月別アーカイブ: 2018年8月

限りなく豊かな恵み(2018.8.26)

宣教題  「限りなく豊かな恵み」        宣 教  小平徳行師
聖 書  エフェソ2章1~10節

神は私たち人間に「限りなく豊かな恵み」を与えて下さいます。この恵みによって人間は救われ、人生は全く変えられます。真の希望はここにあります。

1.罪人を救う恵み(1~3節)
 神の恵みは、受ける価しない罪人に与えられます。人間は皆、生まれながらにして自分の過ちと罪のために霊的に死んでいます。神から離れ、悪魔、肉欲の奴隷となっており、その結果、神の怒りを受け、永遠に滅びるべき者なのです。それにもかかわらず神は罪深い私たち人間を救う道を備えて下さいました。

2.キリストにおける恵み(4~9節)
このような罪深い人間を神はご自身のひとり子、イエス・キリストを通して救って下さいます。それは神の豊かな憐れみとこの上ない愛のゆえです。神はキリストの十字架により人間の罪を赦し、神との関係を回復させ、霊的な命を与え、「キリストと共に生かし」、そして「共に復活させ」、信じる者に新しい命、死に勝利した復活の命を与えられます。さらに、キリストと「共に天の王座に着かせ」、天の立場を先取りさせて下さるのです。この救いは私たちの善行によるのではなく、キリストによる神の恵みを信じて受け取ることによって得られます。

3.神に造られた者として生きる恵み(10節)
キリストを信じるとき、人間は新しく造られた者とされます。それは「善い業を行って歩む」ためです。神は私たちひとりひとりに人生の目的を与え、善い業を備えて下さっています。この限りなく豊かな恵みを、信仰によって受け取らせていただき、真に生きがいある人生を送りませんか。

聖書朗読(0.8MB)

メッセージ(11.8MB)

礼拝のご案内・行事予定(2018年9月)

礼拝はキリスト教会の最も大切な行事です。私たちのいのちの糧である聖書の言葉が、わかりやすく語られます。讃美歌を歌い、祈ります。 神さまを讃え、救いにあずかった感謝を表します。

◎ 主日礼拝 (毎週日曜日)
第1礼拝 :AM 9:00 ~ 10:15
第2礼拝 :AM10:45 ~ 12:00
第3礼拝 :PM 7:00 ~ 8:00
○成人科プログラム (毎週日曜日)
AM9:30 ~ 10:15
楽しい聖書の学び 1階集会室にて
お話は毎回完結します。
いつでもお入りください。
2日(日) 第1聖日 創立72周年 記念感謝礼拝
「感謝の心を拡大する」
フィレモン 1~7
マルタとマリヤ
ルカ10:38~42
鎌野 健一
9日(日) 第2聖日 長寿祝福礼拝
「晩年に神の祝福を」
フィレモン 8~25
祈りと証し
16日(日) 第3聖日 礼拝
「新しい家族への道」
マルコ3:31~35
ザアカイ
ルカ19:1~10
増永  茂
23日(日) 第4聖日 礼拝
「今という時の間に」
ルカ16:19~31
ヨブ
ヨブ1:1~22
山崎  勝
30日(日) 第5聖日 伝道礼拝
「すべての人が良い地に」
マルコ4:1~20
若い日に造り主を覚えよ
コヘレト12:1~14
鎌野 健一

祈祷会 恵みの分かち合い (毎週水曜日)  AM 10:30 ~12:00、PM 7:00 ~ 8:30

祈祷会は毎日の家庭の祈りに加えてクリスチャンが心を合わせて神に問い、神と語る集会です。キリスト教にとって、祈りは「ご利益の祈願」や「瞑想」ではありません。 神さまのみこころが私たち世界に満ちることを願い、さらに救われたことを、神さまに感謝するものです。

 

9月行事予定

2日 (第1聖日) 創立72周年記念感謝礼拝 聖餐式 洗礼式 9月誕生者祝福  チラシ配布
9日(第2聖日)長寿祝福礼拝  敬老感謝会  役員会
16日(第3聖日)礼拝、文書伝道デー
23日(第4聖日)礼拝
30日(第5聖日)伝道礼拝  アンサンブル・シオン創立51周年記念定期演奏会

10月行事予定

7日(第1聖日)世界聖餐日礼拝 聖餐式 10月誕生者祝福
14日(第2聖日)神学校デー礼拝  避難訓練  役員会
21日(第3聖日)礼拝  
28日(第4聖日)宗教改革記念日・伝道礼拝  Happy Sheep

聖霊の導きの中で(2018.8.19)

宣教題  「聖霊の導きの中で」        宣 教  今田好一牧師
聖 書  マルコ3章20~30節  1コリント12章3節

イエス様は、食事ができなくても救いの御業をされました。これがイエス様の愛の姿であり、この愛の究極に主イエスの十字架があるのです。

1.聖霊なる神の導きの中で  20~23節前半
聖霊なる神の促しは、神に仕え、献身の思いを明確にしますが、自分の考えだけで事を起せば、イエス様の御業に反対する二グループのように結果や人の評価ばかりが気になります。わたしたちはその違いをよくわきまえ、わたしたちも聖霊なる神の導きの中で、熱心な福音のための奉仕をさせていただきましょう。

2.愛に生きる方の力ある言葉  23節後半~27節
主イエスは、ご自身において働かれる聖霊の御業を非難した律法学者たちに、二つの譬えをもって反論されました。ここに全く愛のない律法的な理屈と愛に満ち溢れた力ある言葉の違いを見ることができます。私たちは、この愛に生きる方の力ある言葉をしっかりと握って歩んで行くことが求められているのです。

3.聖霊を冒涜することの罪  28~30節
 主イエスの十字架の贖いを信じる信仰により、すべての罪は赦されます。その信仰を聖霊なる神が与えてくださるのです。しかし律法学者たちは、イエスの力ある御業の原動力を悪霊のせいにし、聖霊を冒涜します。ですから「聖霊を冒涜する者は永遠に赦されず、永遠に罪の責めを負う」(29節)と言われたのです。
 わたしたちは聖霊の導きの中で信仰が与えられ、罪赦され救われました。それは、神に愛を注がれた者として神と人に仕えるためです。聖霊こそが、私たちを神に向かわせる働きをしておられる方なのです。

聖書朗読(1MB)

礼拝メッセージ(6.9MB)

信仰の知恵をもって生きる(2018.8.12)

宣教題  「信仰の知恵をもって生きる」   宣 教  川原﨑晃主管牧師
聖 書  ルカ16章1~13節

神が人に与えてくださる知恵は、窮地に立たされた時に働きます。ここに登場する管理人のやり方は、とても褒められたものではありませんが、懸命に知恵を働かせた人のたとえ話です。信仰の知恵を働かせることの必要を教えています。

1.危機に対応していますか 
 主人は、不正な管理人を抜け目のない知恵ある人だと褒めています。管理人は、生きるか死ぬかの土壇場であると危機感を持っていたために、この世の知恵を最大限に用いて対応しようとしたのです。
 主イエスはこのたとえ話を通して、「光の子」である信仰者が苦難や誘惑といった危機に直面した時に、信仰の知恵をもって対応するように語られたのです(8節)。共にいてくださる主イエスによって支えられ、信仰の知恵をもって乗り越えていくのです。

2.信仰が首尾一貫していますか 
 このたとえ話は、この世の子らと光の子らとを対比しつつ、信仰者が生活の場で、徹底して光の子として生きているかと問いかけています。光の子として歩んでいると言いつつ、どこか妥協したり、曖昧にしたり、中途半端な歩みとなっていないかと語るのです(8節)。
 信仰者は、神によって「永遠の住まいに迎え入れて」くださるのですから(9節)、任されている富を生かし、首尾一貫して光の子として生きるのです(13節)。この世で起こってくる「小さな事」に忠実な者は、神が任される「本当に価値ある」すなわち「大きな事」にも忠実な者とされるのです(10~11節)。

平和を実現する人(2018.8.5)

宣教題  「平和を実現する人」       宣 教  川原﨑晃主管牧師
聖 書  ヤコブ3章17~18節

 平和は、人が常に限りなく求める神との密接な関係にある生活状態です。キリスト者は、それを生活の目標としつつ、それに生きるのです(18節)。

1.神の義がともなって 
 ヤコブは、「平和を実現する人々は、幸いである。その人たちは神の子と呼ばれる」(マタイ5章9節)との主イエスの御言葉に触れ、それが彼の心にありました。ただ、主イエス同様に(ルカ12章51~53節)、平和を実現するピースメーカーは、またトラブルメーカーでもあります。それは、苦悩する中で信仰を保ち、いかなる状況下でも信仰生活が建て上げられていくために必要なことです。
 私たちの家庭に、私たちの生きている場に神の義を実現していかなければ、本当の平和は実現しません。事なかれ主義に陥ることなく、神の義なくして、平和はないことの証しに生きる者とされましょう。

2.平和の心をもって 
 「平和を実現する人々は」、「平和のうちに」とあるように、聖霊に照らされて「上からの知恵」をいただいて神の前に謙虚にされ、平和の心をいただいていることが大切です(17節)。そのためには、十字架を前にして持っておらキリストの平和をいただいていることが必要です(ヨハネ14章27節)。
 平和を実現する人は、義の実を結ばせる種を忍耐をもって蒔き続けるのです。そうすると、主なる神が、愛をもって刈り取ってくださいます。ですから、理解を得られない関わりの場においても、平和な心で、祈りと愛をもって、主に助けていただきながら歩み続けていきましょう。

聖書朗読(0.2MB)

メッセージ(10MB)