月別アーカイブ: 2023年1月

キリストに属する者(2023.1.29)

聖 書

神から出た者は神の言葉を聞く。(ヨハネ8章47節a)

礼拝音源(29.5MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 イザヤ43章1節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編14編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ヨハネ8章39~47節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 川原﨑晃主管牧師
宣  教 「キリストに属する者」 川原﨑晃主管牧師
祈  祷
賛  美 459 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 川原﨑晃主管牧師
後  奏

宣教要旨

私たちは、主イエスへの信仰によって「神によって生まれた」のであり(ヨハネ1章12~13節)、「神から出た者」(46節)すなわち「神に属する者」です。このことを信じて歩む私たちは、どのように新しく造り変えられ続けていくのでしょうか。

1.キリストを愛し続ける  42節
「アブラハムの子」であるユダヤ人は、この時「罪の奴隷」(34~35節)であり、悪魔の「偽り」の誘惑によって主イエスを「殺そう」としていました(39~41節、44節)。
それに対して、主イエスを遣わしてくださった神を父と呼ぶ者は、主イエスを愛する者たちでした(42節)。しかも、神から生まれた者は、同じように神から生まれた者たちを愛するのです(1ヨハネ5章1~2節)。キリストに属する者たちの群れである教会は、主イエスを愛し、兄弟姉妹を愛することを使命とするのです。

2.主の御言葉に聞き従い続ける  47節
主イエスを愛することは、主イエスが語られる言葉が分かるのです(43節)。それは、主イエスが語られることに、耳を傾けて聞こうとするからです。しかし、主イエスを愛することができないでいると、主イエスが神から示された真理を語っておられるので、主イエスを信じようとしないで心を閉ざすのです(45~46節)。
ですから、「神から出た者は神の言葉を聞く」のです(47節)。そして、「神から出た者」が語ることに耳を傾けるのです(1ヨハネ4章6節)。主イエスは、今も愛と忍耐をもって語り続けておられます。私たちは、それに応答して、聞き分ける力、聞こうとする力が大切なのです。

礼拝ご案内・行事予定(2023年2月)

礼拝はキリスト教会の最も大切な行事です。私たちのいのちの糧である聖書の言葉がわかりやすく語られます。讃美歌を歌い、祈ります。 神さまを讃え、救いにあずかった感謝を表します。

◎ 主日礼拝 (毎週日曜日)
第1礼拝 :AM 9:00 ~ 10:00
第2礼拝 :AM 10:45 ~ 11:45
第3礼拝 :PM 5:00 ~ 6:00
○成人科プログラム (毎週日曜日) AM9:30 ~ 10:15
楽しい聖書の学び 1階集会室にて
お話は毎回完結します。
いつでもお入りください。
5日(日) 第1聖日 教会総会礼拝
「主のわざにあふれて」
ヨシュア8章1~2節、30~35節
ダニエル 汚れから離れる
ダニエル1:8~16
鎌野 健一
12日(日) 第2聖日 礼拝
「主に仕える祝福」
ヨシュア13章8~14節
ダニエル 三人の若者たち
ダニエル3:8~25
鎌野 健一
19日(日) 第3聖日 礼拝
「死に勝利するには」
ヨハネ8章48~59節
ダニエル 獅子の口からの守り
ダニエル6:1~24
増永 茂
26日(日) 第4聖日 伝道礼拝
「苦悩や虚無にさようなら」
ヨハネ9章1~12節
祈りと証し

祈祷会 恵みの分かち合い (毎週水曜日)  AM 10:30 ~11:30、PM 7:00 ~ 8:00

祈祷会は毎日の家庭の祈りに加えてクリスチャンが心を合わせて神に問い、神と語る集会です。キリスト教にとって、祈りは「ご利益の祈願」や「瞑想」ではありません。 神さまのみこころが私たち世界に満ちることを願い、さらに救われたことを神さまに感謝するものです。

2月行事予定

■ 5日(第1聖日)教会総会礼拝 教会総会(定期総会)
■12日(第2聖日)礼拝 役員会
■19日(第3聖日)礼拝 献児式 教会学校教師研修会④
■26日(第4聖日)伝道礼拝

3月行事予定

■ 5日(第1聖日)礼拝
■ 12日(第2聖日)礼拝
■ 19日(第3聖日)礼拝
■ 26日(第4聖日)伝道礼拝

自由への招き(2023.1.22)

聖 書

「あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にする。」(ヨハネ8章32節)

礼拝音源(29.5MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 2コリント5章17節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編8編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ヨハネ8章31~38節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 川原﨑晃主管牧師
宣  教 「自由への招き」 川原﨑晃主管牧師
祈  祷
賛  美 432 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 川原﨑晃主管牧師
後  奏

宣教要旨

人間は真理を探究することによって、無知や偏見や迷信と言った不自由さから解放されてきました。それでは、「真理はあなたがたを自由にする」(32節)と語られた主イエスは、どのような自由へと招かれるのでしょうか。

1.真の自由はここに 32~36節
私たちは、政治的・社会的・経済的自由を経験するようになりました。しかし、人間は、人を愛する自由、赦す自由といったことに対しては不自由さの中に閉じ込められています。神に選ばれたアブラハムの子孫は、偶像と悪意の「罪の奴隷」となっていました(33節、37節)。私たちも同様に、罪の習慣の中にあって「罪の奴隷」状態です(34節)。
しかし、主イエスの十字架と復活によって、ビクビクしながら生きていく罪の奴隷から解放されて自由となり、親のふところに抱かれた幼子のように神の子どもとされて自由に神に近づく者となるのです(35~36節)。

2.真の自由を得るには 30~31節、37節
ところで、「多くの人がイエスを信じた」(30節)のですが、それは一時的なものであり、そこには主イエスを殺そうとする思いが潜んでいて(37節)、主イエスを信頼して歩んでいこうというものではありませんでした。ですから、主の御言葉に「とどまる」、主イエスに学び続ける「弟子」として歩み出す(31節)、主イエスの御言葉を全く信頼して受け入れていることが必要なのです(37節)。
一人ひとりは、主イエスの救いの御業とその約束の御言葉の中に救いのすべてがあることを信じ自らを任せた時に、「本当に自由になる」のです(34節)。

聖なる者となる(2023.1.15)

聖 書

直ちにこの民を清め、言いなさい。あなたがたは、明日に備えて身を清めなさい。(ヨシュア7章13節ab)

礼拝音源(29.3MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 ヨシュア1章5節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編4編
会衆祈祷 一  同
聖  書 イザヤ40章27~31節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 川原﨑晃主管牧師
宣  教 「聖なる者となる」 川原﨑晃主管牧師
祈  祷
賛  美 521 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 川原﨑晃主管牧師
後  奏

宣教要旨

主なる神は、イスラエルの民に救いの恵みを成された時から(出エジプト12章2節、16節)、彼らと常に「共におられ」、信仰の戦いに勝利する「聖なる者」として導かれました(レビ11章45節、ヨシュア1章5~6節)。ここでは、不信仰との戦いがあります。

1.敗北がもたらすもの  1~12節
民たちは、エリコでの大勝利を経験しましたが、続くアイでは思わぬ敗北をしました(2~5節)。そこには、彼らが「主」の前に出ている姿勢が見られません。主の導きに従う信仰が必要だったのです。
そこでヨシュアは、主の前にひれ伏し、深い悔い改めの祈りをしました(6~9節)。それに対して、主はヨシュアを責めることなく、「立ちなさい」との御声をかけられたのです(10節)。こうしたことを通して、主が共におられることを確信するに至っています(11~12節)。ここに、敗北の中に一筋の光が射し込んできた恵みがあります。

2.真の勝利がもたらすもの  13~26節
直ちにヨシュアは、民が身を清め、敗北の原因であるものを取り除くことを命じています(13~15節)。そして彼は、御言葉から離れたアカンの罪を指摘し(6章18節)、かたくな心を悔い改めへと導きました(16~21節)。主は、一人ひとりの魂に御言葉の光を注いで探られます(創世記3章1~8節、詩編119編9節、11節)。このようにして、アカンの罪が取り除かれるまでは、勝利を与えられませんでした(22~26節)。
私たちは、主イエスの十字架に贖いのゆえに「聖なる者」とされたのですから、罪から離れ、汚れからは清められ続ける必要があるのです。

主を待ち望む(2023.1.8)

聖 書

しかし、主を待ち望む者は新たな力を得 鷲のように翼を広げて舞い上がる。走っても弱ることがなく歩いても疲れることはない。 (イザヤ40章31節)

礼拝音源(31.7MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 イザヤ43章18~19節ab 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編2編
会衆祈祷 一  同
聖  書 イザヤ40章27~31節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 川原﨑晃主管牧師
宣  教 「主を待ち望む」 川原﨑晃主管牧師
祈  祷
1月誕生者祝福 2コリント4章16節
賛  美 474 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 川原﨑晃主管牧師
後  奏

宣教要旨

イザヤ書は、過去から将来にわたる神の救いをパノラマのように展開しています。そこでイザヤは、神の民に呼びかけ、神からの希望のメッセージを告げているのです。ここでは「主を待ち望む」とはどういうことなのかを語っています。

1.永遠の神の慰めによって
神の民たちは、先の見通しが立たない重苦しい状況に置かれると、神への信仰は鈍ってきたり、信頼を失ってしまったり、捨ててしまう人々が起こってきました(27節)。
それに対して神はイザヤを通して、「慰めよ、慰めよ、私の民を」(40章1節)と、罪を悲しみ、悔い改めて救われるようにと語られたのです(マタイ5章4節、ルカ2章25~32節参照)。その慰めは、解放者の慰め(40章2~5節)、羊飼いのような慰め(同6~11節)、創造者の慰め(同12~26節)、永遠の神の慰め(同27~31節)です。
今も変わることのない主イエスの十字架と復活による救いこそが、私たちの揺るがない希望の根拠です(2コリント1章5節、9~10節参照)。

2.絶えず新たにされていく
神は、疲れ果てた者に力を与え、弱り果てた者を引き起こしてくださいます(28~29節)。そして、生まれつきの力や若さが失われても(30節)、「主を待ち望む者は新たな力を得」ることができます(31節)。永遠の神は、私たちを造り直し、造り変えてくださる再創造者なのです。
私たちは神の前に開かれた心をもって、神のもとにひれ伏すならば、永遠の神によって新しくされ続け、力を与えられ、真の慰めを知るのです。信仰の翼を広げましょう!

新しい始まり(2023.1.1)

聖 書

見よ、私は新しいことを行う。今や、それは起ころうとしている。あなたがたはそれを知らないのか。
確かに、私は荒れ野に道を 荒れ地に川を置く。(イザヤ43章19節)

礼拝音源(29.9MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 詩編96編1〜2節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編1編
会衆祈祷 一  同
聖  書 イザヤ43章18~21節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 川原﨑晃主管牧師
宣  教 「新しい始まり」 川原﨑晃主管牧師
祈  祷
賛  美 368 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 川原﨑晃主管牧師
後  奏

宣教要旨

 旧約聖書に登場する預言者たちは、主の慈しみと憐れみと真実に揺るぎない確信を見いだし(哀歌3章22~23節)、主が絶えず「新しい」御業を成されることを期待しつつ語っています(19節)。そのことは、主イエスの救いへの揺るがない確信へと導かれます。
1.「これまで」の主の恵みを忘れないで
 イザヤは、慈しみと憐れみと真実の主こそが、創造主(21節)、贖い主(14節)、イスラエルの聖なる方(14節)、救い主(3節)と証言しています。
神の民は、かつてこの主によって出エジプトに見る神の救いを経験しました。ところが、彼らはいつの間にか、その救いの御業を忘れて主に対する信頼を失い、過去の栄光の上にあぐらをかいていました。そこで、先にあったかつての出エジプトの救いを忘れないで、かつ主が新しい御業を成してくださることに応答するように勧めているのです(18~19節)。それは私たちの主イエスの救いの恵みに生きることにおいても同様です。

2.「これから」の主の恵みに期待して
 続いて主は「今や、それは起ころうとしている」(19節b)と語られ、主の新しい御業に対して期待を持つように、主への信頼を促しておられます。「新しいこと」とは、歴史的にはバビロン捕囚からのペルシャによる解放を(44章28節~45章1節)、預言的には罪と死の支配下にある人類の救いを成し遂げられた主イエスの救いを預言しています。
 私たちは、過去の経験に立てこもって主の御業を限定するのではなく、主が成し遂げられる新しい御業を期待しながら、主に従っていくのです。そのようにして、新しい始まりを見る信仰につなげていくのです。