月別アーカイブ: 2018年5月

人を引きつける魅力(2018.5.27)

宣教題  「人を引きつける魅力」        宣 教  今田好一牧師
聖 書  マルコ3章7~12節

 イエス様は、わたしたちが経験するすべての苦しみや悲しみを知っておられ、御自分のこととしてその人に寄り添い、内側から癒してくださるお方なのです。

1.神の与えられる恵みとは
神は、私たちの求めとは違う方法で解決される時がありますが、そこには必ず神の最善がなされます。神の恵みは、日常生活の中に溢れています。わたしたちがそのことに気づき目が開かれると、神の愛の中に置かれている自分を知ることができます。

2.群衆が引きつけられた魅力とは
 神の御心を伝え、病を癒し、神の愛を示されたイエス様に、おびただしい群衆が集まります。しかし群衆は病の癒しという魅力にのみ引きつけられたのです。彼らが求めたのは自分や家族の病の癒しだけでした。確かにそれもイエス様の魅力の一つですが、そこには、イエス様がこの地上に来られた本当の理由とのズレがありました。

3.人を引きつける真の魅力とは
 汚れた霊がイエスを見て、「あなたは神の子だ」と叫びます。もしその叫びを許せば、イエス様の魅力が病の癒し、ローマの支配から解放する英雄に留まり、イエス様の十字架と復活の必要もなく、語られる福音が人々に届かなくなります。だからイエス様は厳しく戒め、誘惑を退けられたのです。イエス様の人を引きつける真の魅力とは、わたしたちの心の奥底にある自分ではどうすることもできない悩みや苦しみからの解放、そして何よりも罪からの救いと永遠の命を与えてくださることなのです。
 イエス様はあなたのために十字架にかかり、血潮を流されたのです。この方の魅力に引き寄せられ、この方こそがわたしの神、わたしの救い主と信じて歩みましょう。

聖書朗読(0.4MB)

メッセージ(8.8MB)

礼拝のご案内・行事予定(2018年6月)

礼拝はキリスト教会の最も大切な行事です。私たちのいのちの糧である聖書の言葉が、わかりやすく語られます。讃美歌を歌い、祈ります。 神さまを讃え、救いにあずかった感謝を表します。

◎ 主日礼拝 (毎週日曜日)
第1礼拝 :AM 9:00 ~ 10:15
第2礼拝 :AM10:45 ~ 12:00
第3礼拝 :PM 7:00 ~ 8:00
○成人科プログラム (毎週日曜日)
AM9:30 ~ 10:15
楽しい聖書の学び 1階集会室にて
お話は毎回完結します。
いつでもお入りください。
3日(日) 第1聖日 礼拝
「上からの知恵」
ヤコブ3:13~18
ダビデの油そそぎ
サムエル上16:6~13
鎌野 健一
10日(日) 第2聖日 花の日礼拝
「祝福への招き」
ルカ14:12~24
祈りと証し
17日(日) 第3聖日 父の日・伝道礼拝
「天の父への祈り」
マタイ6:9~15
天の父への祈り
使徒1:3~8
増永 茂
24日(日) 第4聖日海外宣教日礼拝
「主の弟子になる」
ルカ14:25~35
ソロモンの知恵
列王記上3:16~28
山崎 美鈴

祈祷会 恵みの分かち合い (毎週水曜日)  AM 10:30 ~12:00、PM 7:00 ~ 8:30

祈祷会は毎日の家庭の祈りに加えてクリスチャンが心を合わせて神に問い、神と語る集会です。キリスト教にとって、祈りは「ご利益の祈願」や「瞑想」ではありません。 神さまのみこころが私たち世界に満ちることを願い、さらに救われたことを、神さまに感謝するものです。

 

6月行事予定

■  3日(第1聖日)礼拝 6月誕生者祝福 聖餐式 教会総会(定期総会)
10日(第2聖日)花の日礼拝
17日(第3聖日)父の日礼拝・伝道礼拝 Happy Sheep
24日(第4聖日)海外宣教日礼拝

7月行事予定

1日 (第1聖日)礼拝 聖餐式 7月誕生者祝福  教会学校教師研修会②  チラシ配布
8日(第2聖日)礼拝
15日(第3聖日)教団創立記念日礼拝
22日(第4聖日)礼拝
29日(第5聖日)特別伝道礼拝  特別集会  バルナバ・ミッション祈祷会

大いなる委託(2018.5.20)

宣教題  「大いなる委託」       宣 教  川原﨑晃主管牧師
聖 書  ルカ24章44~49節

 復活された主イエスが人々と食事を共にしながら語られることに、人々は耳を傾けています(36~43節)。それは、新しい夜明けへの備えの時でした。主イエスは、ご自身の証人として人々を遣わすに際して大切なことをされました。

1.心を開かれる  44~48節
 主イエスは、すでに旧約聖書で預言されていた十字架と復活による罪の赦しを得させる救いの真理を分からせるために、人々の心を開かれました。そのように、主イエスに心を開いていただいた者は、人々に福音を宣べ伝える主の証人となるのです。
 主の証人は、福音を「エルサレムから始めて」地の果てに至るまで、そして今日の私たち一人ひとりにまで届ける働きをしてきました。主の証人とされている一人ひとりは、その恵みと特権に与っていることを忘れないようにしたいものです。

2.聖霊を注がれる  49節
 主イエスは、かつて地上で始められた働きを、今なお継続しておられます。しかし、その働きを委託された弟子たちは、それにふさわしくなかった者たちでした。そこで、主の働きは、聖霊を注いでいただいた弟子たちを主の証人として遣わすことによって進められ、教会は前進していきました(使徒言行録2章32~33節)。
そのためには、弟子たちが「都にとどまって」、聖霊が注がれるのを待ち望むことが必要でした(使徒言行録1章3~5節)。そこでは、一人ひとりの弟子たちが、祈り合う中で心探られ、砕かれた心をいただいて不純なものが除かれ、謙虚な心にされた時に聖霊が注がれたのでした(使徒言行録1章14節)。私たちは、このようにして聖霊を注いでいただくことによって、主の証人としてふさわしい者とされるのです。

聖書朗読(10.9MB)

お祈りとメッセージ(0.4MB)

恵みによる飾りを(2018.5.13)

宣教題  「恵みによる飾りを」       宣 教  川原﨑晃主管牧師
聖 書  ルカ14章7~11節

 主イエスは、「へりくだる者」を祝福され、その信仰の歩みに恵みによる飾りを装させてくださいます(11節)。

1.主イエスの前に低くされる 
 ここにある婚宴の席での席順のたとえ話は、礼儀作法の美徳や利口な処世術を教えているのではありません。ここで主イエスが求められていることは、人が自分のうちに高められるものは持ち合わせていないことを知って、真に低くされていることです。そこで見えてくるものは、十字架に死んで復活された主イエスの救い恵みの豊かさです。この主イエスの謙遜が私たちを救いに導き、主イエスの救いが私たちを謙遜へと導くのです。
 このように主イエスの前に低くされることにより、主イエスの心をもって他者を尊敬し、信頼する関係が生まれてくるのです(フィリピ2章3節)。

2.主イエスによって高められる 
 「へりくだる者は高められる」ようにされるのは、人がとても及びもつかないほど高く、そして聖なるお方である主イエスご自身です。この主イエスが、心砕かれて、へりくだる者と共にいて、命を得させて、生かし続けてくださるのです(イザヤ書57章15節)。
 この主イエスの恵みの中に生かさている時に、その恵みの高さ、大きさを見させてくださり、「低くされ、へりくだる者が高められる」ことを経験させてくださいます。ここに、主イエスにある特等席があります。一人ひとりは、この恵みの特等席に招かれているのです。

聖書朗読(0.4MB)

お祈りとメッセージ(11.5MB)

歓喜する力(2018.5.6)

宣教題  「歓喜する力」          宣 教  川原﨑晃主管牧師
聖 書  ヤコブ3章1~12節、コロサイ3章16節

 神の創造の業に忠実に存在している自然界の草木は、世界に歓喜をもたらします。同じように、神を賛美し、人々に祝福を語るために造られた人の舌は、周囲に歓喜をもたらします。それに対して、信仰上の問いかけがなされています。

1.言葉が制御されているか 
 ここには、言葉を使うことの責任の大きさを述べており、その言葉を発する「舌は小さな器官」であるにもかかわらず、次のような問題を生じさせ、時に悲劇をもたらします。小さな舌の大きな失敗(1~4)、小さな舌の大きな表現(5節)、小さな舌の大きな影響(5~6節)、小さな舌の大きな悪(7~8節)、小さな舌の大きな欺き(9~12節)と指摘されています。お互いの舌はコントロールされているでしょうか。
 とりわけ、神の御言葉の証人として立てられた教師に対しては、その責任の重いことを教えています(1~5節)。ですから、教師はいつも御言葉に従って生きることを通して、主の御業がなされる働きに加わっていくのです(イザヤ書50章4節参照)。

2.キリストの御言葉が宿っているか
 信仰者が言葉で失敗しないために、どのような備えをしたらよいのでしょうか。ヤコブは、俄然、内側の「内心」に光を当てています(13節以降)。言葉は、結局心の表れであり、心に「毒」があると、それが言葉に表れてきます(8節)。ですから、主イエスによって心から毒を取り除き、心を造り変えていただく必要があるのです。
 主イエスが信仰によって私たちの心に生きていてくださり、主の御言葉がいつも心に宿っているならば、互いに祝福を語り合い、主への賛美に溢れる信仰の歩みとなります(コロサイ3章16節)。ここに、小さな舌がもたらす大きな祝福があります。

聖書朗読(1.2MB)

メッセージ(11.5MB)