月別アーカイブ: 2023年2月

苦悩や虚無にさようなら(2023.2.26)

聖 書

イエスはお答えになった。「本人が罪を犯したからでも、両親が罪を犯したからでもない。
神の業がこの人に現れるためである。」 (ヨハネ9章3節)

礼拝音源(27.9MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 マタイ11章28節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編19編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ヨハネ9章1~12節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 川原﨑晃主管牧師
宣  教 「苦悩や虚無にさようなら」 川原﨑晃主管牧師
祈  祷
賛  美 446 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 川原﨑晃主管牧師
後  奏

宣教要旨

私たちは、どうしても自分では選ぶことができないことがあります。それは、自分の「生まれ」です。ここに、「生まれつき目の見えない人」が登場していますが(1節)、
生まれつきですから、それを自分で選んでそうなったのではありませんでした。

1.過去に原因探しをしますか
それに対して当時の人たちは、その人が背負う苦悩や虚無が誰のせいなのかと問題にしました。主イエスの弟子たちも問いただしています(2節)。こうした因果応報の考え方は、いつの時代にもありましたし、今なお人の心と思いを支配しています。
しかし、因果応報の考え方は、どんなに人を苦しめているか、不安に陥れているかは、主イエスがよくご存じでした。それが主イエスによって断固断ち切られところで、私たちは生かされるのです(3節)。過去に原因探しをすることから、私たちは主イエスによるとらえ直しをすることが大切です。

2.神の業を信頼し今を生きますか
「世の光」として来られた主イエスは、この人に対する深い愛をもって、不思議な方法で目が見えるようにされました(5~7節)。このように、遣わされて来られた主イエスは、一人ひとりの一番つらいところに愛をもって触れる御業をされるお方です。その極みこそ、主イエスが存在を賭けて成された十字架と復活の御業であり、それに対して私たちが信仰の一歩を踏み出すことが必要なのです(35~39節)。
今も生きておられる主イエスは、神の業が現れる人生を開いてくださいます。私たちにできることは、その神の業に自分を委ねることです。

礼拝ご案内・行事予定(2023年3月)

礼拝はキリスト教会の最も大切な行事です。私たちのいのちの糧である聖書の言葉がわかりやすく語られます。讃美歌を歌い、祈ります。 神さまを讃え、救いにあずかった感謝を表します。

◎ 主日礼拝 (毎週日曜日) 第1礼拝 :AM 9:00 ~ 10:00 第2礼拝 :AM 10:45 ~ 11:45 第3礼拝 :PM 5:00 ~ 6:00 ○成人科プログラム (毎週日曜日) AM9:30 ~ 10:15 楽しい聖書の学び 1階集会室にて お話は毎回完結します。 いつでもお入りください。
5日(日) 第1聖日 礼拝
「生きた信仰」
ヨハネ9章13~34節
一粒の麦として
ヨハネ12:20~28
鎌野 健一
12日(日) 第2聖日 礼拝
「恵みの深みへ」
ヨシュア14章6~15節
洗足の恵み
ヨハネ13:1~15
鎌野 健一
19日(日) 第3聖日 礼拝
「恵みにあふれて」
ヨシュア24章14~24節
キリストにある平安
ヨハネ14:27~31
増永 茂
26日(日) 第4聖日 伝道礼拝
「悩みある世での希望」
ヨハネ16章16~33節
祈りと証し

祈祷会 恵みの分かち合い (毎週水曜日)  AM 10:30 ~11:30、PM 7:00 ~ 8:00

祈祷会は毎日の家庭の祈りに加えてクリスチャンが心を合わせて神に問い、神と語る集会です。キリスト教にとって、祈りは「ご利益の祈願」や「瞑想」ではありません。 神さまのみこころが私たち世界に満ちることを願い、さらに救われたことを神さまに感謝するものです。

3月行事予定

■ 5日(第1聖日)礼拝 入会式 3月誕生者祝福 新任教師研修会1  結婚式
■ 12日(第2聖日)礼拝 洗礼式 役員会 新任教師研修会2
■ 19日(第3聖日)礼拝 川原﨑牧師夫妻壮行会 新任教師研修会4
■ 26日(第4聖日)伝道礼拝  新任教師研修会4

4月行事予定

■ 2日(第1聖日)パームサンデー礼拝 聖餐式 奉仕者任命式  教会学校教師研修会1
■ 9日(第2聖日)イースター感謝礼拝 洗礼式 召天者合同記念会
■16日(第3聖日)礼拝 牧師・副牧師夫妻 歓迎会  役員会
■23日(第4聖日)子供礼拝・伝道礼拝  CS遠足
■30日(第5聖日)礼拝

死に勝利するには(2023.2.19)

聖 書

よくよく言っておく。私の言葉を守るなら、その人は決して死を見ることがない。(ヨハネ8章51節)

礼拝音源(33.7MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 ハバクク2章20節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編17編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ヨハネ8章48~59節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 川原﨑晃主管牧師
宣  教 「死に勝利するには」 川原﨑晃主管牧師
祈  祷
賛  美 467 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 川原﨑晃主管牧師
後  奏

宣教要旨

本箇所は、永遠のイエス・キリストが(ヘブライ13章8節)、どういうお方であるかを明らかにしています。真実な主イエスは、確かな救いを得させてくださるのです(51節、58節)。それに対して、私たちはどういう信仰の歩みをしてくいのでしょうか。

1. 御言葉を重んじ目を注ぐ  48~55節
ユダヤ人たちの高ぶった思いは、心を閉ざし、聞こえなくし、主イエスに対する抵抗の炎を燃やさせました(48、52、53、57、59節)。それに対して主イエスは、御自身と父なる神との深い信頼の関係を明らかにされたのです(49~50節、54~55節)。それゆえに、主イエスは、御自身の御言葉を重んじて目を注ぐように大事にするならば、「決して」永遠の「死を見ることがない」と大胆に主張されました(51節)。
私たちは、主の御言葉を重んじて目を注ぎ続け、死に勝利する信仰の霊的センスを養い続けさせていただくのです。

2.主イエスを生きがいとする  56~59節
ユダヤ人は、真に聖書や神の力を知らないでいました(52~53節、55節a)。ところが、先祖アブラハムは、主イエスの日を見るのを楽しみとし、喜びとし、生きがいとしていました(56節、ヘブライ11章13節)。そのことも理解できないユダヤ人に対して(57節)、主イエスは、永遠から永遠までいつも「私はある」ことを明らかにされたのです(58節)。
主イエスは、今も変わらない同じお方です。私たちは、アブラハムと同じように、十字架と復活の主イエスを楽しみとし、喜びとし、生きがいとすることによって、死に勝利する道がつくられていくのです(詩編68編20~21節)。

主に仕える祝福(2023.2.12)

聖 書

しかし、あなたがたは、選ばれた民、王の祭司、聖なる国民、神のものとなった民です。それは、あなたがたを闇の中から驚くべき光の中へと招き入れてくださった方の力ある顕現を、あなたがたが広く伝えるためです。(1ペトロ2章9節)

礼拝音源(33.7MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 詩編29編2節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編16編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ヨシュア13章8~14節

1ペトロ2章9節

使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 川原﨑晃主管牧師
宣  教 「主に仕える祝福」 川原﨑晃主管牧師
祈  祷
賛  美 390 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 川原﨑晃主管牧師
後  奏

宣教要旨

イスラエルの12部族には、カナンの地征服後の土地が分割されました。ただ、神と民との交わりの道をとりなす「祭司」の務めに任じられた「レビ族」には、相続地は与えられませんでした(14節、33節)。彼らは、余念なく主に仕える人々とされたからです。

1.神に選ばれている
レビ族は、最初から祭司として主に仕える人々ではありませんでした。レビが非常に醜いことをしてしまったことにより(創世記34章)、ヤコブから神の祝福を受けることができませんでした(同49章5~7節)。ところが、レビ族が主に忠実に仕えたことにより(出エジプト32章25~29節)、モーセから神の祝福を受けています(申命記33章8~11節)。こ
のようにして、レビ族は神の選びの祭司として用いられるようになったのです。
私たちは、主イエスの救いを信じて従うことを通して、レビ族と同じように神に「選ばれた民」として主に仕える者とされているのです(1ペトロ2章9節)。

2.神のものとされている
レビ族は、相続地は与えられませんでしたが、住むべき町と神殿でのささげ物の動物のための放牧地という最小限必要な土地が与えられました(14章4節)。主に直接仕える彼らは、主御自身が相続地であり、主への感謝をもって受け取ったのでした(詩編16編5~6節)。こうして、彼らの歩みが整えられていったのです。
旧約のレビ人は、新約のキリスト者のひな型です。私たちは、主イエスによる贖いの救いによって「神のもの」とされ、主にとりなし祈り、「広く伝える」ことにより主に仕える使命に与っているのです(1ペトロ2章9節)。これは、キリスト者の特権です。

主のわざにあふれて(2023.2.5)

聖 書

それから、ヨシュアはエバル山にイスラエルの神、主のための祭壇を築いた。(ヨシュア8章30節)

礼拝音源(26.8MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 詩編100編1〜2節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編15編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ヨシュア8章1~2節、30〜35節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 川原﨑晃主管牧師
宣  教 「主のわざにあふれて」 川原﨑晃主管牧師
祈  祷
2月誕生者祝福 イザヤ書40章31節
賛  美 536 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 川原﨑晃主管牧師
後  奏

宣教要旨

ヨシュアたちは、エリコでの大勝利後(6章)、アイにおける敗北を経験し、アカンの罪を除去し立て直しがされました(7章)。さらに、積極的な信仰でもって敵と戦っています(8章)。その勝利の秘訣は、今日の私たちの信仰の戦いのあり方を語っています。

最善を備えて  1~17節
戦いの勝利は主の恵みによるものであったことを忘れてしまっていた民に、主は全力を注いで一つになって敵に当たるように命じています(1~3節)。ヨシュアはそれに応答して、その通りにしています。そのように主のわざに励むなかにも、知恵をいただいて対応しています(4~17節)。

私たちは、信仰のよいスタートをきって歩み始めたその姿勢を、ゴールまで持続する信仰が必要です。信仰者としての経験や知識がプライドとなって、それを妨げることがあります。ですから、やり直す恵みへと招かれるのです(ヨハネの黙示録2章4~5節a)。

2. 初めから、終わりまで  18~35節
ヨシュア率いる全軍は、戦いの最中はもちろん、勝利を収めただけで終わりとしないで、勝ち抜いた後も主に命じられた通りに信仰の姿勢を保ちました。
ヨシュアの戦い方は、アイに向かって投げ槍を差し伸べ続けることでした(18節、26節)。これはモーセ同様に、主に向かい祈り続けることでした(出エジプト17章8~13節)。
さらに、勝利を終えた後に主の御前に礼拝をささげ、献身と感謝の信仰を表明し、御言葉に立ち続けました(30~35節、エフェソ6章14~18節)。
私たちの信仰の戦いは、全力を注いで主のわざにあふれる霊的な営みです。