月別アーカイブ: 2023年4月

神はすべてを奪うのか(2023.4.30)

聖 書

私は満ち足りて出かけて行ったのに 主は私を身一つで帰されたのです。どうして私をナオミと呼ぶのですか。主は私を痛めつけ 全能者は私に災いを下されたのです。(ルツ記1:21 )

礼拝音源(35.6MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 詩編67編1節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編31編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ルツ記1章1〜22節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 鎌野直人副牧師
宣  教 「神はすべてを奪うのか」 鎌野直人副牧師
祈  祷
賛  美 487 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 鎌野直人副牧師
後  奏

宣教要旨

1.すべてが奪われたナオミ
王国が誕生する前の時代、豊かな食を与えると主が約束した地に飢饉が訪れた。エリメレク一家はその地を去り、モアブへ行った。ところが家長エリメレクはすぐにその地で死ぬ。その後、家族はモアブに長期的に寄留し、ナオミの息子たちは妻を迎えた。十年後、二人の息子も死んだ。すべてが奪われた。ナオミは一人、残された。

2 母の家に帰るオルパ
ナオミはベツレヘムへ帰ることにした。主がその地を顧みたということを聞いたからである。二人の嫁はナオミと共に帰途につく。ナオミは彼女たちに自分の母の家に帰るように、彼女たちがこれまで示した慈しみにしたがってイスラエルの神である主が慈しみを示すように、と語る。ナオミが母の家、ナオミの民が自分の民だと語る彼女たちに、期待してはならないとナオミは釘を刺した。主がすべてを奪った、私はあなたがたより辛い、と嘆いた。これを聞いたオルパは、彼女なりの選択として自分の母の家に帰った。

3 ベツレヘムへ帰るルツ
ルツは、希望などなくてもよい、ナオミという母の家に留まり、その民、その神のところに帰る、自分の将来よりも母への慈しみが重要だ、と語った。ナオミは諦めてルツと戻る。帰ったとき、女たちは「すてきだ」と語るが、ナオミは、主がすべてを奪い取ったから自分は「苦々しい」と語る。誰もまだ、神の張られた伏線に気がついていなかった。賜物を神は、備えていたのだ。目をこらして待て。時が来たら、見える。

礼拝ご案内・行事予定(2023年5月)

礼拝はキリスト教会の最も大切な行事です。私たちのいのちの糧である聖書の言葉がわかりやすく語られます。讃美歌を歌い、祈ります。 神さまを讃え、救いにあずかった感謝を表します。

◎ 主日礼拝 (毎週日曜日)
第1礼拝 :AM 9:00 ~ 10:00
第2礼拝 :AM 10:45 ~ 11:45
第3礼拝 :PM 5:00 ~ 6:00
○成人科プログラム (毎週日曜日) AM9:30 ~ 10:15
楽しい聖書の学び 1階集会室にて
お話は毎回完結します。 いつでもお入りください。
7日(日) 第1聖日 礼拝
「キリストの十字架によって一つに」
1コリント1章10〜17節
罪の始まり
創世記2:15~17、3:1~7
鎌野 健一
14日(日) 第2聖日 母の日礼拝
「十字架の言葉は神の力」
1コリント1章18〜31節
罪の結果
創世記3:6~19
鎌野 健一
21日(日) 第3聖日 伝道礼拝
「世界とあなたのための十字架」
ヨハネ3章16節
祈りと証し
28日(日) 第4聖日 ペンテコステ感謝礼拝
「それぞれの言葉で聞いた」
使徒言行録2章1〜16節
聖霊の実
ガラテヤ5:16~26
鎌野 健一

祈祷会 恵みの分かち合い (毎週水曜日)  AM 10:30 ~11:30、PM 7:00 ~ 8:00

祈祷会は毎日の家庭の祈りに加えてクリスチャンが心を合わせて神に問い、神と語る集会です。キリスト教にとって、祈りは「ご利益の祈願」や「瞑想」ではありません。 神さまのみこころが私たち世界に満ちることを願い、さらに救われたことを神さまに感謝するものです。

5月行事予定

■ 7日(第1聖日)礼拝 5月誕生者祝福
■ 14日(第2聖日)母の日礼拝 銀婚式 役員会
■ 21日(第3聖日)伝道礼拝 バルナバミッション祈祷会
■ 28日(第4聖日)ペンテコステ感謝礼拝 洗礼式 聖餐式 質問受付会

6月行事予定

■ 4日(第1聖日)礼拝 6月誕生者祝福 教会総会(定期総会)
■ 11日(第2聖日)花の日礼拝 花の日行事(CS,JY)
■18日(第3聖日)父の日礼拝 伝道礼拝 役員会
■25日(第4聖日)海外宣教日礼拝

神の恵みを受ける(2023.4.23)

聖 書

神は真実な方です。この方によって、あなたがたは神の子、私たちの主イエス・キリストとの交わりに招き入れられたのです。(1コリント1章9節 )

礼拝音源(25.8MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 フィリピ1章2節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編30編
会衆祈祷 一  同
聖  書 1コリント1章1~9
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「神の恵みを受ける」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 451 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

使徒たちがイエス・キリストを宣べ伝え、コリントにはクリスチャンが増えていき、教会がたてられました。けれども、教会には色々な問題が起こってきました。この手紙は、それらの問題を解決して、キリストを信じる者としてどのように生活していくかを教えています。

1.キリスト・イエスにあって聖なるものとされた
手紙の始まりは挨拶です。この中でまず、「キリスト・イエスにあって聖なる者とされた人々」と彼らに呼びかけます。これは、キリストを信じた彼らがどのような者とされているかを確認させるためです。それは、聖なる者とされ、イエスを主とする者ということです。そして、キリスト・イエスにあって恵みを与えられたので、「すべての点で豊かにされた」と彼らが受けている恵みについて語ります。

2.主イエス・キリストとの交わりに入れられた
豊かに祝福してくださった神は、イエス・キリストとの交わりに入れてくださったのです。「交わりに入れられる」というのは、イエス・キリストとの付き合いが始まったということです。親しく付き合う関係になったのです。親しい付き合いをしていくのですから、互いを想い、尊重し合う関係になっていかなければなりません。
キリストを信じたものは、キリスト者にふさわしい生活ができるように、神の恵みを受けているのです。
今、私たちも同じ恵みを受けて祝福された生活を送ることができます。

ビジョンに生きる(2023.4.16)

聖 書

幻がなければ民はちりぢりになる。教えを守る者は幸いである。     ( 箴言29章18節 )

礼拝音源(25.8MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 詩編96編1、2節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編29編
会衆祈祷 一  同
聖  書 箴言29章18節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「ビジョンに生きる」 第2 船田献一師
第1、第3 仁科共子牧師
祈  祷
任職式
賛  美 461 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

人は誰でもビジョン(幻)に生きる者だが、キリスト者はさらに神様から与えられたビジョン(視点)に生きる者である。みことばを通して自分の真相を知り、十字架の血潮で贖われた者に約束された御国の望みと世界宣教の視点に立たせていただきたい。

1.自己認識と贖いのビジョン
まず、神様から見せていただくビジョンは、自らを深く洞察して、自分の罪の真相を
知ることである。聖なる神の前に立ち、みことばを通して自らの内面が照らされる時、自分の真相が暴露される。そして、ただ神の憐れみの故に血潮による贖いをいただき、召命と献身の土台が据えられる。

2.将来の祝福のビジョン
神様は神様を愛する者たちに御国の望み、変貌の望みを与えられる。この将来の祝福のビジョンは、あらゆる試みや苦しみ、罪の誘惑から私たちを助け出し、失望や落胆から引き上げてくれる。このことが日々の生活の中で繰り返して洞察され、展望される必要がある。

3.世界宣教のビジョン
神様は旧約時代には預言者を通して生けるまことの神を示され、新約時代には十字架と復活のイエス様を通して世界宣教へのビジョン(幻)を与えられた。神様は全ての人の救いを求めておられる。そして、その実現のために私たちを必要とされている。終末の時代、神様からいただいたビジョンに生きる者でありたい。

よく知っておられます(2023.4.09)

聖 書

三度目にイエスは言われた。「ヨハネの子シモン、私を愛しているか。」ペトロは、イエスが三度目も、「私を愛しているか」と言われたので、悲しくなった。そして言った。「主よ、あなたは何もかもご存じです。私があなたを愛していることを、あなたはよく知っておられます。」イエスは言われた。「私の羊を飼いなさい。」(ヨハネ21章17節)

礼拝音源(24MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 詩編125編1節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編28編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ヨハネ21章1~19節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「よく知っておられます」 仁科共子牧師
祈  祷
4月誕生者祝福 詩編1編2〜3節
賛  美 475 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

イエス様がペトロをどんなに愛しておられたかを見て、イエス様の愛に生きることを教えられたいと願います。

1.イエス様とペトロ
イエス様がペトロを弟子とされてから、彼はずっとイエス様と一緒にいて、教え導かれていました。そのようなイエス様にペトロは、「あなたのためには命を捨てます。」とまで言える関係でした。でも彼は、自分の弱さのため、イエス様の裁判の場で、イエス様のことを知らないと三度も言ってしまいました。

2.イエス様はよく知っておられた
復活したイエス様が三度目に弟子たちに現れた時、それは特にペトロのためだったと言えるでしょう。イエス様はペトロに「私を愛するか」と三度質問されました。三度も同じ質問をされたペトロは「悲しくなった」のです。イエス様を三度知らないと言った時のことを思い出させたのでしょう。それでもペトロは、「主よ、私があなたを愛していることを、あなたはよく知っておられます」と答えました。
イエス様は確かにペトロのことをよく知っておられました。ですから「あなたの信仰がなくならないように祈った」とあらかじめペトロに話しておられました。(ルカ22:32)

このイエス様は、今私たちのためにも祈り、守り導いてくださっています。イエス様に信頼し、イエス様とともに生きる日々を導いていただきましょう。

愛され、愛にとどまる(2023.4.2)

聖 書

父が私を愛されたように、私もあなたがたを愛した。私の愛にとどまりなさい。(ヨハネ15章9節)

礼拝音源(37.7MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 エレミヤ31章3節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編27編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ヨハネ15章1~17節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「愛され、愛にとどまる」 仁科共子牧師
祈  祷
聖 餐 式 新聖歌 49
奉仕者任命式
賛  美 300 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

イエス様は弟子たちに、イエス様と父なる神様の関係、イエス様と弟子たちの関係を教えられました。それは、愛によって結び合わされた永遠のいのちの関係です。

1.愛してくださっているイエス様の愛から離れない
イエス様はブドウの木とその枝、農夫との関係を例えにイエス様と弟子たちの関係、父なる神様と弟子たちの関係について教えられています。イエス様から離れないでいるなら、多くの身を結ぶことができ、願うものはかなえられ、喜びが満たされると言われています。イエス様から離れないということは、イエス様の愛の中にとどまることです。イエス様は私たちを愛していてくださいます。父なる神様がイエス様を愛されたのと同じように愛していてくださいます。

2.イエス様の友達として生きる
イエス様は私たちを大切な友達として愛してくださっています。それは、自分の命を捨てることができるほどの大きな愛です。そのイエス様と親密な愛の交わりの中に生きること、それがイエス様の愛にとどまり続けることです。それはまた、私たちが互いに愛し合うところに表されてきます。
愛し合うことがイエス様の戒めであり、その戒めを守ることが、イエス様の愛にとどまっていることになると教えられました。イエス様の友達として愛されていることを喜び、イエス様を愛して、その愛で互いに愛し合って生活させていただきましょう。イエス様の愛にとどまる生活です。