月別アーカイブ: 2023年7月

キリストのために働く(2023.7.30)

聖 書

こういうわけですから、人は私たちをキリストに仕える者、神の秘義の管理者と考えるべきです。 (1コリント 4章1節)

礼拝音源(38MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 詩編30編5節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編47編
会衆祈祷 一  同
聖  書 1コリント 4章1〜21節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「キリストのために働く」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 567 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

パウロはコリントの信徒たちに、「キリストに仕える者、神の秘義の管理者」であるパウロたちの生き方に倣うように勧めます。

1 忠実に、謙遜に仕える
 パウロは「仕える者、管理者」に求められることは忠実であることだと言います。それは、この務めを委ねられた神様に対する忠実さです。また、「書いてあることを越えない」こと、神様のみ言葉に教えられる通りに謙遜に生きることを教えます。そうするとき、高ぶることも人を蔑むこともなくキリストに仕える者として生活することができるのです。

2 生みの父、養育者として仕える
パウロは、コリントの信徒たちに厳しい口調で語りますが、それは「愛する私の子どもとして諭すためなのです。」と、父親が子どもに対するような愛をもって彼らに、キリストのものとして成長し、仕える者になって欲しいという思いを伝えます。

3キリスト・イエスにある生き方に倣うように
パウロは私のような生き方をして欲しいと、コリントの信徒たちに語ります。それは、迫害にあっても忠実に従う生き方です。そのためにテモテを遣わして、パウロがキリストに倣って生きている生き方を伝えようとしました。それは、キリストが教えられたように生き、キリストのために働く生き方です。

礼拝ご案内・行事予定(2023年8月)

礼拝はキリスト教会の最も大切な行事です。私たちのいのちの糧である聖書の言葉がわかりやすく語られます。讃美歌を歌い、祈ります。 神さまを讃え、救いにあずかった感謝を表します。

◎ 主日礼拝 (毎週日曜日)
第1礼拝 :AM 9:00 ~ 10:00
第2礼拝 :AM 10:45 ~ 11:45
第3礼拝 :PM 5:00 ~ 6:00
○成人科プログラム (毎週日曜日)
AM9:30 ~ 10:15 楽しい聖書の学び 1階集会室にて
お話は毎回完結します。 いつでもお入りください。
6日(日) 第1聖日 平和聖日礼拝
「誠実であるとは」
ルツ記3章1〜18節
イサクの井戸
創世記26:12~22
増永 茂
13日(日) 第2聖日 礼拝
「新しくされた者として」
1コリント5章1〜13節
天からのはしご
創世記28:10~22
鎌野 健一
20日(日) 第3聖日 伝道礼拝
「恵みと慈しみが続く人生」
詩編23編1〜6節
すべてを良きに変える神
創世記50::15~21
鎌野 健一
26日(日) 第4聖日 講壇交換礼拝
「慈しみと豊かな贖い」
詩編130編1〜8節
祈りと証し

祈祷会 恵みの分かち合い (毎週水曜日)  AM 10:30 ~11:30、PM 7:00 ~ 8:00

祈祷会は毎日の家庭の祈りに加えてクリスチャンが心を合わせて神に問い、神と語る集会です。キリスト教にとって、祈りは「ご利益の祈願」や「瞑想」ではありません。 神さまのみこころが私たち世界に満ちることを願い、さらに救われたことを神さまに感謝するものです。

8月行事予定

■ 6日(第1聖日)平和聖日礼拝 8月誕生者祝福
■ 13日(第2聖日)礼拝 ギデオン・ラリー  役員会
■20日(第3聖日)伝道礼拝 アンサンブル・シオン定期演奏会
■27日(第4聖日)教区ブロック別講壇交換礼拝(大塚師)

9月行事予定

■ 3日(第1聖日)創立77周年記念感謝礼拝 9月誕生者祝福 洗礼式 チラシ配布
■10日(第2聖日)長寿祝福礼拝 役員会
■17日(第3聖日)礼拝 HappySheep(第2礼拝時)
■24日(第4聖日)伝道礼拝 オープンチャペル

逆風が来ても安心(2023.7.23)

聖 書

イエスが舟に乗り込まれると、風は静まった。弟子たちは心の中で非常に驚いた。(マルコ 6章51節)

礼拝音源(31.4MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 詩編55編23節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編46編
会衆祈祷 一  同
聖  書 マルコ 6章45〜52節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「逆風が来ても安心」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 433 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

I 働くことと休むこと
イエス様が弟子たちを舟に乗せ、向こう岸へ行かせたのは彼らを休ませるためでした。それは、群衆がイエス様を探してやってきたので、休むことを後回しにして彼らのために働いたからです。イエス様も弟子たちも休むことが必要でした。

II 逆風に悩まされている弟子たちを助けに行かれる
イエス様より先に向こう岸へ渡ろうとしていた弟子たちは、湖の真ん中で漕ぎ悩んでいました。逆風が強くて進むことが難しかったのです。イエス様はそれを見て、湖の上を歩いて近づいて行かれました。弟子たちは、イエス様が水の上を歩いて来るなどということは考えてもいなかったので、イエス様だとわかりませんでした。それで、恐れたのです。イエス様にそんなことができるとは思っていなかったのです。でも、それはイエス様でした。助けは思いがけないところから来ました。
III 舟に迎え入れる
イエス様は恐れている弟子たちに「安心しなさい。私だ。恐れることはない。」と声をかけられました。それで、弟子たちはイエス様を舟に迎え入れました。その時、逆風は静まりました。神であるイエス様の力が現されたのです。
私たちも、自分の中にイエス様を迎え入れましょう。そして、イエス様によって逆風の中にも安心できる生活を与えていただきましょう。

共に歩まれる主(2023/7/16)

聖 書

すると主は言われた。「私自身が共に歩み、あなたに安息を与える。」(出エジプト記 33章14節)

礼拝音源(30.7MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 ゼファニア書 3章17節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編44編
会衆祈祷 一  同
聖  書 出エジプト 33章12~16節
使徒信条 93-4 1A 一  同
教団信仰告白
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「共に歩まれる主」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 463 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

今日は、私たちの教団が創立した日を覚えて礼拝します。

I今まで共に歩まれた主
私たちの教団は、出エジプト記33章14節のみ言葉を教団標語聖句として創立されました。このみ言葉は、イスラエルの民がエジプトから導き出され、主なる神様が与えると約束された地へ出発するときにモーセに与えられたみ言葉です。この言葉の通りに神様はモーセと共にいて、民を導いてくださいました。私たちの教団もその同じ信仰に立ち、共に歩んでくださる神様に導かれました。

II今も共に歩んでくださる主
イスラエルの民達がどのようであっても、どんなことが起こっても、主なる神様は彼らを見捨てず見放さず導かれました。今の時代を生きる私たちには、多くの困難や課題があります。それでも、今も変わらない神様が私たちと共にいて導いてくださり、共に歩んでくださっています。

IIIこれからも共に歩んでくださる主
神様はイスラエルの民達の中に住み、彼らとともに歩まれました。そして、彼らは神様に特別に選ばれた民となりました。私たちが、今の時代に生きていくとき、困難は続き不安なことも多くあります。このような時代の中にあっても、主なる神様は、神の国の民とされた私たちと共に歩み続けてくださいます。

キリストを土台とする人生(2023.7.10)

聖 書

イエス・キリストというすでに据えられている土台のほかに、誰も他の土台を据えることはできないからです。(1コリント 3章11節)

礼拝音源(30.7MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 コロサイ 2章7節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編42編
会衆祈祷 一  同
聖  書 1コリント 3章10〜22節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「キリストを土台とする人生」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 390 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

パウロはクリスチャンたちを神の建物にたとえてクリスチャンの生き方を教えます。

I 土台はキリスト
パウロは「土台を据えた」と言い、その土台はイエス・キリストであると言いました。それは「神から受けた恵みによって」であり「賢い建築家のように」据えたのです。そして、いろいろな材料でその土台の上に建物を建てていく、それがクリスチャンの人生です。「金・銀・宝石」は永続的なものを指し、「木・草・わら」は長くは続かないものを表しています。土台は、揺るぐことのないキリストですが、どんな材料でどのように建てていくか注意して建てなければなりません。終わりの日にどのような建物であるかが明らかにされるからです。

II 神の神殿となっている
クリスチャンの人生を建物にたとえた後、クリスチャンは「神の神殿」であると教えます。神の霊がその人のうちに住んでおられるからです。キリストによって神と共に生きるものとしての人生を歩ませていただいているのです。

III すべてはあなた方のもの
この世の知恵で自分は知者だと誇るのではなく、神の知恵によって考えるようにと再び諭します。そうする時、すべてのものが神から与えられ、キリストのもの、神のものとして一つとされていることがわかり、分派はなくなるのです。

偶然はあるのか(2023.7.2)

聖 書

そこでルツは出かけて行き、刈る者たちの後に付いて畑で落ち穂拾いをした。そこは、図らずもエリメレクの氏族に当たるボアズの畑の一角であった。(ルツ記 2章3節)

礼拝音源(35.5MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 詩編25編8〜9節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編41編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ルツ 2章1〜23節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 鎌野直人副牧師
宣  教 「偶然はあるのか」 鎌野直人副牧師
祈  祷
賛  美 414 一同起立
7月誕生者祝福
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 鎌野直人副牧師
後  奏

宣教要旨

1 偶然なのか
ルツは自ら進んで落ち穂拾いを申し出た。彼女は自分を受け入れてくれる刈る者の後について落ち穂拾いを始めた。それはエリメレクの親戚であるボアズの畑であった。その日、ボアズも畑の様子を見に来た。彼は見たことのない若い女に気づき、彼女のことを尋ねると、監督する者はナオミと一緒にモアブの野から帰ってきたモアブの娘である、彼女が自分から申し出て、一生懸命、働いている、と伝えた。

2 ルツを知るボアズ
ボアズはルツを守るために、自分の畑から落ち穂を拾うように語った。外国人差別が当たり前の世界で、同じ氏族の家族を養う責任を果たそうとした。ボアズは、ルツがナオミと共に帰ってきたことを知っていたので、ルツに主の祝福があるように祈った。自らが奴隷以下の外国人寄留者に過ぎないと考えるルツに対して、ボアズはさらに食を備え、彼女をいじめから守るだけではなく通常以上のものを与えるよう指示した。

3 主の介入に気づく
ルツはボアズが何者か知らなかった。一方、ナオミは偶然から始まった出来事に、自分たち家族への主の慈しみを見出し、主の手のわざに気付き始めた。偶然はある。しかし、ボアズとルツそれぞれが置かれていたところで忠実に歩んだからこそ、神の摂理がナオミの目に見えるようになり、彼らは思いもよらぬ形で神のわざに関与するのだ。