マルタが遠い将来のことだと思っているものは、今ここにイエス様と共にある。死への勝利がここに来ている。復活と命のイエス様がここにおられるからである。イエス様を信じることは、イエス様のことばを受け入れ、イエス様が今なされる特別なことを受け入れることである。今日もイエス様は「あなたはこのことを信じますか」と問うておられる。

伝えられた最も大切なこと(2025.3.9)

礼拝配信(10:45より配信が始まります)
日本イエス・キリスト教団 神戸中央教会 礼拝 2025/03/09

聖 書

聖書 すなわち、キリストが、聖書に書いてあるとおり私たちの罪のために死んだこと、 葬られたこと、また、聖書に書いてあるとおり三日目に復活したこと、 (1コリント 15章3節b~4節)

礼拝順序

前  奏
招  詞 ヨハネの手紙一 3章16節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 210 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編16編
会衆祈祷 一  同
聖  書 1コリント 15章1節~11節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科 共子牧師
宣  教 「伝えられた最も大切なこと」 仁科 共子牧師
祈  祷
賛  美 297 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科 共子牧師
後  奏

宣教要旨

Ⅰ. 最も大切なこと
パウロは、コリントの教会の人たちに、教会に起こっている問題を解決してキリストの体として成長していくようにと書いてきました。さらに、「もう一度あなたがたに福音を知らせます。」と続けています。彼らはこの福音を受け入れて救われ、キリストの体である教会となったのです。パウロが最も大切なこととして伝えたのは、イエス様が聖書に書いてある通り、私たちの罪のために十字架で死なれ、葬られ、復活されたことです。起こっている問題を解決していくことは大切ですが、問題にばかり目を向けてしまい、最も大切な福音を忘れないようにと、もう一度福音を伝えているのです。

Ⅱ. 神の恵み
パウロは、復活されたイエス様が多くの弟子たちに現れたことを挙げています。イエス様が私たちの罪のために身代わりに死なれただけでなく、復活されたことが確かなことだと伝えているのです。 パウロは、自分は教会を迫害したので「使徒と呼ばれる値打ちのない者」だと言っています。そのようなパウロにも、復活のイエス様が現れて、イエス様の死と復活を伝えるものとされました。彼は、それは「神の恵み」だと言います。そして、自分は神の恵みによって誰よりも多く働いてきたが、それも神の恵みだと言うのです。 私たちも伝えられた最も大切なことを信じて、復活のイエス様によって生かされている恵みの中に歩ませていただきましょう。

平和の神(2025.3.2)

礼拝配信(10:45より配信が始まります)

聖 書

神は無秩序の神ではなく、平和の神だからです。(1コリント 14章32-33節b)

礼拝順序

前  奏
招  詞 ヨエル書 3章1節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 6 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編15編
会衆祈祷 一  同
聖  書 1コリント 14章20節~40節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科 共子牧師
宣  教 「平和の神」 仁科 共子牧師
祈  祷
賛  美 299 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科 共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. 考え方について大人になりなさい

パウロは、「考え方について大人になりなさい」とコリントのクリスチャンたちに勧めました。彼らが、与えられている賜物を教会が造り上げられていくためにふさわしく用いるようになるためです。

2. 教会を造り上げるために

教会のクリスチャンたちが集まる時、「ほめ歌を歌い、教えを説き、啓示を語り、異言を語ってそれを解き明かします。」それぞれが与えられた賜物を用いていくことにより、集まりの秩序が保たれます。その集まりに入ってきた信者でない人や初心者は、そこで神様を信じ、神様を礼拝するようになります。こうして、人が造り上げられ、教会が造り上げられていきます。

3. すべてを適切に、秩序正しく

 キリストの体である教会の部分とされた一人一人に、それぞれ違った賜物が与えられています。それぞれが賜物を用いて互いに仕えることにより、体全体が成長していくことができます。与えられた賜物を自分勝手に用いるのではなく、秩序をもって全体のためにふさわしく用いることが大切です。

平和の神様から与えられた賜物を用いて秩序ある集まりをし、お互いが造り上げられていく歩みを導いていただきましょう。

あなたの名を呼んでおられる(2025.2.23)

礼拝配信(10:45より配信が始まります)

聖 書

羊飼いは自分の羊の名を呼んで連れ出す。(ヨハネ 10章3節b)

礼拝順序

前  奏
招  詞 2コリント 5章17節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 2 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編13編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ヨハネ 10章1節~21節
使徒信条 93-4 1A 一  同
聖歌隊賛美 436
牧会祈祷 李真卿神学生
証  し 仁科共子牧師
宣  教 「あなたの名を呼んでおられる」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 120 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. 羊の門から出入りする
イエス様は、ご自分のことを羊飼いにたとえて示されました。羊飼いが、囲いの中にいる自分の羊を連れ出す時は、門から入ります。門以外のところから入って羊を連れ出そうとするのは、羊を盗むために来る人達です。羊飼いについて行って門から出入りする羊は、盗人に連れていかれることがなく、牧草を得て育っていきます。

2. 良い羊飼いは羊を知っている
羊飼いが自分の羊を連れ出す時は羊の名を呼んで連れ出します。一匹ずつ名前で呼ぶというのは、それぞれの羊たちをよく知っているということです。羊は、自分の羊飼いの声を知っているので名前を呼ばれるとついて行きます。羊飼いの声を聞き分けて、信頼してついて行くのです。

3. 良い羊飼いは羊のために命を捨てる
良い羊飼いであるイエス様は、羊が豊かに命を得るために自分の命を捨てると言われました。それは、イエス様が人々の罪のために、犠牲として十字架で死なれることを意味しています。自分の命を犠牲にするほど、羊である私たち人間を愛していてくださっているのです。群れから迷い出てしまった羊も、名を呼んで探し出してくださいます。羊飼いであるイエス様を信じてついて行く羊のような私たちは、イエス様によって豊かな命を与えられて生きていきます。あなたの名を呼んで導き、命を豊かに与えてくださるイエス様について行きましょう。